詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

第十五章「黒い恍惚感」~愛憎物語 白と黒~

2012年03月06日 | 愛憎物語「白と黒」
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この小説は、文中に若干の性的描写及び残忍な描写が出てきます。ご了承の上お読みください。
本著書は、作者のオリジナルフィクションであり、登場する人物及び団体名は実在するものと全く関係ありません。

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第十五章「黒い恍惚感」

もう、これが夢でもどうでもいい気分だった。
俺にとって、天使のような瑠璃が、夢の中では、そこいらへんにいる出来の悪い女と同じように見えた。
雄喜のような金もない、下等な人間と、あんなことやこんなことをしていると想像しただけで、俺は頭に血が上り、残虐な真っ黒い気持ちに自分の意思が支配されていく。

バシ
バシ
俺は、黒いムチで瑠璃の体を叩き続ける。
瑠璃の下着は、だんだんと血に染まり赤くなっていく。
俺のムチに呼応するように瑠璃の体に赤いみみずばれが生まれてくる。

瑠璃は、床をはうように逃げようとする。
その背中に向けて、俺は、ムチをふる。
ムチに打たれ、瑠璃の体はビクリと痙攣するようにしなる。

俺は、ムチから逃れようと必死に這い回る瑠璃の姿を見ているうちに
心の中になんとも言えない、快感が、恍惚感が沸き起こってきた。
「もっと、もっと苦しめ。もっともっと叫べ。
俺を裏切った罰だ。これは、裏切り者に対するお仕置きなんだ・・・・」
あ~・・・・
俺は、自分の口から飛び出した残忍な言葉に興奮し、床をはっている瑠璃の髪を後ろから引っ張るとそのまま、仰向けにし、すばやく血に染まった下着をはぎとった。
瑠璃の顔が恐怖にゆがむ。
そのひきつった顔が、俺の中の残虐性を増長させた。
俺は、なんの前儀もないまま、瑠璃の足を自分の足で割り、中に自分自身を埋めた。
「いや!!!!!」
SEXとは、いかにも不可思議な行為だ。
愛し合っている時には、最高の営みなのに、心が離れた瞬間。
それは、犯罪になる。
俺は、瑠璃の体の上に生まれた、真っ赤な蚯蚓腫れをひとつひとつ、執拗になめ始めた。
もうたまらない。今までに味わったことのない快感が、俺の体をかけめぐる。

第十六章「黒いカメラ」へつづく~


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