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昭和の残照を求めて

~ 平成や令和の御代に残る、昭和時代を感じさせる懐かしい風情・情景 ~

否応にも線路を歩かないと出入りが出来ない、江ノ電沿線の民家

2014年05月13日 | 関東
ちょっと強行軍ではありましたが、先週、1泊2日の日程で東京や江の島方面を旅行し、江の島エリアでは、江ノ電の鎌倉高校前駅~腰越駅~江ノ島駅の3駅間を、ほぼ線路に沿って歩いてきました。
以下の写真はいずれも、その際に私が撮影してきた腰越駅付近の沿線風景ですが、お寺の出入口(1枚目の写真)や一般住宅の出入口(2~4枚目の写真)が、直接線路に面していました。



お寺の出入口となる石段のすぐ前には踏切の遮断機が設置されていたので、まだ安全への配慮が窺えましたが、民家の出入口の前には、遮断機どころか簡易踏切らしきもの(踏み板とか)も無く、しかもそれらの出入口は、裏口というよりは明らかにその家の正面口らしい構えのものも少なくはなかったので、これはどう見ても、住人達は江ノ電の線路敷地内を直接歩かざるを得ません。
安全基準が相当緩かった昔に家が建てられたのか、それとも、これらの家のほうが江ノ電の線路が敷設されるよりもずっと前から建っていたのか、私には分かりませんが、兎も角、平成の御世に建設されたとしたら、このような配置の出入口は安全上まず許可はされないはずです。
そういった意味では、このような沿線風景は、何事にも大らかだった昭和時代ならではの景観、と言えるかもしれません。







なお、江ノ電の沿線風景については、以下の記事にも写真をアップしております。
http://yaplog.jp/syouwa-scene/archive/79

また、江ノ電ではありませんが、以下の記事には、京阪電鉄京津線にある、社寺のための踏切の写真をアップしています。
http://yaplog.jp/syouwa-scene/archive/76

以下の記事には、京阪電鉄京津線にある、特定の民家のための踏切の写真をアップしています。
http://yaplog.jp/syouwa-scene/archive/105


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