金曜は、月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、本当なら前回(R6.8.23)の「ダニー」の続きですが、ここで木鶏クラブの話を書かないと、かなりズレ込んでしまいます。そんな訳で、申し訳ないですが、「ダニー」の話は次回までお待ちください。
8月は、お酒を飲みながら『致知』8月号の感想を語り合う「ビール例会」。当然ながら宴会料理も出てくるので、「それを楽しみに来ました」と言う方もいて、和やかな雰囲気で始まりました。
ところで、この頃、特定の記事に人気が集中する傾向があります。8月号では、林成之先生の「脳が求める生き方」がソレでした。
まず、36頁の「そうだね」や37頁の「悔しい」「勝ちたい」に関するS先生の感想。「人間は、放っておいたら過去を考えてしまうので、なかなか前向きにはならない。だから、前向きになる様に努力しなくてはならない。脳に働きかけてから、脳が出来る様になるまで最低3ヶ月はかかる。だから、今から『そうだね』と言い続け、3ヶ月後には前向きになって『そうだね』と言える様になりたい」との話でした。
私が学級で何かを始めた場合、成果が出るまで概ね3ヶ月前後かかります。これ、S先生が仰っている脳の働きと合致すると思いました。とっても納得です。脳の働きについて詳しいS先生から「お墨付き」をいただいた(?)のですから、これからは見通しをもって何かを始める事が出来ます。
同じ記事の37頁に書かれていた、相手を貶(オトシ)める事は脳に良くない…に関してO先生。「諸事情で、急に仕事の人手が足りなくなると、その事へ不満を言う方がいる。気持ちは分かるが、ここで不満を言っても仕方がない。その状況の中で、どこまで自分が出来るのか…と考えながら私はやっている。仕事と言うのは、与えられたものなのだから。でも、その考え方を若い人には言わない様にしている。ドン引きされてしまうので」との話でした。
これ、相互フォローしてくださっている「みんなで公立学校教員になろう」さんの記事でも、ほとんど同じ事が述べられていました。もちろん、私も全く同じ意見です。不満を言うのは、後で帰宅してからでも出来ます。まずは目の前の問題を解決していかないと、次に進めません。O先生の話を聞いて、「さすが、プロだなぁ」と嬉しく感じました。
今回、O先生は心に響く話が多かったです。横田南嶺先生と栗山英樹先生の対談「さらに参ぜよ三十年」についても、「職場では自分が最も年齢が高い。そのため、みんなが気を遣ってくださる。だから、その事で自分がイイ気になって、上から目線で話をしない様に気を付けている。御世話をしている認知症の方は、プライドを傷つけない様、特に注意している。でも、この対談記事を読んで、本当に自分は出来ているのか気になった」と、いい話がありました。
私なんか特にそうですが、人間は大事にされたり褒められたりすると、ついつい調子に乗ってしまいがちです。そして、偉そうにして失敗する…振り返れば、私もやっていました。だから、機会がある度、こうやって自分を振り返る事は大切だと思います。
振り返るで言えば、田村哲夫先生と上甲晃先生の対談「教育への思い尽きることなし」。この記事についてT先生が、「茶碗の持ち方を、自分は間違えて身に付けていた。それに気付いた時、多くの人は『今の若い者は、茶碗の持ち方も知らない』と言うのではないか。しかし、青年塾で会った時の上甲晃先生は、『行儀のイイ持ち方は、こうや」と言って教えてくれた。記事にある通り、確かに上甲先生は『今の若い者は…』と言った事がない」と話していました。
これも、O先生が話した内容と同じです。相手の気持ちや立場を考え、無理なく相手に伝わる様に接していた訳です…上甲晃先生は。うん、本当に、こうありたいものです。
お酒の影響で、いつも以上に陽気で楽しい(少々騒がしい…かも?)例会でしたが、学びも沢山ありました。これで、気合いを入れて2学期を迎えられます。
書き忘れていましたが、今回も会場は駅前のネストホテル札幌。日時は通常と違い、第4木曜である8月22日の18時40分からでした。これは、お盆を避けるためと、少しでも早くから飲みたい為の措置です。
9月例会は通常に戻り、第3木曜にネストホテル札幌で開催されます。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
8月は、お酒を飲みながら『致知』8月号の感想を語り合う「ビール例会」。当然ながら宴会料理も出てくるので、「それを楽しみに来ました」と言う方もいて、和やかな雰囲気で始まりました。
ところで、この頃、特定の記事に人気が集中する傾向があります。8月号では、林成之先生の「脳が求める生き方」がソレでした。
まず、36頁の「そうだね」や37頁の「悔しい」「勝ちたい」に関するS先生の感想。「人間は、放っておいたら過去を考えてしまうので、なかなか前向きにはならない。だから、前向きになる様に努力しなくてはならない。脳に働きかけてから、脳が出来る様になるまで最低3ヶ月はかかる。だから、今から『そうだね』と言い続け、3ヶ月後には前向きになって『そうだね』と言える様になりたい」との話でした。
私が学級で何かを始めた場合、成果が出るまで概ね3ヶ月前後かかります。これ、S先生が仰っている脳の働きと合致すると思いました。とっても納得です。脳の働きについて詳しいS先生から「お墨付き」をいただいた(?)のですから、これからは見通しをもって何かを始める事が出来ます。
同じ記事の37頁に書かれていた、相手を貶(オトシ)める事は脳に良くない…に関してO先生。「諸事情で、急に仕事の人手が足りなくなると、その事へ不満を言う方がいる。気持ちは分かるが、ここで不満を言っても仕方がない。その状況の中で、どこまで自分が出来るのか…と考えながら私はやっている。仕事と言うのは、与えられたものなのだから。でも、その考え方を若い人には言わない様にしている。ドン引きされてしまうので」との話でした。
これ、相互フォローしてくださっている「みんなで公立学校教員になろう」さんの記事でも、ほとんど同じ事が述べられていました。もちろん、私も全く同じ意見です。不満を言うのは、後で帰宅してからでも出来ます。まずは目の前の問題を解決していかないと、次に進めません。O先生の話を聞いて、「さすが、プロだなぁ」と嬉しく感じました。
今回、O先生は心に響く話が多かったです。横田南嶺先生と栗山英樹先生の対談「さらに参ぜよ三十年」についても、「職場では自分が最も年齢が高い。そのため、みんなが気を遣ってくださる。だから、その事で自分がイイ気になって、上から目線で話をしない様に気を付けている。御世話をしている認知症の方は、プライドを傷つけない様、特に注意している。でも、この対談記事を読んで、本当に自分は出来ているのか気になった」と、いい話がありました。
私なんか特にそうですが、人間は大事にされたり褒められたりすると、ついつい調子に乗ってしまいがちです。そして、偉そうにして失敗する…振り返れば、私もやっていました。だから、機会がある度、こうやって自分を振り返る事は大切だと思います。
振り返るで言えば、田村哲夫先生と上甲晃先生の対談「教育への思い尽きることなし」。この記事についてT先生が、「茶碗の持ち方を、自分は間違えて身に付けていた。それに気付いた時、多くの人は『今の若い者は、茶碗の持ち方も知らない』と言うのではないか。しかし、青年塾で会った時の上甲晃先生は、『行儀のイイ持ち方は、こうや」と言って教えてくれた。記事にある通り、確かに上甲先生は『今の若い者は…』と言った事がない」と話していました。
これも、O先生が話した内容と同じです。相手の気持ちや立場を考え、無理なく相手に伝わる様に接していた訳です…上甲晃先生は。うん、本当に、こうありたいものです。
お酒の影響で、いつも以上に陽気で楽しい(少々騒がしい…かも?)例会でしたが、学びも沢山ありました。これで、気合いを入れて2学期を迎えられます。
書き忘れていましたが、今回も会場は駅前のネストホテル札幌。日時は通常と違い、第4木曜である8月22日の18時40分からでした。これは、お盆を避けるためと、少しでも早くから飲みたい為の措置です。
9月例会は通常に戻り、第3木曜にネストホテル札幌で開催されます。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。