瞬駈天魔のツクール素材製作所

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[夏の冷え性の相談応需] 暑い夏に風邪!?夏の現代病の対策・治療方法

2017年07月08日 18時30分00秒 | ツクール日記

花粉症ではなく夏に寒気がするなどの風邪の症状で相談を受けました。
(というか、前回の書いた後に逆に相談が殺到したのですが・・・(;´・ω・) )

意外とこの時期に多いのはエアコンや扇風機など冷房具をつけたまま寝たり、
アイスや冷たいものの食べ過ぎによる冷えが原因とされます。
(あとは毎日冷蔵庫の中に・・・工場作業などではあり得ますね。)

中医学では夏の時期を「陽」、冬の時期を「陰」の「気」として捉えてます。
(色でも明るい色は「陽」、冷たい・暗い色は「陰」ですね。)

温かいものは「陽」、冷たいものは「陰」と考えられます。

体内にある「陽」の「気」が不足すると寒気を感じ、
身体の不調を訴えます。

冷えによっては臓器の変調と血の不足に注意が必要となります。

体内の血で身体を温めているため、
身体を温めることもしないと貧血などの不調を起こしてしまいます。

そのため、栄養を高めるとともに温かいものの摂取することがお勧めです。

では、夏バテ・夏冷えを起こさない方法として
例えば素麺・冷麦を摂取するなら、温かい味噌汁・スープをつけたり、
炒めた野菜をトッピングして摂取するのも効果的です。

特に今の時期にある夏野菜は
「陰の野菜」が多く、また水分を多く含む野菜から水分を得ることもできます。

「オクラ」や「ゴーヤ」、「トマト」、「キュウリ」、「大根」、「レタス」、「茄子」など
これらは「陰の野菜」で栄養豊富ですが身体を冷やすため、
それを活かして味噌汁など温かいものと合わせると夏バテ防止になります。
(サラダなどで摂取すると「陰(冷)」が強いため、温かい調理をお勧めします。)

これら「陰の野菜」を加熱調理することで中和することができます。
(「では、アイスにホットぜんざいで!」・・・食べ過ぎて身体冷えたら一緒ですよ?)

他に「唐辛子」、「生姜」、「ピーマン(トウガラシ科の野菜)」などは
「陽の野菜」であるため、これらを加えると夏バテ防止を期待できます。
(素麺に生姜を多く入れるのもアリかとは思いますが、温かいものが欲しいとこですね。)

また、肉類は身体の熱量を増加させる働きがあるため、
肉類の摂取がお勧めとされます。
(特に鶏肉がお勧めだったりします。)

鶏肉は風邪の時に摂取すると抵抗力を上げる働きのある栄養素が多く含まれており、
免疫細胞を活性化させてくれます。
(そのため、中国では参鶏湯(サムゲタン)が食べられてるのでしょうかね・・・?)

コーヒーは「五行色体」で言うと「陰」のものだから身体を冷やすのでは・・・?
と思う方もいらっしゃるのですが、
コーヒー自体で身体を冷やすことはありません。

コーヒーの飲み方で冷えが起こることはあります。

アイスコーヒーを飲むことが多ければ身体が冷えるとともに
飲み過ぎによる変調が起き、不眠・吐き気・痙攣(けいれん)・頭痛など様々な不調が起きます。

コーヒーに含まれるコーヒーポリフェノールは
癌(ガン)の予防などや栄養面でも多く注目されてますが、
飲み過ぎによる副作用もあるので注意が必要です。
(自分はブラック派で1日12杯以上飲んでますが・・・真似しないように・・・。)

ちなみに自分は貧血気味であるため、ウコンや納豆、青魚の摂取を心掛けています。
(分かってるなら、コーヒーも控えようよ!!(#`・ω・´) )

「もう夏バテしてるんだよ!!」って方にお勧めな漢方薬は
「清暑益気湯(せいしょうえっきとう)」
これは体力虚弱で疲れやすく暑さによる食欲不振、倦怠感、夏痩せなどに効果的です。
(え、聖書斉唱・・・?(´・ω・`?) )

貧血、倦怠感、冷え、肩こり、腰痛などの疲れやすい症状には
「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」がお勧めです。
(冬期にいるシャクさん・ヤクさん・・・?(´・ω・`?) )

また、冷えから来るため、
「桂枝湯(けいしとう)」もお勧めです。
(え?警視頭?軽、死闘?(´・ω・`?) )

「単なる花粉症だった!」って方には
「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」がお勧めです。
(夏バテから逸(そ)れてるよね!?)

動物にも夏バテはありますが、漢方薬は与えないで下さいね・・・?
(動物用の薬を与えて下さい。)

・・・さて、一応はあん摩マッサージ指圧師がメインであるため、
マッサージによる改善も一応・・・。
(一応って何さ!!)

夏バテによる
胃の鈍痛、空腹時の痛み、食後にお腹が張り易い、下痢気味、四肢の冷えが考えられるため、
任脈の「関元(かんげん)(下腹部の前正中線上で臍(へそ)の中央から下方に3寸の位置)」を押し、
督脈の「命門(めいもん)(腰の後正中線上で第2腰椎棘突起の下にあるくぼみに位置)」をやや強めに押します。
(関元は性欲減退・勃起不全・月経不調・排尿障害にも効き、
 命門は耳鳴り・下り物・てんかん・頭痛にも効きます。)

他には胃痛、腹脹、嘔吐、下痢、胸やけでは
任脈の「中脘(ちゅうかん)(上腹部の前正中線上で臍(へそ)中央から上に4寸に位置)」を押します。
(この脘(かん)の字・・・環境依存文字のため、機種によっては表示されない場合もあるかもです(´・ω・`) )

また吐き気も考えられるため、夏風邪の治療に用いられる
胃経の「足三里(あしさんり)(座るか、仰向きに寝て、膝を曲げて取穴する部位で脛(すね)の前面で前脛骨筋上に位置)」を強めに押し、
膀胱経の「胃兪(いゆ)(上背部の第12胸椎棘突起の下縁と同じ高さで後正中線から外側に1.5寸に位置)を押します。
(特に足三里は夏バテで必ず使われるツボとして用いられます。)

倦怠感の治療穴に「足三里」・「関元」がありますが、
更なる配穴として任脈の「気海(きかい)(下腹部の前正中線上で臍(へそ)の中央から下に1.5寸に位置)」を押すと効果的です。
(気海は下腹部痛・下痢に効く他、気海と足三里の配穴で尿路の病気の効果があります。)

下痢で便秘がち・・・となると
胃経の「天枢(てんすう)(上腹部の臍(へそ)中央から外側に2寸に位置)」を押すと効果的です。
(これは糖尿病・嘔吐・腹脹・月経不調・精神異常・子宮筋腫にも用いるツボです。)

冷え性・低血圧も考えると
脾経の「三陰交(さんいんこう)(脛(すね)の内側で脛骨内縁(けいこつないえん)の後ろで内果尖(ないかせん)から上に3寸に位置)」
を押すと効果的です。
(冷え性以外にも閉経や難産・陰茎痛など様々な生理的障害・湿疹・不眠・浮腫に効果的なツボです。)

また三陰交から上に3寸に位置するツボで
脾経の「漏谷(ろうこく)」があり、
腹脹、小便不利、足の冷え、膝の冷えに効果があり、脾の機能を高め、余分な水分を出します。

この「漏谷」に合わせて
膀胱経の「会陽(えよう)(臀部(でんぶ・尻の部位)の尾骨の下端から外方に0.5寸に位置)」で
腹部の冷えに効果的です。

手の大腸経の温溜(おんる)も腹痛の効果はありますが、
効能として体内の熱を冷ますため、夏バテの治療にはお勧めできないツボかと思います。

「関元(かんげん)」は下腹部に位置しますが、
ズボンを脱いだりする必要はありませんのでご安心を。
(ベルトは外す必要があります。厚地のズボンだとツボの刺激が弱くなるため、その場合は除きます。)

ちなみに衣類を脱ぐ必要があるツボは生理的治療や排尿治療のツボが主で
会陰(えいん)などの陰部に近い部位などは治療時に説明があり、
その旨で別室または隠室で下着以外の衣類を脱ぎ、その部位をツボ押しして刺激します。
※胸部のツボの刺激の場合は胸部下着のみ外す必要のあることもあります。
(ツボ押しによる押し・押し揉み以外の行為があれば犯罪行為に該当しますね。)

単純に言うと下腹部辺りの刺激くらいなどでは
脱ぐ必要は全くありませんのでご安心を。
(最近、脱ぐ必要あるか聞かれる問い合わせも多いもので・・・(;´・ω・) )

最近は暑くなってきましたので塩分の摂取も心掛け、熱中症にもご注意下さいませ。