お盆に迎えた先祖の精霊を送る京都の伝統行事「五山送り火」が昨夜行われ、テレビでも放映された。
加藤登紀子さんが歌われる歌とともに五山に火が灯っていく。
大勢の人達が今年の大文字は、東日本大震災で犠牲となった人達への鎮魂を祈られたことと思います。
私も幼い時から京都で大文字をずっと見てきましたが、今年は特別な思いでテレビに映し出される大文字を見て祈りました。
大津波で倒された岩手県の陸前高田市のマツを「大文字」で燃やす計画が放射性物質への懸念から中止され、京都の二転三転の対応に全国から批判や苦情が殺到する事態になったという。
人夫々の思いがあるだろうけれど、生まれ育った京都がこんな対応しかできないのかと とても恥ずかしく残念に思い、故郷京都への思いがずいぶん薄くなってしまったように感じた。