最近の上海の取締り状況

しばらく多忙で記事のアップが出来ずに申し訳ございませんでした。

すでに皆様ご存知かと思いますが、この８月から全国で風俗の一斉取締りが行われております。（風俗だけではなく、毒、博打、交通法規なども含めた一斉綱紀粛正活動と謳われておりますが...）特に上海ではこの２０年間で一番の厳しさと公称されている通り、私の知る限りでも過去に聞いたことのないような厳しい取締りとなっております。

８月初めからここまでの流れを簡単にまとめますと、まずは特定の２、３の大手サウナにガサ入れがあり閉鎖→→その後市内中心をメインに主立ったサウナがクローズ→→市内全域に広がり上海市内ほぼすべてのサウナがクローズ….こんな流れで、まずはサウナを中心に取締りが始まり、その後オイルマッサージや置屋系などほぼすべての風俗に波及。さらに先週からは日本人街などのKTVや普通のマッサージ店なども軒並みクローズ。。。

ちょっとやり過ぎですね。。

過去をみるとここまで厳しい取締りは、大きな災害の後の喪に服す期間（１〜２日）や、一昨年プーチンが来た際にも似たような状況が少しの間（約１ヶ月間）ありましたが、それ以外では思い当たりません。
また、８月２０日までがメインの取締り期間だと聞いておりましたが今のところまだ継続中のようです。

さて、これからどうなることやら…ではありますが、雰囲気としては少〜し緩んできている感じはいたしますし、サウナの中には郊外に避難してオープンしていたり、オイマ店などは門を閉めて裏門から出入りをさせて営業したりと、あの手この手でかいくぐって対処はしている状況になっております。

そうは言っても、まもなくBRICSも開催されますし、今年の秋の共産党大会は習政権節目の大会と言われてもおりますので、しばらくの期間はくれぐれもご注意の上お遊びされた方がよろしいかとは思われます。

完全復活まではもう少しの辛抱でしょうか。。