寒さにめげず、外歩き

寒風の中、武蔵小金井の江戸東京たてもの園へ行ってきた。
さ～むい、さむいで、体が縮こまり、思うようには見れなかったが、建築家の前川國男邸のシンプルな美しさに魅せられた。
三井八郎右衛門邸はひときわ大きく立派で「お屋敷」というのはこういうのをいうのだろう、一緒に行った夫は、「寒い、寒い」とふるえて(情けない！）、外の陽だまりで待っているといって入ってこないので、私1人で屋敷の中へ入っていった。誰も他の観覧者がいないしーんとした大きな土蔵の中を、一人ひたひたと歩いていたら、なんだか急に怖くなってしまい、そそくさと出てきてしまった。
子どもじゃあるまいし、おばさんのくせに、なんということ！トホホ

やっぱり貧乏症の私には、お屋敷よりも「狭いながらも楽しい我が家」、皆で肩寄せ合って暮らす方がいいかも…

「子宝湯」という昔の銭湯があった。東京の銭湯の代表的なもの。
とても立派でお寺のような風格ある外観。中に入るとなつかしい例の脱衣カゴが並んでいた。お風呂場の壁にはもちろん富士山の絵が！