京都マラソン2014 ～ウナギイヌの怪走なのだ

１０キロ過ぎ、５時間半のペースランナーに追いついた。
５時間のペースランナーに追いつこう！と無謀なペースアップ。

仁和寺の前ではお坊さんの応援。



お経を唱えて応援してくれる…と聞いていたんだけど、静かだった。



きぬかけの道を行く～。
標識の向こうに「大」の字。



歩行者を横断させるために所々コースが狭くなる。
全体的にコースの幅が狭いので、人をよけながら走る。

　　ヌルヌルと　人をすりぬけ　ウナギイヌ
　　　　はるちゃんココロの俳句　（季語はウナギ？）

今回も沿道からは「はるちゃん、頑張れ」の声援をいただく。
この神社は…今宮神社らしい。



賀茂川に突き当たったところで、ゆるキャラ集団の誘惑。
８０１ちゃん、おせんちゃん・ボンきち、千本太郎、てらぽん、京ちゃん。
どれが誰だか…？



お世話係のおじさんが、写真撮ってあげるよ！とさらに誘惑。
正面から走ってくるランナー達の冷ややかな？視線を感じつつ、これでいいのだ。



賀茂川を上流に向かう。



そして最初の給食エイドは、バナナと塩飴。
バナナはあったけど、塩飴がなくなっていた。



この調子だと、この先の生八つ橋も品切れになるかも…とあせる。

　　八つ橋よ　待っていてねと　ウナギイヌ

前方に５時間のペースランナーを発見。
やっと追いついたと思ったら、次の給食エイド。
立ち寄っている間にペースランナーさんに抜かれてしまった。

ちょっと固くてかじりにくかったオレンジ。
パンは何も入っていないパン（チーズ味？）とあんぱん。



パンが入っているケースに進々堂、昨日見かけたパン屋さんだ。



おかわりしたいところだけど…ガマンして出発。
給食の後には、必ずお水が置いてあるのでうれしい。

　　あんぱんを　食べた後には　給水だ

少し先で私設エイドのパンの配給があり、チョコパンをいただいた。
チョコパンパワーで再びペースランナーさんに追いつく。



この先は狐坂。
来年からこの坂はコースから外れるらしい。
コースの難易度を下げて、誰でも参加できる大会を目指すと書いてあった。



いつもなら、くじけて歩き始めるところ。
この先に待っている「生八つ橋」を目指して、ペタペタと足を動かす。
伊勢志摩や淡路島や赤穂の坂に比べたら、たいしたことないのだ。

　　ペタペタと　キツネに負けるな　ウナギイヌ

そしてトンネル。



トンネルを抜けると反対側のコースに給食エイド発見。
折り返せば、酢こんぶと生八つ橋のエイド



　　酢こんぶは　好きじゃないのと　通り過ぎ

白いの、茶色いの、緑の、ピンクの…係のおじさんは補給に忙しそう。
あんこは全部黒かったけど、早い時間にはピンクの桜餡とかもあったらしい。

　　食べたいな　季節のおたべ　おいしそう



一種類ずつ４個はその場でいただいて、４個は手に持って。

　　モグモグと　お行儀悪いわ　ウナギイヌ

トンネルを抜けた頃には、食べ終わってしまった。
下り坂は元気よく、ペタペタと駆け下りる。



この辺りから、アンヨに異変が…足のつけ根が痛いワン。
ペタペタ走り、さらに歩幅が狭まる感じ。

これも五山の送り火？法？



北山通に戻り、２６キロ地点。
昨夏、ちくわランでご一緒したあゆみさんが応援してくれている所。
キョロキョロ…折り返してからも、キョロキョロ。
後ろから「はるこさ～ん」の声。
通り過ぎてしまって、ごめんなさ～い！

　　寒い中　応援どうも　ありがとう　（フツーの文だし…）

母の母校の前を通ったり、昔、何回か来た植物園の前を通ったり。
次回からは、植物園の中を通るコースが検討されているらしい。
この時期、お花は咲いているのかな？

　　ウナギイヌ　お花の中を　走りたい

賀茂川沿いの河川敷、走りにくいかと思ったら走りやすかった。
一定のリズムで足を動かしていれば、痛みはひどくならない。



あと１０キロ。
生八つ橋も食べてしまったし、何を目標にがんばろう？
ふと、時計を見てみると…思ったよりいいタイム。
でも…。

　自己ベスト　更新するのは　微妙だワン

そして感動のフィナーレへ、続くのだ。