チャレンジロードで木村圭佑が2位
【開催日】2019/04/07(SUN)
【開催地】静岡県伊豆市 日本サイクルスポーツセンター5㎞サーキット
【レース】13:30スタート 69km (5km×13Laps+秀峰亭前ゴール)
【出場選手】木村圭佑、一丸尚伍・湊諒、横山航太、黒枝咲哉、小山貴大、中井唯晶
44回の開催を誇る国内伝統のレース『チャレンジサイクルロードレース』にて木村圭佑が2位表彰台に登りました。
快晴のコンディションとなった今年のチャレンジロード。スタート直後からペースが上がり、2周回(10㎞)を経過したところで30名ほどが先行します。
ここにシマノレーシングからは木村圭佑、湊諒、横山航太が入り残るメンバーも有力チームも多く残る後方大集団で落ち着いて次の展開に備えます。
しかし、この動きを‘落ち着いて’対処した事が仇となります。
先頭集団では国内トップクライマーの森本誠選手(イナーメ信濃山形)が登りでは先頭固定状態でハイペースでの牽引を続ける事により、追走大集団とのギャップは埋まりません。
動きがあった先頭集団では、体調に問題を抱えていた横山航太がドロップしそのままリタイア、期待された湊諒も序盤に動いたダメージをリカバリー出来ず後方集団に戻ってしまいます。
後方集団からは中井唯晶が数名と抜け出し2周回ほどかけた追走の後、先頭15名ほどの集団に追いつき孤立していた木村の援護に加わります。
しかし、ここでも森本選手のペースアップで中井は先頭争いからドロップアウト。
残り10㎞、木村含む6名ほどの先頭集団が形成されそこから岡選手(宇都宮ブリッツエン)がアタック。
木村含む数名は追走しきれずじわじわと差が広がり、そのまま岡選手が独走勝利。
▲チーム唯一先頭に残った木村が冷静にレースを進める Photo:Satoru Kato (http://www.cyclowired.jp/)
▲先頭集団を牽引する木村圭佑 Photo:Satoru Kato (http://www.cyclowired.jp/)
追走小集団では、木村がスプリントで先着。2位となり、苦戦したチームに最低限の結果をもたらしてくれました。
チーム全体としてはシーズン序盤の疲労が見え良い状態ではありませんでしたが、現在置かれている体調の波を知る機会ととらえています。
トレーニング計画を練り直し、5-6月の重要レースに照準を合わせてゆきたいと考えています。