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『Sharon Farm Diary』 シャロン農園日記

イダウワーチタバーリ(ようこそ)!ファームの情報、ニュース、舞台裏等・・・独自の感覚的目線で綴ってまいります。。

園庭(続き)

2020年06月29日 | Weblog
雨上がりの園庭は少し湿って、お絵かきにはもってこいです。


人の形が上手に描けていました。
机上では味わえない、紙を配られては描けない作品です。
自らやりたいとと思ったことができる場所が園庭の良さです。
一応、上手に描けていると言いましたが、うまい下手は問題ありません。
湿った土がキャンバスになったということ。
そこになぞった形がくっきりと残ること。
評価を気にしないで、自分が描きたいと思ったときにできたこと。
「楽しい、嬉しい、出来た。」
これで十分、いや最高なのです。
親が求める机の上のお絵かきの時間よりも貴重な体験ができました。





園庭のぬかるみの補修にダンプでこぼした砂の感触を楽しんでいました。
そして、摘み取ってきた草を使って何かを作っています。引っ張っては砂の中に埋めるを繰り返しています。
写真を撮っても気づきません。
ただ集中あるのみ。



「園庭」ということ。
幼稚園と保育園の設置基準では、
幼稚園が「運動場」、保育所では
「屋外遊戯施設」となっていますが、
幼保連携型認定こども園の認可基準では「園庭」という名称になっています。

 働く先生方に対する呼び方も「幼稚園教諭」「保育士」から
幼保連携型の認定こども園では、「保育教諭」という呼び方になっています。

 ここに就学前教育についての明確な方向性が読み取れます。
園に付随する遊び場が、ただ単に「運動場」や「遊び場」というと機能でなく、
さらに広く深い意味があることを示しています。

園庭での遊びが、子どもを運動させたり楽しませたりという平面的思考では物足りなくなります。
「環境を通して行う保育」の責任果たすのが、園庭であり保育教諭の大切な役割なのです。



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