広告の雑誌で見つけた映画の広告。
強烈に惹かれました。
昔から、明るいものより暗いものに惹かれます。
「毒を持って毒を制す」じゃないけれど、
明るいことだけ考えて世の中を生きていく強さを僕は持っていません。
世の中は暗いし、冷たいし、汚い。
それを認めた上でないと、楽しさや幸福を見つけることが
僕にはできません。
そしてそれは僕だけでなく、
多くの人が持っている感覚なのではないでしょうか。
「自分のことばかりで情けなくなるよ」。
多くの若者が持っているであろう
「上手く生きられない」「本当は優しくありたい」という感覚に
そっと触れるような素敵な言葉だと思います。