いのち

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雨が降ったり止んだりのはっきりしないお天気です。

こんな日は気分がイマイチなので、

養老先生の講義いのち（ダイジェスト）（YouTube）

を聴いたりしていました。　　

養老先生のユーチューブは、最近よく聴いています。

『いのち』について、とてもいいお話でした。

 

自殺が多い国は、一人当たりのGDPが高い国だそうです。

いわば先進国と言われる国。

一方エジプトは、GDPは低く自殺する人はほとんどいない・・・

テロで死ぬ人はいるけど、自殺はないそうで、

GDPに伴って自殺は増えていくのだそうです。

日本で自殺をなくそうとすれば、エジプト並みにGDPを低くしなくてならない、

ってそれは不可能

 

現代社会において『いのち』を考える講義です。

自分の「いのち」は自分の物ではなく、与えられたものであるということ。

人間は自然なものだということ。

だれも設計図を描いて生まれてきている人なんていないのですものね・・・

 

建物や電車、線路、橋・・・ほとんどすべての物は、設計をして作っているのに、

人間は設計できません。

顔は美人で頭は良く、身体も丈夫で・・・性格もよくて、お金持ちのウチに生まれて・・・

だったらよかったのにな～～なんて何度思った事でしょう～（笑）

自分を意識し出した中学生の頃（？）はこういう環境の中にいる自分というものを

認めなくてはいけませんでした。

そこには自分の意志はない。

 

当たり前のように心臓が動き、腸が働いて食べ物を身体に取り入れています。

内臓のほとんど、というか生命の維持が自分の意志ではないのです。

自分の意志で呼吸を止めていても、何分かしたら空気を吸っています。

 

私は、多分に他力本願的な考えの持ち主なので

学校ではよく先生に、もっと自分の意志を強く持って行動するように言われました。

 

話しが私事になってしまいましたが、

人間は自然の物　という事を改めて養老先生のお話を聴いて思います。

そして、

これからの日本は、やはり『自給自足』を目指していく方向に

いくのが良いのかな～～と思わされました。

今年は、少しでも家庭菜園したいな～～

 

　　　　

今日のCOOPさん、夕方になってお届け・・・