『Sharon Farm Diary』 シャロン農園日記

イダウワーチタバーリ(ようこそ)!ファームの情報、ニュース、舞台裏等・・・独自の感覚的目線で綴ってまいります。。

お盆です

2012年08月31日 | Weblog
与論は旧暦でお盆を迎えます。
ので、満月の今がお盆という事になります。
わたくしトムも、今日から3連休になりました。

昨日マンゴーの剪定をしていると、バッタが葉の向こう
に止まっていたので早速スマフォでパチリ。
逃げる前に撮らねばと、そっと腕を伸ばし何枚か撮影した
のですが一向に逃げる気配なし。
緊張感…無いですね。ハハッ!!

一月前ここ与論に来たときは、ギンギンに熱い太陽でしたが、
昨日辺りは少し和らいだ気がします。
もちろん残暑もありますから、油断は禁物です。

シャロン農園レストランは今日が定休日。
ご来店を予定されていた方は、お気つけくださいませ。

それでは、とうとがなし…

Dragons

2012年08月29日 | Weblog
先日「小さな竜」というタイトルでブログを書きましたが、その本体がこちら。

東南アジアを旅すると、露店などでも目にする事のあるフルーツです。
いかにもなゴツいイメージですが、中は柔らかくキウイのように黒い種が沢山。

果肉の色も紅と白。
あれっ、何だか目出たい感じ・・・”昇り竜”に紅白ではないですか。
これならば怖いもの無しですね。

農園の方では台風で折れた木や枝を集め、与論町のチップにする工場へと
運び込むのが主な仕事です。
本当ならばいろいろと木達の世話をせねばなりませんが、まずは傷跡を整理
してから次に進まないとならないのも、ここの仕事のひとつ。

台風と向き合う生活は、島の生活そのものでもあるのですね。
自然と一緒が当たり前の与論島です。

それでは、とうとがなし・・・






台風が去って

2012年08月28日 | Weblog
やっと台風が逃げ、今日は農園やレストラン廻りの後片付けです。
画像のプルメリアは台風前に撮影したもので、残念ながら今は風と共に・・・

今回はマンゴーの収穫も終わっていたので果物にそれほど被害はなく、
ハウス等も事前に対策されていたので大丈夫でした。
精々、扉が外れ倒れてたくらいかな。

こうして台風はやって来るまで準備が出来るので、まだ良い方かと思います。
以前、私が住んでいた宮城県仙台市はしょっちゅう地震で揺れていました。
当たり前ですが突然やって来るので、自分がその時何処にいるかは選べません。
エレベーターやトイレ・シャワー中だと最悪ですよね。

さて一行目に書きましたが、与論の人は台風が過ぎ去る様子を「逃げる」と言います。
これ、初めて聞いた時は聞き間違いと思いましたが、いやいや、逃げると言います。

なんだか、日本語を覚えたての外国人が使いそうな言葉遣いで面白いです。
というのも、私の英語がたぶんこんな感じ(イイ加減!!)かな~と、いつも思って
いるからなんですが。

もちろんこれからは、私も台風が逃げた(る)を使いたいと思います。

それでは、とうとがなし・・・











台風15号 Bolaven

2012年08月27日 | Weblog
観測史上最大級かとも云われている15号Bolaven がやって来ました。
昨日から一部停電しているとの情報もありましたが、私の住む茶花の中心部は大丈夫でした。

ですが、今日の昼過ぎから夕方までauが遮断されました。

普段は農園のレストランからブログを更新していますが、今日は自室からスマートフォンを使って初の更新になります。
果たして上手くいきますか!?

画像は昨日、私の部屋から窓越しにパチリ!
写ってはいませんが、隣にあるパパイヤの実は一個を残して落ちてしまい、葉っぱも千切れています。

農園のバナナやアテモヤが心配です。14号も北上しているとの情報があり、まだまだ警戒が必要ですね。

明日は私の食料も必要になりそう。島の皆さんはもとより、通り道になる住民の皆さまもお気をつけ下さい。

それでは…とうとがなし

台風が!!

2012年08月23日 | Weblog
またもや台風が近づいています。

始まったばかりの選定作業を一旦止め、昨日からビニールハウスのビニール
を一気に剥がし畳む作業に入りました。

長さ43メートル幅15メートルの大きなビニールを畳みますが、ちょっと
した風でも膨らみなかなか手強いです。

剥がした後、ネットだけになったハウスは風の通りも良くなり、木々達も
気持ち良さそう。
台風の影響が少なければイイのですが今は予断を許さない状況、何とか直撃
だけは避けて欲しいものです。

それでは、とうとがなし・・









マンゴーの剪定

2012年08月21日 | Weblog
今はマンゴー剪定の最盛期。

朝からハウスに入り、枝と格闘しております。
とは云っても、格闘するのは私たちだけで木は何も言わずそのまま。

剪定に使う道具は剪定鋏とノコギリですが、今年沢山実をつけた木もあれば、
何があったかのあまり実を付けない木もあり、剪定する時はその何も言わない
木々全体の姿や葉・幹の様子を探りながら剪定していきます。

その剪定した所から芽が出て枝となり花が咲き実を結びますが、その時の
イメージをしっかり持って切っていかないとなりません。

1本1本違ったフォルムを持つ木々を仕上げると、ボサボサに伸びた髪を床屋
で綺麗にカットされたようにも見えます。
そして我々の気持ちは来年・再来年の収穫を期待しながら、祈りながら進めています。

あと2日程は、せっせとマンゴーの[サマー カット]に勤しみたいと思います。

それでは、とうとがなし・・・




小さな竜

2012年08月20日 | Weblog
熟すと表皮が真っ赤になる果物、ドラゴン フルーツです。
画像はまだまだ子供のドラゴン。
色素が強く紅色のタイプですと、切ったナイフも載せたお皿も全部
真っ赤になってしまいます。

見た目と違って意外とあっさりした口当たりで、油断すると何個も
食べてしまう人もいるらしい。
私の近くでは、TVを観ながら4個というのが最高ですが・・・

そしてこの果物の特徴は、サボテンの果実であると云う事。
また、花は夜に開花し朝には閉じてしまう事。

外観は一見するとこれ食べられるの!?という感じなのですが、実際
は名前から来るイメージよりずっと優しい食感です。

これからがシーズンのドラゴン、機会があれば是非ご賞味ください。

それでは、とうとがなし・・・










ゆっくり与論

2012年08月19日 | Weblog
お盆を過ぎると、帰省していた人やお盆休みを利用して与論に遊びに
来ていた観光客の方々が居なくなり、またいつもの与論が訪れます。
そんな普段着の与論島を目指してみるのも、旅行の愉しさかと思います。

北日本ではお盆を過ぎると夏の終わりを感じさせたりしますが、ここは
まだまだ夏の装いでないといけません。
私の普段着は、短パン・半袖Tシャツかタンクトップにサンダル履き。
それでも日中は暑くてどうにもなりません。

今はどこにもエアコンがあり快適な環境で暮らせますが、昔はそんな
ものも無く、ただひたすら涼しくなる夕方を待つだけだったはず。
当然仕事もはかどらず・・・かと云って頑張ってもねぇ~。

今では店舗はもちろん、私が暮らす民宿の一室でもエアコン完備。
若い時ならいざ知らず、仕事で失った体力をあの涼しい部屋にて回復を
待つのが毎日の日課となっています。

そんな訳で、ちょっとばかりのんびりな島時間があるのは当然なんですね。

東南アジアの大都市でも、エアコンの普及率と仕事の効率が同じく向上
していったというのは有名な話しですが、ここ与論においては一次産業
の従事者が多いのでそうはいかなかったようですね。

それでは本日も、とうとがなし。

朝の光が

2012年08月16日 | Weblog
太陽が昇り2時間もすると、与論の朝は既に暑さを感じさせます。

しかも風の無い日などは、ハウスの中で仕事をするとまるでサウナ状態に。
そんな時は無理せず外に出て木陰で水分補給です。

水を飲むのはもちろんですが、腕に掛けたり首筋に掛けたりして涼をとり
体温調節をしています。
そんな小休止、適当な場所に座り周りを見渡していると、木陰から差し込んで
来る光にハッとさせられる事もしばしば・・・

花や色模様の着いた葉も綺麗ですが、光を通して見た芋の葉っぱでさえも綺麗。
農園にいると昆虫や小型の爬虫類、鳥などもいてちょっぴり地球を感じます。

今日は隣にある保育園のキャンプ。
夜はちょっとだけキャンプ ファイヤーにお邪魔し、ウクレレで子供達と愉しい
ひと時を過ごして来ま~す。

とうとがなし・・・

与論珊瑚祭り

2012年08月15日 | Weblog
先週の土・日曜日は、与論珊瑚祭りでした。

少し前まで台風がやって来たり夕立が激しかったりしましたが、この両日は
好天に恵まれました。
年に1度の珊瑚祭りを目指しずっと練習を重ねて来た皆さんにとっては、絶好
のお祭り日和となったようです。

そして、地元の皆さんはもとより観光客の皆さん、実行委員会の皆さんにとって
も忘れられない夏の一日となった事と思います。
2日目の花火も綺麗でしたよ~!!

屋台も沢山出店し、しかも安い。
栄螺のつぼ焼き100円を見つけた私はもちろんワンパック(3個)買い求め、久しぶりに
与論で採れたトゲトゲがない丸い栄螺をいただきました。

何よりも無事に終わったこの夏の与論珊瑚祭りとロンドンオリンピック。
珊瑚祭りは来年、オリンピックは4年後に楽しみましょう。

最近ちょっと途絶えていたブログ、時間が見つけられなくて更新出来ませんでした。
農園も手を掛けるところが沢山ありますが、レストランもご好評いただいておりまして
パソコンを広げる暇もない状態でした。

お盆を過ぎて少しまた時間が出来そうなので、ボチボチ更新していきます。

それでは、とうとがなし・・・

発見!!です

2012年08月09日 | Weblog
今日はシャロン農園に来てから気になっていた事を確かめました。

画像はティリーフと言って、ハワイのフラダンサーが腰に巻きフラをする時の
衣装を作ります。また細く裂いて丁寧に編み込み、頭や腕や足またはご存知の
レイ(首飾り)を作ります。

日本でも大きなフラ ハラウ(教室)になると、わざわざハワイから取り寄せて
発表会で使います。
ここ与論でも入手可能となれば、ちょっとしたイベントやパーティでも使用可能
となり、重宝する方もいるのではないでしょうか。

ハワイの人々は自然との調和、生き物全てを敬う事をとても大事にしている民族。
このティリーフもとても神聖なものとして大切にしています。

与論島はとても自然がいっぱいの島。ハワイで云えば、「ガーデン アイランド」と
呼ばれているカウアイ島に近いかも知れませんね。









森のアイスクリーム

2012年08月08日 | Weblog
先月剪定をしたアテモヤの木に、実がなり始めました。
森のアイスクリームと云われるほど、甘く美味しい果物です。
少し時間差をおいて今剪定中の木も、来月には実を付け始めるはずです。

昨日からちょっと風邪気味で体調を崩しかけてる私TOMですが、農園の
目の前にある数種類のハーブを摘み取り、冷たいハーブティをたっぷりと!!

身体に染みゆくハーブが、ぼんやりした頭と体をすっきりさせてくれます。
正に自然をそのままいただいている感じ。

今週末は「与論珊瑚祭り」があり、日曜日の夜は恒例の花火大会。
ステージやくじ引き抽選会など催し物が盛り沢山。
子供達にも夏休みのイイ思い出の一コマですね。

雨上がりの午後

2012年08月07日 | Weblog
与論島には様々な南国特有の花が咲いています。
一番多く目に付くのはやはり、ハイビスカスでしょうか。

農園の周りにも色彩豊かなハイビスカスの花が咲いており、「ファーマーズ
レストラン シャロン」ではハイビスカスを使ったシャーベットを作っています。
飾りにはもちろん、ハイビスカスが添えられていますよ。

先日の台風の後も、台風一過の青空は見られず一日に何度か雨が降らせながら
大地を潤していきます。
時間にして10分足らずの時もあり、外で仕事をしている時は気持ちよくシャワー
を浴びている感じがします。

そんな雨上がりに見るの花や植物は、とても生き生きと輝いて見えます。

今年3ヶ月ほどカウアイ島に住むフラの先生宅に滞在していた私には、一瞬ハワイ
にいるかのような気分させてくれます。

でもここは珊瑚礁に囲まれた島、与論島なのでした。



台風と島バナナ

2012年08月06日 | Weblog
台風11号は与論島をかすめ、西の海上へと過ぎ去りました。

昨日の夜がピークだったようですが、農園ではビニール ハウスの補強を
重点的に施し台風の過ぎるのを待ちました。
規模がそれほど大きくなかったため、被害もなく無事だったのは何よりです。

そんな中、今日は島バナナの収穫と荷造りを開始致しました。
一房ひとふさ丁寧に汚れを落とし出荷されます。

船の運航が再開されればフルーツを始め人も物も動き出せるのですが、
少し不便な島の生活もそれほど悪くはないと思います。

忙しい日常からちょっと抜け出し、静かな与論島で数日を過ごす時間を
見つけ出してみてください。


アップル マンゴー

2012年08月02日 | Weblog
今発送をしているのが、アップルマンゴー。

ここシャロン農園では、有機栽培の認可を受け無農薬で栽培しております。
アップルは殆ど出荷が終了し掛けていて、この後やって来るのがキンコーと
赤キンコー(玉文)となります。

いずれにしても今年のマンゴーは、8月中旬辺りで終了となります。

併設されている「ファーマーズ レストラン シャロン」では、手作りのマンゴー
や島バナナ・パッションのアイスがありますので、島内観光の際には是非お立ち
寄りください。

この季節の与論はとても暑いので、水分補給は忘れずに!!