詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

新連載 愛憎物語~白と黒~

2012年01月12日 | 愛憎物語「白と黒」
【 ご注意】
この小説は、今までの筆者の作風とはがらりと異なり、文中に若干の性的描写及び残忍な描写が出てきます。
ご了承の上お読みください。そういったものが、苦手な方はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
本著書は、作者のオリジナルフィクションであり、登場する人物及び団体名は実在するものと全く関係ありません。

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「愛憎物語~白と黒~」
作:尾崎 詩絵里

プロローグ

愛という感情は
時にはやっかいな物になる

愛するが故
犯罪を 
犯したり
加担したり
身を滅ぼしたり

かわいさ余って
憎さ百倍

愛が憎しみに変わるとき
心は
何色に染まるのだろう




第一章「白いカーテン」

白いレースのカーテンの向こうに青白い月が見える。
ワイングラスに注がれた赤ワインが、中間色のライトに照らされ妖しく波を打つ。

もう一度、俺は、その芳醇な香りを口の中に含み
ピンク色の花びらのような瑠璃の唇にそそぐ・・・・・

「う・・・・ぅ・・・ん」
「どう?おいしい?」
「うん。」

瑠璃の白いのどが、ワインを飲み干すためにコクリと動く。

俺は、もう一度・・・今度は、口付けをするために瑠璃の、形のいい唇に
顔を近づける。
KISSをしながら、俺は、優しく瑠璃の上から毛布をすこしずつはぎとる。

白い肩、豊満なきれいな形をした胸・・・・
くびれたウェストが、月の光の下で青白く輝きを放つ・・・・・・

唇から、耳元へ
うなじから、胸元へ
俺は、ゆっくりと瑠璃を味わいながら全身にKISSをしていく。

それに呼応するように・・・・
瑠璃の唇から吐息が漏れ・・・・
やがてせつない喘ぎ声に変わり
瑠璃の身体が、熱く、潤っていく・・・・・

「愛しているよ。瑠璃」
「私もよ・・・幸成」

この世で一番愛する女の身体の中に自分自身を沈めていく甘いひととき・・



~第二章「黒い闇」へつづく~


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