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[腰の悩み応需] もしかしてギックリ腰!?ぎっくり腰に対する治療法

2017年07月05日 23時00分00秒 | ツクール日記

今回も意外なものの相談が来ましたので折角・・・ということで応需します。
(いや、だから治療院に相談した方が・・・もういいや(´・ω・`) )

急性腰痛症という症状を耳にしたことはありますか?

これでは分からない方は「ぎっくり腰」のがピンとくるかと思います。

ぎっくり腰は急性腰痛症の俗称で地方によっては「びっくり腰」と呼ばれるそうです。

欧米では「魔女の一撃」だそうですね。
(わーRPGで敵が使う必殺技っぽい・・・)

びっくり腰を漢字で書いてみると分かり易いことに「吃驚」・・・
「受け入れる驚き!!」・・・「うむ、意味分からない」・・・となりそうですよね。

こう「吃驚」と書いて「きっきょう」とも読めるんですけどね。
(余計に分からなくなりますよ・・・)

その他に「吃」は「吃逆(しゃっくり)」も用いられる漢字で
急に発する症状で用いられるようですね。

さて、この急に起きてしまう急性腰痛症・・・
この症状は長引くこともあります。

この症状は何で起こるのか?

それは腰椎椎間板ヘルニア(ヘルニア)、腰椎椎間関節捻挫(ようついついかんかんせつねんざ)、
筋性腰椎症、仙腸関節性腰痛(せんちょうかんせつせいようつう)、脊椎すべり症などの症状で起こる他、
運動不足や栄養失調、生活習慣病によって起こることがあります。

例えば、運動不足で挙げるなら、
重い物を持ち上げた時や
寝転がった状態のままでテレビ・パソコン・スマートフォンなどを観たり、
寝転がった状態のままで本を読んだりするなどをすると
今まで動かなかったために急に腰に負担が掛かり、痛みが起こることがあります。
(※長期間運動しない状態からゴルフなどスポーツを行った場合でもあります。)

また、栄養も不足すると骨が弱くなり、腰などに負担を掛けてしまいます。

特に若者で多いのは腰椎分離症(ようついぶんりしょう)であり、
スポーツなどが原因とされます。

1カ月以上続く腰痛で発熱や細菌感染、外傷の既往(外傷治癒後)、
ステロイド薬を用いている場合などはこれら急性腰痛を疑うと良いかと思います。

さて、ここでヘルニアについてですが・・・
ヘルニアについては実際のところ、対症療法でしかありません!
(それ聞くとヘルニアの手術治療・・・あまりしたくなくなりますよね・・・(´・ω・`) )

何故かというと、ヘルニア自体は奥の痛みなため、ツボが届きません!
(少し腰が楽になる程度のマッサージが最大です・・・(´・ω・`) )

当たり前ですが・・・鍼も届きません!
(ツボ押しでダメなら鍼!と思いがちですが、これも腰が少し楽になる程度ですね・・・(´・ω・`) )

ヘルニアは動けない激痛が走るのが多く、
安静治療(自然治療)がほとんどです。
(手術治療という選択もあるらしいですが・・・)

では、まずは東洋医学での経穴(ツボ)の刺激による治療方法を挙げます。

その前にマッサージを行う際に温熱療法(ホットパックやゲルマニウム温浴など)をすることで
患部を楽にし、筋肉のこりをほぐします。
(その後に下記のツボ押しマッサージですね。)

急性腰痛症(ぎっくり腰)でも腰の部位によって刺激する部位は変わり、
腰の左右が痛むまたはそのどちらかが痛む場合は
太陽経である委中(いちゅう)(膝の後面で膝窩横紋(膝裏の横しわ))を刺激し、
効果が弱い場合は
大腸兪(だいちょうゆ)(腰の第4腰椎棘突起の下縁と同じ高さで後正中線から外側1.5寸)を刺激します。
(この経穴は腹痛、腹脹、下痢、便秘、腰背痛、坐骨神経痛にも効きます。)
(ヘルニアにお勧めな経穴です。)

腰の中央が痛む場合は
督脈である水溝(すいこう)(顔の人中溝の中点(鼻と口の間にあるくぼみの真ん中))を刺激し、
効果が弱い場合は
太陽小腸経である後渓(こうけい)(手の甲の第5中手指節関節尺側の近位のくぼみ、赤白肉際)を刺激します。
(ウェブでも説明が多くあるけど、後渓は説明し辛いですな・・・(´・ω・`) )

寝違いの場合はこの配穴以外に
後渓+束骨(そっこつ)(足の外側の第5中足指節関節の近位にあるくぼみ、赤白肉際)を刺激します。

通常の腰痛なら、この束骨からの配穴で
束骨+
飛揚(ひよう)(ふくらはぎの外側、腓腹筋外側頭の下縁とアキレス腱の間で崑崙(こんろん)から上に7寸)+
承筋(しょうきん)(ふくらはぎの腓腹筋の両筋腹の間で膝窩横紋から下に5寸)を刺激します。
(承筋自体は便秘、腰背痛、腓腹筋けいれん、坐骨神経痛などに効果的です。)

では、漢方薬での治療ならば
桂枝二越婢一湯加朮附(けいしにえっぴいちとうかじゅつぶ)、
こちらは冷え性による腰痛に効果的です。
(その前に長くて覚えれんわ!!(#`・ω・´) )

桂姜棗草黄辛附湯(けいきょうそうそうおうしんぶとう)、
こちらは水様性鼻汁を伴う鼻炎や寒気、冷え性による腰痛に効果的です。
(これはドラッグストアで・・・見る・・・かな?(´・ω・`?) )

五積散(ごしゃくさん)、
こちらは更年期障害や月経痛、神経痛、胃腸炎、腰痛、関節痛、頭痛など
様々な痛みに対しても効く漢方薬です。
(これは様々なドラッグストアでも置いてるかと思います。)

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、
こちらは体力が疲れやすいほど低下している場合に用いる漢方薬で
四肢の冷え・口渇・浮腫み(むくみ)・尿量減少などの症状がある場合に効果的です。
(目の症状やそれに伴う肩こり、腰痛、痺れ(しびれ)、排尿障害を改善します。)

意外とよく見るのが芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)、
こちらは体力が低下していなくても用いられる万能な漢方薬で
筋肉の急な痙攣(けいれん)を伴う症状に効果的です。
(急性腰痛症もこれがお勧めかと思われます。)

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などの当帰類も
腰痛には効果的ではありますが、体力虚弱な状態で用いる漢方薬であるため、
こちらはあまりお勧めはしません。

このような漢方薬の内容の問題もあん摩マッサージ指圧師編で出してます。
(ついでの宣伝か~い!!)

また、「漢方薬を買いに行く以前にぎっくり腰で動けんわ!!」、
「治療院なんて行く余裕ないんじゃ!!ボケが!!」なんて方は
簡易的なストレッチをお教えします。
(ネタにしては凄い言い方だな・・・って思えるけど、思うことはありそう・・・)

まず、仰向けになった状態で足を体操座りのような感じで曲げます。

曲げた足を両手で抑えます。

その状態のまま左右に寝返りを繰り返します。

それだけです。
(え!?)

このような運動で身体をコロコロと動くだけで良い運動になり、
腰痛を抑制することができます。
(「暇だなぁ」って時に寝返りかのようにコロコロと回ってて
 腰が楽になったなぁと思った時に調べたらこれに似た運動がありましたw)

無理に腹筋や背筋、身体を伸ばす運動をするより楽な方法です。
(疲れるまでやる必要はなく、ベッドでゴロゴロ~感覚でできます。)

ぎっくり腰かな?と思ったら、これらの方法を行ってみると良いかな?なんて思います。

 


[性の悩み応需] 陰部の痒みと勃起不全(ED)の関係

2017年07月02日 07時00分00秒 | ツクール日記

さて、こんな質問もあったのでさらっとご紹介を・・・。
(この頃、夏というのもあるけど、性の悩み相談多いな・・・(´・ω・`) )

この悩みはほぼ精神科に相談して下さい・・・と言いたいところですが、
聞くに聞きにくいですよね。
(自分も説明し辛いです・・・いや、何でもありません!(`・ω・´;) )

陰部等の痒みによって勃起不全(ED)はあり得るのか・・・?

あり得ます。

むずむずした痒みが続くことによって痒みを我慢したり、
そこへ集中したり、痒くて掻いてしまうといったことで意識が逸れてしまいます。

意識が削がれることと痒みによって
行いたくない気持ちや痒くてそれどころではないと思ったりしてしまいます。

陰部湿疹以外にも潤滑剤のない状態で行為を行った後の場合、
ヒリヒリすることがありますよね。
(他では行為後にシャワーを浴びたり、拭いたりしない場合など)

そのヒリヒリ感がずっと続くとそこへ意識が集中してしまうかと思います。

これが続くことによって勃起不全になり得る可能性は低いとは言い切れません。

さて、ここで勘違いされるのが勃起不全(ED)についてですが、
勃起不全とは常に勃起しないことではありません。

勃起が出来ないことで性交を行えない状態、
性交が満足に行えない状態といった状態、
勃起に時間が掛かる状態で
例えば、夜間陰茎勃起現象(朝勃ち)はするけど、
いざ行為をしようとすると勃起できなかったりする現象を言います。

他に自慰行為では勃起・射精するけど、
行為になるとできないなどがあります。

勃起不全(ED)は
心因性(機能性)勃起障害、器質性勃起障害、混合性勃起障害、薬剤性勃起障害、
新婚性勃起障害などがあります。

まずほとんどで多いのは心因性勃起障害で
上記の痒みもこれが言える他、
皮膚がボロボロと取れるために何か感染するかもしれないなどと思う心因が言えます。
(実際は皮膚が剥がれるのが多いものは陰部湿疹であり、この症状による感染の心配はありません。)

白癬症の場合は感染のおそれがあるため、
何とも言えませんが、白癬症治療を行った後に精神的不安を取り除くことで正常に戻ることがあります。
(それでも勃起不全が続く場合、医師と相談し、主に投薬治療を行います。)

心因性の場合は精神的な問題となるので
家庭的・社会的・日常的ストレス、不安、緊張などで起こります。

心因性の原因は若年層に多く、
器質性は50代以降(加齢が原因)が多いとされますが、
陰部湿疹で感染するかもしれないという不安によって勃起不全が起こる場合もあるので
その年齢に対しては深くは分かりません。
(恥ずかしくて治療に行けない方もいらっしゃいますので)

今回は痒みと勃起障害についてのお話のため、
勃起障害については詳しくは挙げませんが、
陰部湿疹の場合は診てもらうために脱ぐ必要があることがございますが、
勃起障害については実はほとんどズボンを脱ぐ必要はありません。
(そもそも行くのが恥ずかしい場合もあるかと思いますが・・・)

勃起障害はまず、問診を行い、
夜間陰茎勃起測定を行います。

夜間陰茎勃起測定は簡易的なものもあり、
スナップゲージテストやスタンプテストがあります。
(大きな病院だと陰茎硬度周径連続測定装置を用いることがあります。)

殆どの場合は問診で判断できるため、
特に心因性(精神的なもの)の場合は問診がほとんどで
精神科での精神的相談や投薬治療となります。

上記のように痒みが原因な場合、
その症状をまず治療することで不安をなくし、
自信を持つことで勃起不全の症状を抑えることができます。

陰部湿疹でなくても
肥満、加齢による乾燥、生活習慣の乱れ、睡眠不足、精神的ストレスによって
痒みが起きたりして勃起不全を起こす他、
痒みがなくても上記によって勃起不全は起こり得ます。

勃起障害の投薬治療では主に
筋肉増強でも用いられるテストステロン(ステロイドホルモンで男性ホルモンの一種)や
バイアグラ、レビトラ、シアリスがあり、
薬局やドラッグストアでも購入できるのがバイアグラ、レビトラ、シアリスです。
(ペラグラ?新種の虎?シマリス?・・・(´・ω・`?) )

陰部湿疹・湿疹の投薬治療については・・・
以前に紹介しましたので省略します。
(6月30日の記事参照・・・)

購入するのが恥ずかしいからと言ってネットで購入しようとする方も居るかと思いますが、
それは正規品ではないのが殆どで危険な可能性が高いと言えます。
(危険なものでは薬には絶対に用いない薬物外の騙し商品でそれによって病院へ搬送されることもあるそうです。)

また、勃起障害では絶対に薬を飲まないといけないという訳ではなく、
絶対に飲まないといけないと思うと余計に不安に駆(か)られてしまいます。

他の薬でも絶対に飲まないと生きていけないような状態を除いて
症状によりますが、薬を飲むのに絶対というものはありませんので安心して下さい。
(1日飲み忘れたから多く飲むのもおやめ下さいね・・・?悪化しますので)

ちなみにある意味で不安に駆られてしまいますが・・・
勃起不全の治療は心因性の場合、実費です。
(お金という不安で勃起不全は・・・どうしようもなさそうですね・・・(´・ω・`) )

さらに勃起不全の薬は1錠当たりの単価がお高いです・・・。
(そしてセルフメディケーション税制対象外だったり・・・。)

薬以外での治療法としては
コックリングといった吸引による陰圧式勃起補助具での方法があります。
(補助具を家族に見られる不安がある場合は・・・これも何とも言えませんが・・・(´・ω・`) )

ちなみにコックリングも保険適用外となります。
(こちらは意外と男性補助具として販売されていることもあり、薬を購入するよりは安い場合もあります。)

コックリングで吸引もし過ぎると腫れなどで痒みが起きて
上記合併となる場合もあるので遣り過ぎにはご注意を・・・。

痒みの部位によっては恥ずかしいことでの精神的要因や
痒くて集中できなかったり、
痒みの症状によっては感染するかもしれないという不安などで勃起不全になることもあります。

これらも男性が理解することだけでなく、
女性が理解することによって不安・緊張・精神的ストレスを取り除くことができます。

特に陰部湿疹は理解されないもので白癬と間違えられやすいのも現状です。

白癬の場合は白癬菌(カビの一種)が原因で感染の恐れがあり、
皮膚が剥がれることはなく、
白い粉状または皮膚が部分的に白くみえたり、白くなっているのが特徴で
アカのようなものが出ることがあります。

陰部湿疹の場合は皮膚が剥がれやすく、
皮膚の色は正常で日焼けのようにパリパリと皮膚が剥がれることもあるのが特徴で
冬などの乾燥した時期や夏の暑い時期で汗などによって被れたり、
排尿後の付着などで細菌によって分解されて発生するアンモニアの刺激で生じたり、
化粧品やナイロン製衣類などの繊維もので被れることによって発症します。

この症状を知ることも大事だと言えます。

不潔だとか感染するかもしれないと思われていると思うだけでも不安になり、
勃起不全も起こり得るものです。

もしパートナーとしても不安があるならば、
医師に診てもらうように促したりするなどがお勧めです。

 


ステロイド薬で悪化する!?陰嚢湿疹について

2017年07月01日 07時00分00秒 | ツクール日記

前回、「強いステロイド薬を避ける方が良い」というのは何故なのか・・・?
それは陰嚢はステロイドの吸収率が非常に高いためです。

用いてはいけないというよりは
長期の使用や塗り過ぎを避けてほしいのも理由です。

再発や悪化を抑えるために選択して頂きたいステロイド薬としては
5段階の強さ比較があり、
市販としては強力(ストロング)・中程度(ミディアム)・弱い(ウィーク)があります。
(他は最も強い(ストロンゲスト)・かなり強い(ベリーストロング)があります。)

その中で選んで頂きたいものが強力なほど湿疹に効きますが、
陰部に対しては皮膚が薄く、吸収率が高く、デリケートであるため、
弱い(ウィーク)を少量~やや少量で短期間で2週間が目安)で使用することがお勧めです。
(※陰部以外では顔や首も弱い(ウィーク)がお勧めです。)

足や手などは逆にステロイド吸収率が低いとされます。

意外にも以前紹介した薬学検定試験対策の関連本にも記載されており、
上記のことが記載されてたりもします。
(ちなみに当あん摩マッサージ指圧師編クイズゲームでは超級などの難易度で出題しております。)

デリケートゾーン以外では強いステロイド薬を用いることもありますが、
デリケートゾーンについては吸収率やアトピー性などを考えると
できるだけ弱いステロイド薬がお勧めとなります。

例えば、「陰部近くに虫刺され!」なんて場合でも
出来るだけその部位の場合は強いステロイド薬は避けた方が良いかと思います。

アトピーについてもステロイド薬を用いますが、
この場合は発症部位などでステロイド薬の強さも異なるため、
アトピーについては独自判断せず、病院で一度診てもらうことがお勧めです。

では、ステロイド薬で気になるところが副作用・・・
ステロイド薬を避ける方も多いかと思いますが、
ステロイド薬の用法を守りさえすれば副作用は比較的起きることはありません。

用法以上に用いると副作用として
体毛が濃くなったり、シワの原因の他、
皮膚の免疫力が落ちることで菌に対する抵抗が弱くなったり、
ニキビなどの原因にもなります。

用法用量を守りさえすれば、安全で高性能な薬と言えます。

長期的や多量に使用することをしなければ比較的起きにくいものですので
安心して用いることをお勧めします。

ただ、ステロイド薬によって赤みが出たりする場合は
医師に相談することをお勧めします。