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TANAKAHAN日々思った事を綴ってみたりして

不吉な雲

2010-08-06 23:40:03 | Weblog
仕事から帰宅するとマンションの前で数名の町民が空を見上げている。見上げると金峰山の上空に丸く厚い雲がある。その雲の中で稲妻が閃光を放っている。映画『宇宙戦争』で見た不気味に光る雲。「まさか!宇宙人襲来か?」と胸騒ぎがしたが、人々が眺めていたのは二の丸公園方面だった。今日は花火大会らしい。ならばと帰宅してイチデジスタンバイ。20時からの花火打ち上げに合わせて暫くシャッターを切り続ける。まあまあの一枚が撮れたので部屋に戻る。個人的には花火よりも稲妻の方に見応えを感じたのだが、上手く撮れなかった。今にも何かが飛び出しそうな不吉な雰囲気の積乱雲が何となくキノコ雲みたいだった・・・広島に原爆が落とされたのは65年前の今日。広島で追悼式典が催されていた。落とされたことは仕方がなかったという雰囲気が漂っている。だが僕には「仕方なかったこと」だと思えない。広島も長崎もなぜ街のど真ん中に落としたのか?広島と長崎が恣意的に選ばれたように言われているが、それは本当の理由を隠すための情報操作で、実は最初から標的は決められていたと思われる。日本国民に知られると都合が悪い本当の理由とは何だったのか?この2箇所には重要な造船施設があった。広島(呉)には戦艦大和を造船したドックがあり、長崎(佐世保ではなく長崎市内)には戦艦武蔵を造船したドックがあった。目的はこの二つの施設の破壊であった。つまり、その造船所周辺さえ狙えば良かったのだ。それをなぜ街の中心部を、しかも通勤ラッシュを狙って投下する理由などあってたまるか。非戦闘員である一般市民を巻き込む戦闘行為は、明らかに国際法に違反していたのではなかったのか。【8/11追記】戦艦武蔵の造船所を佐世保と記載していましたが、長崎市内の間違いでしたので訂正しました。
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