昭和の残照を求めて

~ 平成や令和の御代に残る、昭和時代を感じさせる懐かしい風情・情景 ~

国道駅界隈の高架下建築群

2011年02月26日 | 関東
前回の日記で書いたように、私は今月、横浜市鶴見区にある鶴見線の国道駅を見学してきたのですが、その後、駅周辺の高架下建築群も併せて見学してきました。

本州の人にとってはそうでもないのかもしれませんが、北海道に住んでいる私にとっては、線路の高架下に一般住宅が入っているというのはかなり珍しい光景でした。最近造られた高架であれば、その下に民家の建築を許可する事なんてまずないでしょうから、ここは、それだけ古い高架なのでしょうね。








戦前の雰囲気・面影がそのまま残っている国道駅

2011年02月24日 | 関東
今月、東京・千葉方面を旅行した際に立ち寄った、横浜市鶴見区にあるJR東日本・鶴見線の国道駅です。

この駅は、昭和5年に開業した、相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、国道15号線を跨いでいる事からその名前が付けられました。
都市にある駅としては珍しく開業当時から全く改築されていない駅で、そのため、特に高架下の駅構内や通路には昭和初期の風情が色濃く残っていて、改札口には木製のラッチまで残されています。
そのレトロな雰囲気から、今でも時々映画やドラマのロケ地としても使用されているそうです。