終戦後を描いたNHK朝のテレビ小説「虎に翼」は、主人公は大正3年寅年(とらどし)生まれで、昭和13年、念願の日本初の女性弁護士が誕生しました。しかし彼女を待ち受けていたのは戦争へと突き進んでいく日本でした。
戦後の日本は、食べ物や着るものに不自由していた時代、戦前から男尊女卑の名残があったのですが、アメリカ軍の駐留で大きく変化したことを思い出します。
焼け出された私の一家も、当時は公的な支援があるわけでなく、親戚を頼りに転々とし、親戚も食糧難で苦しく、長くお世話になり続けることができない暮らしをしていました。
そんな毎日でしたが、姉が嫁ぐことになり、「貧しくて何もしてやれない」と、母に語る父の言葉を聞いてしまったのですが、それでも姉は幸せに暮らし始め、昨年95歳を迎えました。
明日 4月6日は一番上の姉の命日、翌 4月7日は母の命日です。「桜の花が咲く頃は寂しい」と言っていた母の言葉、この季節に母はなくなり、私の戦後は終わりました。
満開の桜は、それは、それは、美しいものです。美しければ美しいほど早く散るような気がしてなりません。これから震災を受けた人々の所へも桜の季節を迎えます。青い空と桜の花の美しさを満喫し、復興に勇気と夢を届けてほしいものです。
美しい桜とは裏腹に、首相を背後から操る庭師のような政党の派閥や、官僚の花の咲かせ方は、国民という土壌に問うて(選挙で)改良する勇気はなさそうです。
毎年咲く桜の花のように、政権も美しければよいのですが・・・・。