平成22年10月に北海道の函館方面をドライブした際に立ち寄った、JR函館本線の流山温泉駅(七飯町字東大沼)で見学・撮影してきた、東北・上越新幹線の200系電車(静態保存車両)です。
流山温泉駅は、単式ホーム1面1線を有する無人駅で、駅舎や待合所も持たないとても小さな駅ですが、この駅のホームに沿う状態で、昭和56年に製造され平成13年に廃車になった東北・上越新幹線用200系電車が、先頭車2輌にグリーン車を挟んだ3輌編成で静態保存・展示されていました。
平成14年に流山温泉の誕生に伴い同駅が開業した当時、北海道新幹線の建設はまだ決まっていなかったため、東北新幹線の終点となる予定の新青森から、北海道へと新幹線が延伸される事を願って、そのモニュメントとして東北新幹線の廃車がここに設置されたのです。
しかし、その後北海道新幹線の建設が決定し、実際に建設工事も始まった事により、この200系電車は設置当初の目的であった北海道新幹線誘致の役割を終え、それに加え、10年以上も野晒しの状態で保存されていたため車両の老朽化も激しかった事から、平成25年6月に惜しまれつつも解体・撤去されてしまいました。
新幹線を日頃から利用したり見る機会が多い人にとっては、この200系電車はいかにも旧式な“昭和の新幹線”というイメージかもしれませんが、普段新幹線に馴染みが無い北海道民の多くにとっては、この団子っ鼻の電車(0系や200系など)が、長い間、新幹線を象徴する車両でした。
大沼近くの、雑木林と草原が広がる一帯に、唐突にぽつんと新幹線の車両が展示されていた光景は少しシュールでもありましたが、現在はもう、流山温泉駅に行っても、この200系電車を見る事は出来ません…。
流山温泉駅は、単式ホーム1面1線を有する無人駅で、駅舎や待合所も持たないとても小さな駅ですが、この駅のホームに沿う状態で、昭和56年に製造され平成13年に廃車になった東北・上越新幹線用200系電車が、先頭車2輌にグリーン車を挟んだ3輌編成で静態保存・展示されていました。
平成14年に流山温泉の誕生に伴い同駅が開業した当時、北海道新幹線の建設はまだ決まっていなかったため、東北新幹線の終点となる予定の新青森から、北海道へと新幹線が延伸される事を願って、そのモニュメントとして東北新幹線の廃車がここに設置されたのです。
しかし、その後北海道新幹線の建設が決定し、実際に建設工事も始まった事により、この200系電車は設置当初の目的であった北海道新幹線誘致の役割を終え、それに加え、10年以上も野晒しの状態で保存されていたため車両の老朽化も激しかった事から、平成25年6月に惜しまれつつも解体・撤去されてしまいました。
新幹線を日頃から利用したり見る機会が多い人にとっては、この200系電車はいかにも旧式な“昭和の新幹線”というイメージかもしれませんが、普段新幹線に馴染みが無い北海道民の多くにとっては、この団子っ鼻の電車(0系や200系など)が、長い間、新幹線を象徴する車両でした。
大沼近くの、雑木林と草原が広がる一帯に、唐突にぽつんと新幹線の車両が展示されていた光景は少しシュールでもありましたが、現在はもう、流山温泉駅に行っても、この200系電車を見る事は出来ません…。