昭和の残照を求めて

~ 平成や令和の御代に残る、昭和時代を感じさせる懐かしい風情・情景 ~

支笏洞爺国立公園にある、昭和新山と山麓のお土産店

2014年08月25日 | 北海道
先週、私は自分の車を運転して札幌から函館まで行ってきたのですが(1泊2日の日程で函館を中心に旅行して来ました)、函館に行く途中、洞爺湖や有珠山などで有名な壮瞥町にも立ち寄ってきました。
そして昭和新山(標高約400m)の麓から、中腹より上からは赤褐色の岩肌が剥き出しとなっている荒々しい様の昭和新山を、久々に間近から仰ぎ見てきました。

昭和新山は、20年に1度くらいの高頻度で噴火している国内有数の活火山・有珠山(標高約740m)の側火山で、国指定の特別天然記念物でもあります。
昭和新山が聳える場所は元々は平地で、昭和18年頃まではのどかな田園地帯だったのですが、昭和18年から20年にかけての2年間に起こった17回にも及ぶ活発な火山活動により、田園が隆起して急速に現在のような山(溶岩ドーム)へ変貌しました。



昭和新山は現在も噴煙が上がっており、山肌によっては未だ高温で冷めていない箇所もあるため山内は原則として立ち入り禁止で、特別に許可を得ないと登山する事は出来ませんが、山麓の駐車場までは誰でも自由に立ち入る事が出来、その駐車場の周りにはいくつものお土産店も立ち並んでいて観光地化されております。
それらのお土産物店はどれも昭和の風情が濃厚で、私としては、山そのものも大変興味深かったのですが、恐らく昭和時代後期頃からほとんど変わっていないであろうお土産物店のほうも、結構気になりました(笑)。