九重フィッシングリゾート(筑後川水系玖珠川支流鳴子川ほとり)にてフライフィッシング

2014-01-13 11:04:52 | フライフィッシング釣行日記
大分市出張の帰りは阿蘇を通って真っ直ぐ西へ向かって熊本市に帰った方が早いのだが、せっかく大分県に来たので多少寄り道をしながら帰ることに。

今回は大分県玖珠郡九重町に立ち寄り、九重フィッシングリゾートに初めて訪れてみた。
九重フィッシングリゾートは筑後川水系玖珠川支流の鳴子川が玖珠川に合流する付近の清流鳴子川のほとりにある整備や管理の行き届いたポンドタイプの管理釣り場である。

到着したのはこの季節の開店時間の朝8時。
気温は-3度。マイナスの3度である!
水温は測らなかったが公式ブログによると6度くらいだったらしい。

一番乗りだったので近い3号池で釣行開始。観察してるとかなりライズだったりボイルだったりが観察できる。いい雰囲気だ。
用意したタックルはCAPS コンボキット パスポート3 9ft #6。
事前のブログ情報により午前中はドライフライの反応は厳しく、沈めるフライがよいとのことだったのでウェットを中心にチョイスしていった。
なんせ初めてのポンドタイプの管理釣り場。どう攻めたらよいのかよくわかんない()
とりあえず沈めた方がよいのだろうと、こないだのラビットファーでつくったオイカワには大人気だったビーズヘッドニンフを沈めてみる。
(写真はオイカワ釣り時のもの)
反応ない。じゃぁ赤スレッド巻いただけのビーズヘッドニンフはどうか。
反応ない。
と、なんかフライラインが飛ばなくなったのだが。なんでだ?
フライラインを手元からたどってみると、なんとガイドが凍りついている!!!()
気温が氷点下だからフライラインの水滴がガイドに付着しては凍り、を繰り返して完全に固着してしまったようだ。こんなの初めての経験だわ~。
ドライフライを拭いて乾かすための赤ちゃんガーゼを使って凍りついた全てのガイドを拭き取った。以後、9時くらいまでか5~10分おきに凍りついたガイドの凍り除去作業が必要だった。

次に少しミッジのハッチがあるようなので試しにワインレッドやオリーブの#22QWM-SSを試してみた。が、やっぱり反応ない。
どうすればいいんだ。
あんまり使ったことないがなんていうのかウェットフライを沈めてリトリーブしてみる。
と、何投目かでずしりと重いバイトきた~! こんなデカい魚釣ったことなかったので取り込みに少々手こずりながらもなんとかネットに無事キャッチ。
人生初のフライフィッシングでのトラウトは20cmくらいのよくファイトするニジマスだった。
ルアーでも熊本の渓流タイプの管理釣り場、木郷滝自然つりセンターで1~2年ほど前に釣り上げたニジマスが最初で最後だったので、人生二匹目のトラウトであり、ニジマスということになる。

とりあえず1匹は釣り上げたのであとはいろいろ試してみることにした。
ビーズヘッドマラブーはどうか、本当にドライフライでは釣れないのか、試したがあとは釣れなかった。

9時を過ぎてくるとぞくぞくとお客さんが入ってきた。みんな一段上の2号池で釣っている。ルアーマンがほとんどだったがひとりフライマンもいて2号池で来て早々にサクサクと2匹釣り上げていた。俺は2時間の予定だったので10時頃に切り上げた。その時点で2号池ばかりに6~7名ほどいた。3号池は8時から10時に帰るまでずっと俺ひとりで貸切状態でよかった。ブログ情報だと2号池に前日ニジマス放流したとあったのでそのせいで2号池に集まっていたのだろう。俺はひとりでまったり釣るのがいいのでこれはこれでよかった。

すぐ隣を鳴子川が流れていてなかなか渓相の美しい川だった。鳴子川でのんびり釣ってもいい感じ。

今回はポンドタイプでの管理釣り場での初釣り、初のガイド凍り、初のフライフィッシングでのトラウト、と初尽くしでなかなか楽しめた。
それにしてもいつまでヤマメ童貞、自然トラウト童貞が続くのか。今年こそは卒業したいものである。

〈今回の釣果〉
オイカワ 0匹
カワムツ 0匹
その他(ニジマス 1匹)

〈タックル〉
CAPS コンボキット パスポート3 9ft #6
リーダー(ナイロン) 4x 7.5ft (ティムコ スタンダードリーダー)
ティペット(ナイロン) 5xを基本に6xで延長も (ティムコ ミスティープラス ティペット)

〈略語〉
QWM クイックルワイパーミッジ
SS ストレートシャンク
CS カーブドシャンク