コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

人からどう思われるか気にしない人

2014-02-18 12:13:27 | 日記
家のチャイムがなった。
ドアを開けた。

「すいません。今度、子供の教育について講演会をするものなんですけど。」
そこで一呼吸置き、
「お子さんがいらっしゃる家庭ではなさそうですね。」

「はい。」
僕はなんだかよくわからない会釈をしてドアを閉めた。

おいおい、
と思った。


もしこの方が僕の近しい人だとしたら、
僕は人として信用しないでしょう。

「嫌う」という意味ではなく、
この方が話すこと、行動を信用し過ぎない、
という意味です。


「教育」というテーマで話を聞いてもらいたいのに、
学生でも住んでいそうなアパートに飛び込みで次から次に訪問していく、
というのはあまりに非効率すぎないでしょうか。

チラシを作って、街でお母さん世代に配るなり、
幼稚園にお願いするなり、
まだ良い方法が限りなくあるように思います。

その発想力は教育を語る人としては少しまずいような気がしますが。
そしてそれについて助言してくれる信頼関係を持った人がいない、
つまり誰かと信頼関係を築く力がないということも考えられます。


そして、最も僕が不安視すること。
「他者の視点がない」。

僕はビビリです。
あんな営業活動はちょっと耐えられそうにない。
だから、凄いとも思うんです。
メンタルが強いなあ、と。

「人からどう思われるか(必要以上に)気にしない人」というのは
それだけで強いと思うし、羨ましいとも思う。

ただ、それは結果を出していればの話。

社会で活躍している人には、
ビビらず、人や物事にアグレッシブに向かっていっている人が多いと思います。
けれど、そんな人も実は繊細な面も持っていて、
それを凌駕するほどの強靭な精神力を持っている人なんだと思います。
僕もそんな人になりたいと思います。


一方、先天的にと言ってもいいほどの「他者の視点がない」人がいるのも事実。
それは「社会性」がないということを意味します。

利己的に物事を考え、
話をしていても論点が見えておらず、
人の話を遮って、
自分の話したいことばかりを話す。

僕の社会人としての経歴は
まだまだへなちょこなので
本当に偉そうなことは言えないのですが、
そういう人は結果も出ていないし、周りから必要とされていないように思います。


社会を生きる上で、
「人から見てこれはどうか」って心配しながら動くのが、
もしかしたら1番の成長の近道かもしれませんね。


こんな日記を書いて恐縮ですが、
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文章力、考える力、伝える力を向上させていきたいので
できるだけ多くの人に読んでもらえるようこれからも、毎日、頑張ります。

前に進んでるなら、全然ダサくない。

2014-02-17 10:40:07 | 日記
仕事で失敗した時、
人生が上手くいかない時、
叶わぬ恋を憂いている時、
恥ずかしいことをしてしまった時、
言ってしまった時、
人にバカにされた時、

自分のことをカッコ悪いな、と思う。
ダサいな、と思う。
ダメだな、と思う。


そんな自分に対しての、
そして願わくば、誰かに対しての、
そばにいてあげるような言葉を作りたいと思った。



前に進んでるなら、全然ダサくない。


きっと僕は前に進んでる。
きっと、あなたも。
だから、全然ダサくない。



さ、今日も進むか。

夜に、阿呆みたいに。

2014-02-17 01:06:58 | 日記
若者向けの恋愛映画では、よく恋人が死ぬ。

でも、恋人を失ったおじいちゃんやおばあちゃんは
そこらじゅうにいる。
若くないだけで、恋人を失うという
映画になるほどの悲劇を経験した人は
そこらじゅうにいる。
日常茶飯事なんだ。


僕には、まだ想像もできない。


僕は別に、綺麗な人をたくさん抱いたりなんてしなくていいから、
1人のことを阿呆みたいに好きになりたい。
馬鹿みたいに大切にしたい。

だから、強くなりたい。


少し酔った真夜中の散歩道。
クリープハイプの「傷つける」を聞きながら、
そんなことを思った。

やるしかないから、やるしかない。

2014-02-15 22:18:18 | 日記
今日、仕事で嫌なことがありました。
一昨日もありました。

キレそうになりました。
でも、キレませんでした。
グッと堪えました。


ここまで読んでいただいて、
「全く同じだ」と感じていただけた方、多いのではないでしょうか。

つまり、所詮、その程度ということ。
みんな同じで、自分だけが辛い思いをしているのではないということ。
そしてみんな頑張っているということ。

でもこれが繰り返されるのはしんどい。
だから、僕は成長したい。
とてつもなく成長したい。

嫌なことがあった時、
なぜそれは起きたか、自分にもっとできることはなかったか、
少しでも前に進むヒントはないか、
僕は必死で探します。

でないと辛いままだ。
同じようなことが起きたとき、また同じように辛いのではあまりに虚しい。
成長をすることが、唯一の楽になる方法のように思う。

だから、「仕事は適当に、楽をしたい」と考える人が
僕はちょっとわからない。
決してその生き方を否定はしないけど
辛いことは避けようがない。

辛いことが起きたとき、
前に進もうとせず、
自分以外のせいにしたり、
キレたりして発散するようでは、
それが永遠に繰り返されるだけのように思う。

そんな人生を生きる勇気が僕にはない。


「やるしかないから、やるしかない。」

人材会社マイナビの広告コピー。
これは就活生に向けた就活のことを言っているのですが、
仕事だってそうだ。

逃げ道はない。

しのごの言わず、
仕事するしかないから、仕事するしかない。

生きるしかないから、生きるしかない。

愛するしかないから、愛するしかない。


いや、最後のは、ちょっと余談です。


大丈夫ですか?
ぼく、若造のくせに、偉そうなこと言ってないですか?

K-mix RADIO CMコピーコンテスト (2)

2014-02-14 16:01:05 | 日記
では予定通り、
K-mix RADIO CMコピーコンテストの作品をもう一つ発表したいと思います。
K-mix RADIO CMコピーコンテストについては、2日前の日記を参照してください。

選んだ会社は、丸善製茶株式会社様。
文字通りお茶を作っている会社で、
課題は「お茶を飲む事がオシャレといわれるCMコピー」でした。

正直、かなり苦戦しました。

なぜなら、様々な賞の過去受賞作を見ても
ラジオCMは聴いた人をクスリと笑わせるような
ユーモア重視の作品が多いからです。

音声だけで人に訴えかけようと思ったら
堅苦しい言葉を並べられても人は受け入れにくいでしょうから
当然の流れだと思います。

20秒の音声だけで、オシャレとは縁遠いお茶を
オシャレだと感じさせる、笑わせることのないCM。

今の僕には難しいミッションでした。
ので、燃えました。


まず「オシャレ」とは何かを考えました。
ファッションでいうと、
誰でも着ているような服を着ている人に対してオシャレという言葉は使いません。
つまり洋服の中に何かしらの個性があって人は「オシャレ」と感じるのだと。

では「オシャレ」=「個性」かというとそれも違う。


次に、人物として「オシャレな人」というのは、
自信を持っている人ではないかと考えました。

過度な自信ではなく、「肯定感」に近いかもしれない。

自分はこうあるべきで、
それを他人にどう言われようが恥ずべきことではない、
という自分への自信。

そして何よりも、僕自身、そういう人に憧れる。


「オシャレ」=「個性」+「自信」

それが今回の僕の結論です。
ならば、そういう人物を表現しよう、
そして企業のリクエストとしても書かれていた「斬新なもの」を作ろう、
そう考えて作った作品です。


題「日本人ならグリーンティー」

音声:夜の繁華街
男性:
ギターを片付けて、道行く人を眺めてみる。
金髪のミニスカート。
ヘッドフォンから漏れるアメリカの音楽。
そして、僕は、お茶を飲む。
いや、グリーンティーを飲む。ま、どっちだっていいか。
日本人ならグリーンティー。丸善製茶株式会社。



路上ライブをする青年の心の声をそのまま語るという形式です。
商品がお茶なので、対比としてアメリカナイズされていく街を表し、
それを見て青年は「お茶」を「グリーンティー」と言い換えてみるのだけど、
そんなことに意味は無いことに気付き、
「ま、どっちだっていいか。」と達観してみせます。
青年の自分への自信と、それに付随する「オシャレ」感を表現できたのではないかと思います。


これを作っている時に、
このCMができたとして、じゃあこのCMを聴いたからこの会社のお茶を買おう、
となるかと考えたら、そんなことはないと思いました。

けれど、ブランディングをしていくCM、
つまり企業のイメージを長い時間をかけて作り上げていくCMとしては
機能する可能性があるんじゃないかと考えました。

そもそも「お茶飲む事がオシャレといわれるCMコピー」という課題が
そういう性質かもしれません。


なので、勝手にシリーズ化して応募しました。

最後に二つ、発表させて頂いて
長くなってしまった今日の日記を終わります。


題「日本人ならグリーンティー 女子高生編」

音声:放課後
女の子:
パレットと筆を置いて、教室の窓を開けてみる。
サッカー部のかけ声。黒板には消し忘れられた英単語。
そして、私は、お茶を飲む。
いや、グリーンティーを飲む。ま、どっちだっていいか。
日本人ならグリーンティー。丸善製茶株式会社。



題「日本人ならグリーンティー OL編」

音声:カフェ
女性:
小説を閉じて、隣の女子の会話を聞いてみる。
全肯定の相槌。女子はぶつかり合いを避ける。
そして、私は、お茶を飲む。
いや、グリーンティーを飲む。ま、どっちだっていいか。
日本人ならグリーンティー。丸善製茶株式会社。