本ブログ読者のW様からエロ舞庁突撃の詳細レポートが記事コメントとして届きましたので、まとめまして別の記事としてアップさせていただきます。
ちょっとした小説並みのボリュームの大作でございます!
(以下W様からのレポートです)
10月16日、17日、どんなものか試しに行ってきました。
本当は、16日だけの予定だったのですが、期待以上に良かったので無理して17日も行ってしまった次第です(笑)
4日間限定、「上海短期滞在のスポット日本人」としての体験談を投稿させて頂きます。
従って、長期駐在されている方や慣れている方とは、「ここ」での遊び方や捉え方が違っているかもしれません。
(実はまだ面識はないのですが)ゴローさんはアテンドとかで多分いろいろ忙しいんだろうなーと思い、一人で単独訪問してしまいました。
しかも、ゴローさんブログが、中国移動通信かなんかの「通信制限」で閲覧できない状態で。。
従って、「遊び方」についてはうろ覚え状態。。
んなもん行ってからなんとかなんだろうと。。
チャレンジャーだったなー、と思います。。。
体験談① トイレについて
16日の夜7時30分ごろ、この「舞庁」についたとたん、いきなり「ウンチ」がしたくなりました。
階段を上った入口手前に、スタッフっぽいエロそうなおばちゃんが座っていたので、なんだか分からないながらもつたない中国語で、
「ちょっとすいません」
「なぁに、アンタ。お金を両替してほしいのぉー」
「いや(汗)、中にトイレってありますか?」
「あるわよぅー」
とか、いきなりエロい発音で言われてしまい、ウンチがしたく苦しい状態ながらも妙に期待感が増幅してしまった次第です。
階段下の入口で、15元のチケットを購入、入場し、すぐさまそのトイレを探したところ、喫煙所の奥にありました。
もしかしたらドアなしの「ニイハオトイレ」かな、と腹をくくり、覚悟を決めていたのですが、(失礼ながら以外にも)「ドアつきトイレ」だったので安心しました。
遠出をするとき、中国の「トイレ事情」にはいつも苦労します。
日本標準レベルまでには至りませんが、この舞庁で「大」をもようしてしまったとしても(多分)大丈夫だと思います。
ただ、「大」をするときは、ティッシュは忘れないほうがよいと思います。。。(笑)
体験談② ローカルの方々の所持金について
トイレ(大)に行って体調をベストコンディションに近い状態に戻し、その点での「安全」を確保した後、入口近くにいる兄ちゃんに、リュックサックを1元で預けて、リストバンド「みたいなもの」をもらいました。
でも、これ、私の「リスト」には入らない状態。どうやらリストバンドの機能はないようです。。。
さすが「中国」だと感じ入ってしまいました(笑)
リュックサックの奥深くには、(ワザと)現金1,000元以上入れていました。
いや(汗)、単独行動だし何が起こるか分かりませんので。。。
ほんのちょっぴり不安でしたが、あの兄ちゃんの「服務態度」から見てまあ大丈夫だろうと思い、必要経費(以上)だと思われる現金300元ぐらいをポケットに入れて準備万端です。
さて、まずは様子見と、
ついついうれしくて「夜回り先生」ばりに、舞庁のはじからはじまで何往復も歩いてしまう「私」。。。
歩いているだけで、女性たちが「熱い視線」を向けてきますねー。
明らかに「年」のいってるおばさんっぽい方もいらっしゃいますが、まあいいでしょう。
もちろん若い「かわいい子」もいます。
この視線を受けるだけでも16元(300円弱)のモトはとれてしまうのではないでしょうか(笑)
男性陣(お客)もいろんな方がいますね。
例のごとくグループで「大気者」を気取っているお兄さん達や、年配のおじさんたちもいます。
すみっこのテーブル席には、孫娘ぐらいの子のオッパイを片手で「わしずかみ」にして遠くを見つめ、ボーっとたそがれているおじいさんもいらっしゃいました。
「年いくつ離れてんだろう。。。じいさん、文革(文化大革命)の時、しんどかったんだな。。。」
「怖いもの」を見て、しみじみしてしまいました。
飲み物(ジュース)は10元でした。ちょっと高いかな。。まあ「言い値で」。。
買う際、暗くてポケットの中のこまかい札がなかなか見つからなかったので、しかたなく300元全額をポケットから出して、10元抜いて支払ったところ、受付の兄ちゃんが、「うおー、(金もってんじゃん)」って感じで唸りやがったんですよ。
頼むから300元ごときで唸らないでほしい。。
「ふっ、不安になっちゃうじゃーないですか(汗)」。。
ただ、この「一事」によって、周りのローカルの方々の「所得」や「ふところ具合」、女の子達が要求する「お金」がどの程度なのか、分かった気がしました。。
体験談③ 遊び方や雰囲気について
「ここ」での楽しみ方は、他よりも自由度が高い、と同時に奥が深いんだなと感じました。
オーソドックス(定番)であれば、女の子をダンスに誘って「ボディータッチ」したり、席で「歓談」などして、お互いの連絡先を交換し合う。。そして、その先の「可能性」は無限。。。
そういう風にコミュニケーションしていって「夢を買う」場所なんでしょうね。
ただ、私は残念ながら「長期駐在者」ではなく、「スポット一見日本人」という立場だったこともあり、深入りして女の子達から「ウェイシンやろうよぅー。。」だとか、「連絡先おしえてよぅー。。」だとか甘えた声でせがまれてしまうと、様々な「諸事情」から、続けられる自信が(全く)なく、そういうシチュエーションになると少し困ってしまう人なのです。
体力的に少し疲れていたこともあってしばらく椅子に座り「目の保養」や「周りの観察」に努めていましたが、「それだけじゃもったいないし、どうするのがベストなのかな」とぼんやり考えていました。
でも、
この疎外感を感じさせない良い意味での「アウェー」感。
なぜか心に響いてしまうこの「香港だか大陸ヒット曲なのか、いずれにせよ何だかわからんバラードBGM」。
何かアブない期待感を煽りたてられる「日本人によく似た顔だち」をしている女性達の姿。
日本語など一切交わすことが出来ない混沌とした「非日常的空間」。
(主観ですが)それだけで何かイヤされてしまいます。。。
しかし、ふと我に返り、店内の電光掲示板みたいな時計を見ると、もう、いつの間にやら9時40分。。。
周りを見渡すと、なんか「人口密度」がさっきよりも若干、薄くなっているような気がする。。。
受付の兄ちゃんに、
「ここ何時で閉まっちゃうんですか?」、と確認したところ、
両方の人差し指バッテンして「10時だよ」と。。やはり。。
外見はクールをよそおい「夜回り先生タイムが長すぎたようだ。コイツはヤバイな。」と少し反省しつつ。。。
ただ、一方では「エロタイム」と重なりつつあったその時、「あの人、一体何なんだろう。。」と、興味津々な面持ちで、ほほえみを浮かべた一人の女性(シャオジエ)が、物好きにも私に声をかけてきました。
体験談④ 女の子について
「ねぇ、私とダンシングしない?」
実際は、スピーディな言い回しで、私にはほとんど、いや正直全く聞き取れていなかったのですが、彼女の表情や、身振り、素振り、その他状況から要約すると、多分こんなことを言ってるんだろうな、と判断しました。
時間もあまり残っていないし、、、折角だから素直に「あっああ、、いいよ」、と。。
この時の気持ち、あまり言いたくなんですけど、実はすごく恥じらいを感じてしまったんですよね。。。
「目の保養」や「周りの観察」にやたら時間をかけて喜んでいたんですけれど、やっぱり「ビビリ」があったんですねー。
いい年した限りなくオヤジ寄りな「私」なんですけど、そういう消えつつある気持ちを呼び起こさせてくれる場所でもあるんでしょうね。「ここ」は(笑)
しかし、情けないことに、
「段取り」等を含め、相当な手練れっぽい彼女の手に連れられて、うす暗くなったダンスホールへと連れられる私。。
突如、真っ暗闇の中の「抱擁」がはじまりました。
ただ、その抱擁中も、相手が「ガイジン」だということを全く認識していない彼女は、密着状態の中、ロマンチック、いや「ローカルチック」に、私に話しかけてきます。
全身を耳にして聞き取ろうと努力したのですが、結局ついていけず、、
「おっ俺、中国人じゃないんだよ。。」
(しかし発音が悪かったのか)「え、なぁに。。」
(言い回しをかえて)「俺、ガイジンなんだけど。。」
「えー!そうだったんだ。ハングオレン(韓国人)?」
「いや、日本人なんだけど。」
「アナタ、背が高いから東北人だとおもってたわ。・・・ティンブドンだったのね・・・いいのよ。メイウェンティよ。」
こんなやり取りが繰り返され、聞き取れないたびについつい「ブーハオイースー(申し訳ない)」を連発してしまい、「抱擁」を堪能するどころか、むしろ「聞き取り」に圧倒的配慮をしてしまい、あえなくタイムアップ!
でも、ここは礼儀正しく「ありがとう」と一言、良い勉強になったと、チップ20元を支払い、まあビギナーはこんなもんだろうと勝手に納得しつつも一人反省会、重要な「気づき」として、
「(リスクはあるが)もっとガイジンだってことを積極的に押し出さなくちゃいけねぇんじゃねぇのか」
と悟りました。
遅々ながらフツフツと湧き起こるやる気を感じ、女性専用イス席をチェックすると、さっきから「めっちゃイケてる!!」っと思っていた女性が、この閉店間際において、ローカルの大気者オヤジどもから完全に解放されて「フリーな状態」になっていることに気づきました。
体験談⑤ 人気嬢について
「閉店間際」。。
一瞬ではありますが「人気嬢」たちがいろいろな意味で束縛から解放される(可能性が高い)時間帯。。
「ウェイシン」だとか「連絡先」交換などは前提条件から(基本)外している私「スポット一見日本人」としては、この上ない状況が広がっているのではないかと「勝手に解釈」してしまった次第です。
ご多分に漏れず、皆さんと同じように、私も「小さくて、細くて、それでいて巨乳」という子が好きなワケ、なのですが、この条件にジャストフィットしつつも、それでいて何となく「知性を感じさせてしまう」あの顔だち。。
見回す限りにおいて、(たぶん誰が見ても)彼女は間違いなく「ナンバーワン」でしょう。
いい年をして、萌えてしまいました(笑)
中学3年のボウズのように「断られたらどぅしようー」だとか、少し葛藤しちゃいました。。。
でも、「ビギナー」だったので、そこは勘弁してください(笑)
舞台の照明が半分消えたとき、彼女の前に立ち「勇気」を振り絞り、手を差し伸べて「お願いします!」アピールを敢行しました。
彼女の反応は、私の葛藤などよそに、にっこりと笑顔で、「いいわよ」と、、、大丈夫だったようです。
思わず、ほっとしてしまった「私」。こんどは自分から手を取り舞台へ行きます。
同時に、先ほどの反省から、「日本人」と明かし、「ガイジン」アピールもしっかりやっておきます。
再度、真っ暗闇の中の「抱擁」がはじまりました。
嗚呼。。。この「ぬくもり」、背が低く、細いながらもこの「巨乳の感触」。。。
緊張しつつも、さっきと違い、「抱擁」(と「おさわり」)に集中出来てしまっている私。。
ときおり話しかけてきますが、相手は「ガイジン」だという認識から「ローカルチック」な言い回しをしてこないため、意外にもちゃんと「返答」に対応できている私。。
しかし、「抱擁」して、単純な横移動を繰り返しているだけなのに、緊張からか「大量発汗」を抑えることが出来ない。。
「うふふ。あなた。すごく汗かいてるわね。。ここはファンソンイーディエンな場所なのよ。ブーヤォジンジャンよ。。何でそんなに汗かいてるのー」
「何で」って言われても、自分でもよく分からないし、ボキャブラリーもない私は、、、
「・・・それは、ガイジンだからだよ。。」
もう・・・言い訳は全てこの「ガイジン」に帰させてしまえばよい。
「全然メイウェンティよ。。うふ。。あなたかわいいわ。。(むぎゅぎゅうっーぅ)」と、「汗」など全く関係なく、「抱擁」(と「おさわり」)に一層熱が入ってしまうこの状況!!
「さっさすが人気嬢。。接客態度がデキまくっている。。や・さ・し・い・ね・」と、トシ甲斐もなく感激してしまった次第でした。。
「エロタイム」が無事終了し、しっかり堪能させて頂いた後、きっちり20元チップを支払い、彼女と「再見(さようなら)」したちょうどその時、閉店を迎えました。
ここでのキーワードは「ガイジン」なのではないかという「仮説」を立て、異端ながらも「満足」だった1日目が終了しました。
体験談=その?の続き=
翌日、スマートな私はこの「舞庁」に行く予定は入れておらず、「シュィジャーホイ」のセレブリティな百貨店でジョギングシューズを買おうと散策していました。
しかし、見渡す限り、ごく当たり前な「アディダス」だとか「ナイキ」などという世界標準のブランド品しか販売していませんでした。
「んー、せっかくだから、マニアックなリーニンだとかピークァだとかそういうオリジナリティなのが欲しいなー」
「本当は(他に用事もあって)今日行く予定はなかったんだけど・・・そういうのは七宝になら売ってるかもしれない。仕方がないから(無理して)行ってみるか・・・」
と(本当はこの「舞庁」が気になって仕方がない)自分自身に対し「真っ赤なウソ」をつき、地鉄9号線に乗り込みました。
ローカルなジョギングシューズを買うだけであれば、なにも「七宝」に行くことはないだろうと。。。
七宝に到着し、駅ビルみたいな百貨店の4階に、「リーニン」だとかの売り場がありました。
しかし、商品を見るとデ、デザインが!!
これから販路(ビジネス)を拡大しようとしている関係者の方々には大変心苦しい限りなのですが、「ナイキ」や「アディダス」等をはじめ、グローバル展開している世界標準ブランド品と比較してしまうと、
「こ、これは、、明らかにダサい。。いやダサすぎる。。ダメだ。。もうダサダサだ。。」
というのが率直な感想でした。
他のお客さんが全くいない状況の中、店員さんたちから「シーイーシーマ?」とけなげ、かつ一生懸命に勧められましたが、試着するその気力すら全く起きない。。。
こんなものを日本に持ち帰り、フィットネスクラブでお披露目でもしようもんなら、「有閑マダム」達からキモがられ、「村八分」にされてしまうことは明白。。。
オリンピック金メダリストだとかをたくさん輩出している「すごい国」なのだから、「もっと気張って頂きたい!」、と心から感じてしまった次第です。
中国国産ブランドシューズにすっかり失望してしまったスマートな私は、心の奥底で、本当はそれが真の「目的・願望」だったにもかかわらず、
「じゃぁ、近いし、、せっかくだから、またあの舞庁へ・・・」
と自分にウソを重ねつつ、尾崎豊さんの「ダンスホール」の曲を頭の中で奏でながら、駅前からバスに乗り込み再出陣してしまったのでした。
体験談⑦ 「女の子のネットワーク」について
17日 午後6時30分、、、
自分にウソを重ねつつ、昨日よりも若干早いタイミングで、再度、この「100%ローカル舞庁」に来てしまいました。
周りをチェックする限り、昨日と同様、私以外の「ガイジン」らしき姿はありません。
昨日(木曜日)よりも、女性達の数が多いような気がします。
中には「チラっしゃいませ!」と言わんばかりの服装をした女性の姿もいます。
どうやら昨日よりも「ギルガメ(ギルガメッシュナイト)度数」が高いようです。
「そうか。。。今日は金曜日だ。しかし中国人にもはな金などという概念があるのだろうか・・・」
私事ながらも、「はな金じゃぁないですかー」という日本ではもはや「死語とされている言いまわし」を、この2014年においても未だ現役でバリバリ用いているらしい、完全に日本の流行とは疎遠になってしまっている「アメリカ(ミネアポリス)現地女性スタッフ」を連想してしまいました。
この日は、昨日とは少し違った形で楽しみたい「願望」を持っていました。
もちろん昨日は昨日で、自分なりに「楽しく有意義な時間」を過ごすことが出来ていたのですが、ただ、「今日はそれとはまた別の刺激が欲しい!」と。。
従って、なんとなく「出来れば昨日の女の子達にはあんまり顔合わせたくないなー」と思っていました。
・・・が、そんな私の望みとは裏腹に、この薄暗さにもかかわらず、入場してわずか5分ぐらいで、その④で記載した「女の子」に発見されてしまいます。
間髪を入れず、その⑤で記載した「人気嬢」にも。。
ただ、残念なことに昨日の「人気嬢」はこの時点ですでに、ローカルの大気者オヤジどもに囲われてしまっているようです。
しかし、何なんだろう。。。
私が「ガイジン」だということを知るスベがないであろうはずの、昨日存在していなかった、もしくは全く会話すらしていない女性たちまでもが「日本人・・・」と声をかけてくるこの状況。。。
原因不明ですが、ここの女の子達の間には、何らかの情報ネットワークが張り巡らされているようです。
「ウェイシンだろうか?」
「昨日の人気嬢のしわざだろうか? (勝手な思い込みながら)いや人気嬢がそんなことをするハズがない! ・・・だとすると。。。」
その時、そんな私のたわいもない、かつどうでもよい「考察」をかき消そうとするかのように、昨日の上記「女の子」が、他女子2人を引き連れて、あたかも私を奇襲、かつ肉薄しつつあることに気づきました。
体験談? 「特殊服務?」について
「・・・な、何だろう。。」
昨日の「女の子」を含めた女子3人組が、半ば呆然としている私を取り囲み、空いている椅子に着席し「何か」をアピールしてきました。
「あなた、日本人でしょう。。私たち3人って・・・・・が、とてもリーハイなのよ。。」
しかし、目的語を含めた・・・・・の言い回しがローカルすぎて全く聞き取れないため、残念なことに「何が」とてもリーハイなのかが分かりませんでした。
「・・・エロだろうか。。」
「・・・噂の別室でのチュエンタオフーウーみたいなやつの誘いだろうか。。」
「・・・ホイホイついて行くと、一体いくらかかってしまうんだろう。。」
と、彼女たちにバレないよう思考してしまいました。
よく観察すると、その3人の中の1人が、得体のしれない何かに恥じらっている感じがしました。
いずれにしても、何かの対象(服務)に「ロックオン」されてしまっていることは確かでしょう。
この舞庁における彼女たちの容姿レベルは、「中から、中の上」ぐらいだったでしょうか。
ただ、「君たちのその戦略眼は、全くもって正しい。。」と感服せざるを得えませんでした。
「ガイジン」イコール「金持ち」。。そうなのです。
買い物だとかという名目で、自分に対し、ウソにウソを積み重ねて来てしまった結果、その「代償」として、私は4,000元以上の「現ナマ」をここに持ち込んでいたのです。
この舞庁において、1、2位を争う(現ナマ所有している)「小金持ち」であったことは疑いようのない「事実」だったでしょう。
正直に告白すると、さらに、万札8枚、米100ドル札5枚ほどを保有しており、これらを含めると現金10,000元を超えていました。
そんなものを(見知らぬ)兄ちゃんに、たった「1元」で預けてしまっていたのです。
バレたら一体どうなってしまうのだろうか。。。
しかし、さっきから、しきりと「聞き取れない何か」をアピールしてきます。
ただ、この小金持ちをその気にさせるには「何かが足りない・・・」のです。
ここでの私の目的、願望・・・ 自分でも、だんだん分かりつつあったことですが、、、
それは「萌えたい!」のです。
「だめだ!全くもって萌えない。。ダメダメだ。。悪いが君たち3人には、何かが足りないのだ。。」
「(ガンダムではないが、、)その程度の戦力では、ジャブローは落ちない・・・」
と、身勝手ながら一方的に結論づけ、「ガイジン」の特権(武器)である「ティンブドン」でやり過ごそうと、何を言ってきても「知らん、分からん」アピールを連発してしまった次第です。
そのうち彼女たちも興が覚めてしまったのか、別のターゲットを探そうと、あきらめて「転進(撤退)」の動きを見せます。
ただ、まさに撤退(転進)するその時、
「本当は、ティンダドンだったくせにぃー(怒)」
(「いや、、、本当にティンブドンだったのですが・・・」)
と、弁明する機会を全く与えられないまま、「フルパワー」でバチンと腕のあたりを殴られてしまいました。
経験のある方ならお分かりになると思うのですが、中国の女性(シャオジエ)は殴る時、「フルパワー」でくるので、殴られる方はすっごく痛いんです(泣)
半袖Tシャツだったので、腕のあたりがミミズ腫れしてしまいました。
注意してくださいね(笑)
体験談? 「超人気嬢1」について
ここでの「気づき」として、
少数ではありつつも男性陣の中には、照明の明るい時間帯に「ダンスのうまい女の子」を誘って、普通の「ペアーダンス」を行って楽しむ方々もいらっしゃいます。
我々「日本人」はどうしても表面的な「エロ」に着目しがちなのですが、より深い「ロマンチズム」を求めて来店される方々もいるようです。
中には、素晴らしいパフォーマンスを披露してくださる方々もいらっしゃいます。
ひょっとしたら「この舞庁」は、現地の人たちにとっては「ロマンチック」な場所なのではないかと、錯覚してしまうほどです。
そういう「ダンスのうまい女の子」の中に、たった一人「周りとは全くスケールの違う別次元のオーラ」を放っている子がいました。
あの計算されつくされた「シャレた、小さな、ステップ」。。
テレ東ドラマ「恨み屋本舗」の主演女優、木下あゆ美さんを彷彿させてしまう、あの目をつりあげたような「妖絶な化粧」。。
「ツンデレ」な雰囲気を醸しつつも、何か「幼さ」を併せ持つ、あのとてつもない魅力。。
かつての「李香蘭」さんもあんな感じだったのではないでしょうか。
何となく「髪型」も似ているような気がします。
至って露出度の低い「チャイナドレス」を着用しつつ、普通の「ペアダンス」を、ステキにこなしています。
多くの視線が、まるで「エロ」を忘れてしまっているかのように、彼女に集まっています。
私の目も、彼女に「釘づけ」です。。。
「上海雑技団の女性ダンサーを彷彿させるような雰囲気・・・」
「AKB48」や「SKB48」などよりも、「上海雑技団」の(成人した)女性ダンサーたちにシビれまくるタチである私は、不覚にも「萌え」をやや超えてしまっている「感動」に近い感情を味わってしまっていたのです。
「ペアダンス」を終えた男性客たちが、アバンチュールを求めて囲い込み交渉らしきことをしていますが、ことごとく「玉砕」しているようです(笑)
現地の男性客たちからずっと、ひっきりなしに声をかけられていますが、彼女は「自分専用席」から全く動こうとしません。
「エロ」にはあまり関心がないそぶりを醸し出しつつ、それでいて、彼女の周りには、若干距離を置かせつつも多くの男性客が取り巻いてしまっているあの状況。。
ただ単に、普通の「ペアダンス」を踊り、座っているだけで、男性客を焦らし、虜にしてしまうあの底知れぬ実力。。
ほとんど「クイーン」の貫録です。
意図的なツンデレ営業をされている「美人」さん達は結構いましたが、ああいう「超本格派」はいませんでした。
ローカルオヤジをはじめとする男性客たちもタジろいでしまっていて、なにか「畏敬の念」を抱いてしまっているようです。
普段のサラリーマン生活においても、
「なぜ、出来る人間にだけ、仕事が集中しすぎてしまうのだろうか!」、ということに常々疑念(反感)を抱いている「私」にはよく分かるのですが、あの「ツンデレモード」を一旦解除してしまうと、アプローチしてくる男性客が多すぎて、恐らく収拾がつかなくなってしまうのでしょう。
そういう「ハイレベルな彼女」に対して、ぜひともアプローチしてみたいと思った私は、どうすべきか、ということを超真剣になって考え始めていました。
体験談? 「超人気嬢2」について
「なぜあんなレベルの高い女子がこんなところにいるんだろう。。。」
「もしや、店側とタイアップ契約している、上海雑技団からの回し者(刺客)じゃあないだろうか。。。」
一定の社会的経験を積みさえすれば容易に判別することが出来る、あの実力、圧倒的存在感!!
「ガッ、ガイジン」として、お近づきになり、ぜひあのダンスの「レッスン」を受けたい!!
そして、「・・・モッ、モミモミしたい。。。」
しかし、彼女には普通の「ペアダンス」を熱望しているローカル男子たちが「入れ替わり立ち代わり」やってきており、ずうずうしくも彼女から半径1、2メートルぐらいの「女性専用イス席」に座り、スキあらば「アバンチュール」も、という感じでスタンバってしまっているのです。
その他、純粋にただ「エロ」を期待しているローカルオヤジたちまでもが、彼女の付近一帯に溢れかえってしまっています。
そこは本来「女性専用イス席」であるハズなのに、、、皆、ホームであることを良いことに「戦術的ファウル」も辞さない構えです。
その数、実に十人以上。。
あたかも外部からの侵入者を阻むかのような、見事な防御態勢を構築してしまっており、私「ガイジン」なんぞは到底入り込む余地がありません。
ただ、彼女は、「ソファー席」ではなく「女性専用イス席」に座っているため、外部からのアプローチを敢行したとしても、ルール上、「ファウル」には該当しないでしょう。
しかし、うかつに行動してしまうと、ローカルオヤジたちとの「心情面」での問題が生じてしまい、タダでは済まされない「カツアゲ等の危険性」が併存するワケです。
従って、「お近づきになりたいのは山々なのだが、何よりも最優先すべき安全を確保することが出来ない」状況だったのです。
私たち(ガイジン)にとっては、良くも悪くも「完全アウェー」の地なのです。
忘れてはならぬ事実として、ここ上海は数年前、かなり大規模な「反日デモ」のあった地でもあります。
そんなことを反芻していたあるタイミングで、彼女を「チラ見」したその時、何者かが彼女の前に近づき、何やら交渉らしきことをしつつある光景を目撃してしまいます。
何者かが手にしているもの。。それは遠目からでもバレてしまうあの「緑色の紙幣」。。
まるで、出川哲郎さんそっくりなあの風貌。。
抑えきれない「恥ずかしさ」を全面に示しつつ、ただ、ヒキつりながらも満面の「笑み」で懸命にそれをゴマカそうとしているあのけなげな表情。。
・・・何やら交渉が成立してしまったらしく、そのままダンスホールの闇の中へと消えて行ってしまう。。。
その一部始終を見てしまった私は、奥底からフツフツと湧き上がってくる「嫉妬心」みたいなものを抑えることが出来ませんでした。
体験談? 「超人気嬢3」について
あ、あのローカル男。。。
「チッ、、チップ前払い。。」
「緑色紙幣、、つまり毛沢50元。。」
「・・・な、何らかの包括契約みたいなのを交わされてしまったのだろうか。。」
もはや理屈など遠く及ばない、全くもって原因不明の「嫉妬感」「屈辱感」「挫折感」に打ちひしがれる私。。。
・・・数分後、再び照明が明るくなりました。
しかし、彼は前払いで「50元」も支払っていたにもかかわらず、彼女は普通に「自分専用イス席」へと戻っていきます。
じーっと見ていましたが、観察する限りでは ・・・どうも「それっきり」だったようです。
当たり前ですが ・・・釣りも無いようです。
従って、前払い50元で「エロダンス」一発のみだった、と結論せざるを得ませんでした。
「相場の2.5倍。。しかも前払い。。・・・ウ、ウソだろう。。・・・そ、そんなバカな。。・・・ここではこんなことが起こってしまっているのか。。」
「ご、50元っていったら、ここの古鎮付近に位置する東西のアソコの相場と全く同じじゃあないか!!」
という途方もない衝撃を受けたと同時に、
「フ、フフ。。さ、さすが俺の見込んだ女性だ。。さすがだ。。エロカッコ良すぎる。。」
「久しぶりに見てしまった。。・・・こ、こいつは人間の化け物だ!!」
という、第三者には説明しがたい、もはや狂おしいばかりの「畏敬の念」を、がっちりと刻み込まれてしまったのでした。。
しかしながら、得体のしれないアヤしげな「闘争心」みたいなものもフツフツと湧き上がってくるのを抑えることが出来ない。。。
・・・ほほうー。。毛沢50元か。。
・・・でも50元。。たかが50元。。50元ごとき。。・・・全く大したことねぇじゃん。。
・・・カネ・・・そんなの俺も持ってるし。。
・・・アンタたちとのカネの張合いなら、・・・今日に限っては、負ける気がしねぇ。。イヤ、負けるハズがねぇ。。
・・・どうやらガイジンを本気にさせちまったようだな。。
・・・カネ・・・重爆チップ・・・敢行しちまうか。。
と、思考のベクトルが、途方もなく逸脱した方向にブレまくりつつあった自分に、残念ながら気づくことが出来ないでいたのです。
体験談? 「超人気嬢4」について
彼女が醸し出す「オーラ」「フェロモン」に見事にヤラれてしまい、完全に「正気」を失っている「私」がそこにいました。。。
・・・くっ、、コミュニケーション能力に多大なハンデをもつ、ここではほとんど身体障碍者に等しい俺(私)だが。。
・・・しかしながら、これは、、、も、もはや、戦い。。
・・・この致命的ハンデを抱え、かつ完全アウェーな状況でありつつも、俺(私)が彼らより唯一、もしかしたら上回っているだろうと考えられるものは何だろうか。。
それは「カネ(金)。。手持ちの軍資金の高。。」
・・・昨日は「1,000元」以上、今日は現金「4,000元」、いや「10,000元」以上を、ここに持ち込んでしまっている、そもそもの理由って本当は一体何だったんだろうか。。
それは「買い物だとかそういうのじゃあなくて、平凡な日本でのサラリーマン生活から完全に空中浮遊した、とてつもなくアブない何かを期待していたから。。」
・・・そのとてつもなくアブない何かって一体何だろうか。。
それは「逸脱したアバンチュール、放蕩にこの身を溺れさせること。。」
・・・ただ、どうすれば、その逸脱したアバンチュール、放蕩に身を溺れさせることが出来るんだろうか。。
それは「この舞庁での、(世界)最高記録を樹立することになるであろう、4,000元、いや10,000元重爆チップを、前払いで彼女に提示さえすれば、可能なのかもしれない。。」
・・・しかし、その行為は、この舞庁において「合法」とされるのだろうか。。
それは「チップには、20元という下限は定められているが、上限については定められていないハズなので、問題ないだろう。。」
・・・でも、そんなことをしてしてしまったら、あのローカルオヤジどもがだまっちゃいないんじゃあないのか。。
それは「・・・黙るだろう。。イヤ黙らさせるさ。。最悪は、その4,000元、10,000元チップをオヤジどもにも、麻生元首相さながらにバラマキ還元すりゃあいい。。」
・・・もはや「パッとして、グっと」きちまってる以上、悔いなく全弾ぶちまけちまっていいんじゃなかろうか。。
・・・この完全アウェーで、乾坤一擲「4,000元、いや10,000元重爆チップ」を敢行してしまってもよいんじゃなかろうか。。
・・・「金」イコール「活路」。。ぜひともワールドレコードを達成してやろうじゃあないか。。
・・・なんでかって。。それは、「虎穴に入らずんば虎子を得ず。。」「旅は恥のかき捨て。。」という先人の言葉だってあるじゃん。。
・・・まだ行ったことはないが、「日式KTV」で重爆するよりかははるかに安いだろうし。。
・・・「重爆」・・・イケる。。イケちまう。。
・・・しかし、重爆敢行しちまったら、一体どうなっちゃうんだろう。。
・・・完全エロ昇華しちまうんだろうか・・・うふふ。。
・・・この舞庁の伝説になりたい。。
・・・重爆敢行すれば、スキージャンパーの葛西選手みたいに「レジェンド」として語り継がれるだろうし。。
・・・事は急げだ。。さあてと、、戦闘準備!!
・・・さあ、ローカルの奴らをビビらせてやろうぜ。。
と、完全に「魔物」にとりつかれてしまっていた私は、一人酩酊状態になりながら、荷物引換証である「リストバンドもどき」を手に持ち、その準備のため、預け荷物の管理をしている兄ちゃんの方へ向かっていったのでした。
体験談? 「超人気嬢5」について
酩酊状態になり、完全に「イカレていた」私は、フラフラと、荷物管理の兄ちゃんに荷物引換証である「リストバンドもどき」を提示しました。
「ニィー、ホイジャーマ?」(アンタ、帰んの?)
「ブ、ブーホイ。カァーイーカンイーシャシンリーマ?」(い、いや。ちょっと荷物を見たいんだけど?)
しかし、そんなやり取りをしていた、まさにその時、、
・・・突如、私のすぐ後方から、とてつもない「罵声」が発せられました。
「・・・な、なんだ。。」
「・・・準備計画がバレちまったのか。。・・・それとも俺、変な言い回しをしちまったのか。。イヤ、そんなハズは。。」
酩酊状態から目が覚めたかのように、思わず「ハッ」となり、後ろを振り向くと、(荷物管理ではない)受付の兄ちゃんが、ローカルオヤジ2人組に対し、怒りを露にして、相当な勢いでマクし立てていました。
見ると、そのローカルオヤジたちは、喫煙エリアではないのにもかかわらず、「タバコ」をくゆらせていました。
さらに、その手には、ここでは販売されていないハズの「ビール缶」が握られていました。
どうやら「エリア外喫煙」と「ビール持ち込み」という2つの罪(ファウル)によって、私ではなく、オヤジたちが叱られているようです。
しかし、あの受付兄ちゃんの真摯な対応をよそに、ローカルオヤジたちからは、反省の片鱗すら、うかがえません。
むしろ、この国の街中でよく出くわす、平時の際のあのオヤジたちと同様の「例の表情」をしており、何か余裕めいた「薄笑い」を浮かべているようにも感じられます。
ただ、最後には、兄ちゃんの「正論」が勝ったかのように、そのオヤジたちは「缶」を持ち、喫煙所の方へと消えて行くハメになりました。
「兄ちゃん。。推定時給200円ぐらいかもしれないが、皆のために良い仕事をしてくれている。。」
心の中のツブヤキながらも、あの受付兄ちゃんを、褒め称えずにはいられませんでした。
「しかし、あのオヤジたち、な、何たるバカなんだ! 幾らなんでも、客として最低限のマナーは守らにゃイカンだろう。。」
「文化の違い=間違い、ではない、ということを前提にしても、さすがに今のは100人中99人がバカだと認めてしまうだろう。。」
「全盛期の俺をやや超えてしまっているバカだった・・・・・・だろうか???」
「・・・バッ、バカな、そ、そんなバナナ・・・」
まるで雷撃を受けたかのように、
・・・本当に「バカ」は、あのオヤジたちだけだったのだろうか。。。
・・・果たして人のことを言えた分際なのだろうか。。。
・・・もう一人、「重爆チップ」などというとてつもなくアブないことを敢行しようとしていた、あの「バカ」を遥かに凌駕する「うつけ者」がここにいたのではないだろうか。。。
という「事実」にも気づいてしまいました。
受付兄ちゃんの間接的な「罵声(援護)」のおかげで、「魔物」の呪縛から完全に解き放たれ、正気に戻っていた「私」がそこにいました。
体験談? 「超人気嬢6」について
「・・・一体何だったんだろう。。さっきのインナーウォーみたいなのは。。」
「・・・アブなかった。。役満とはいかないまでも、親倍直撃ぐらいの大放銃をシデかすところだった。。」
カネではなく、予備タバコだけを取り出し、荷物管理の兄ちゃんに再びバッグを預けて、戻ってイスに腰掛けた私は、しばし呆然としていました。
(しかし、もっと気楽に、肩の力を抜いて楽しみゃーいいのにと・・・我ながら思ってはいますが(笑))←
「重爆チップ」など考えてしまった自分がハズかしく、、、ただ、ひたすら猛省を繰り返していました。。。
しかし、そんなさなか、どこからともなく何やら「哲人めいた声」が聞こえてきました。。。
ゴローさんの声でしょうか。。。
・・・散財、、、しちゃダメ。。
・・・ココは、数少ない貴重なチープ・シャンハイ。。
・・・貴重なチープ・シャンハイをエクスペンシブ・シャンハイに変えてはイケない。。
・・・ローカル適正価格による最小限の出費で、エロを堪能すべき。。
・・・旅は恥のかき捨てだが、ヤリすぎはいけない。。
・・・そっと、目立たず、「ど」のつく「ローカル」を堪能すべし。。
そ、そうだったんです!
その通りなのです!
ここは、「この国の人民の、人民による、人民のための癒し場、欲望渦巻く夢劇場」であり、
ガイジンは、「周りにご迷惑をカケずに、ローカルの適正価格で、最大限の喜びを享受する場」であるべきなのです。
また、「異国の地で、日々汗を流し、格闘をしている駐在員や長期滞在の方々などのためにも、適正価格を釣り上げるようなご迷惑をかけるべきではない」のです。
同時に、「(人によっては、世界自然遺産に匹敵するかもしれない・・・)こういう貴重なチープ・シャンハイは、環境保全と同様、適正価格を上げさせないよう、皆で保護すべき」なのです。
一切の迷いが消えた私がそこにいました。。。
何か、悟りを開いたような気がした私は、再度彼女を「チラ見」しました。
「・・・な、なんということだ!」
「あ、あれほどはびこっていたローカル男子たちがいつの間にかいなくなっている!!」
まるで、「哲人」の神通力がきいたかのごとく、、、
彼女の周りは、、、「戦国」で例えると、原因不明ながらも「桶狭間(田楽狭間)」のような状況になっていました。
体験談? 「超人気嬢7」について
「あのダンスがやたらうまかった、ローカル男子たちが彼女の周りにいない。。」
「ギルガメ全盛期のイジリー岡田(さん)みたいなオヤジたちまでもがなぜか消滅してしまっている。。」
彼女は、隣の女の子たちと同様、「空き時間」を利用して、スマホらしきツールをいじっていました。
明るい照明の中、普通のペアダンスにも誘われていません。
つまり、彼女の体力は、問題なく回復されている状態でもあったのです。
従って、このままの状態で、「エロタイム」に移行さえしてくれれば、ローカルオヤジたちとの「心情面」での安全も確保され、彼女の「体力面」からも、お誘いして問題がないと判断できる状態だったのです。
「エロタイムよ。。た、頼む。。・・・は、早く、到来してくれ!!」
外見は懸命に「クール」を装いつつも、、、私は、ただ、祈っていました。
・・・待つこと数分、舞台が半暗になり、ついに待望の「エロタイム」がやってきました。
彼女の周りは、依然としてオヤジたちのいない状況がキープされていました。
「もう彼女のいない舞庁なんてツマんない。。」
「断られたら、その時はモウ帰りゃあいい。。」
長期滞在者や慣れていらっしゃる方の観点では全く理解できない心理だな、と自分で書いていて苦笑しつつも・・・明日帰国を控える短期滞在者であった私は、、、
何か「覚悟」みたいなのを決めていました。
同時に、あり得ないことだと思いながらも、とてつもなく「緊張」していました。
ただ、私は、心の奥底で、こういう「あり得ない気分」を味わいたかったのだろうと密かに認識していました。
他の場でもそうでしょうが、短期滞在者は、その場で最高だと考えられる「真打ち」に相手をしてもらいたい心理にかられるものなのです。
「もっと気楽な感じで楽しめばいいのに。。」ということを知りつつも、短期滞在者は(私だけかもしれませんが)、ついついリキんでしまうものなのです。
極めて「フツウ」を保つよう努力しつつ、、、
"彼女の前に立ち、昨日よりもさらに「勇気」を振り絞り、不覚にも「片ひざ」をつきつつ、手を差し伸べ、王子様さながらの「お願いします!」アピールを敢行してしまいました。
"
「旅は恥のかき捨て」の許容範囲として許してください(笑)
彼女は、生涯において、はじめて目にしたであろう「王子さまアピール」に何かとまどっていた様子でした。
「ツンデレ」から、かすかな「微笑み」にかわると同時に、「日本人・・・」と、ツブやかれてしまいました。
彼女は、この原因不明の舞庁のネットワークによって、私を日本人(ガイジン)だということを認識していたようでした。
しかし、彼女は、何か「ガイジン」という好奇心に惹かれたのか、それとも呑まれてしまったのか、不明ではありながらも、私と一緒にダンスホールへ行くことになりました。
体験談? 「超人気嬢8」について
舞台での彼女は「ツンデレ」と呼ぶには程遠い、とても「明るい女性」に変わっていました。
厳密には照明が真っ暗になってしまうため、表情がはっきりとは分かりませんでしたが、「笑顔」であったことは確かでしょう。
「私、ガイジン(日本人)なんて初めてよ。。ディーイーツ、ワイグオレンよ。。」
「・・・みんなあなたのこと言ってたわよー。。ヘンシュワイだって。。」
確かに外見は、オヤジに近い割にはそんなにブサイクではないかもしれないが、「営業」とはいえ、それはいくらなんでも持ち上げすぎだろうと。。。
ただ、この舞庁において、ナンバーワンと目した「憧れの彼女」にお相手して頂き、私は感無量でした。。。
「キミ、ダンスうまいねー」 「えー、そうかしら。。」
「どれぐらい習ってるの?」 「1年2か月ぐらいかな。。」
「出来たら、ダンス教えてほしいなぁー」 「いいわよ!」
「それ! ヤオ、アー、サン、スー。(むぎゅぎゅぎゅぅー)」
「違うわよ(笑) イー、アー、サン、スー、よ。。 ・・・アナタ(むぎゅぎゅぎゅぅー)がとてもリーハイ。。さすがガイジンね。。」
あまりの恍惚感に、私は「イー」を「ヤオ」と間違えて発声してしまいましたが、そんなことはどうでもよいのです。。。
彼女の肌は、普通の「ペアダンス」がメインだったことから、「汗」が湿っていました。
しかし、私も、これまでのいきさつから、全く別の意味で、「・・・汗だく」でした。
「・・・こ、これは汗だくエロ舞庁。。。」
その「汗だく」という何かとてつもなくエロエロしい興奮と、「むぎゅぎゅぎゅぅー」と抱擁(とおさわり)してしまう際に、私の股間が、彼女のXXX近辺に否応にもぶつかってしまう衝撃で、極めて短時間であったにもかかわらず、「バキバキ」となっていくのをどうすることもできませんでした。。。
いつの間にか、そのアツアツになった股間を、あたかもワザと彼女にこすり付け、当ててしまっているかのような「私」がいました。。。
「・・・ア、アナタ、・・・とてつもなくリーハイよ。。。(苦笑)」
照明が明るくなってからも、その辺を闊歩していた私でしたが、第三者から見て、下半身は、ジャージからはみ出んばかりに、さぞかし「・・・・」していたことでしょう。
しかし、そういったごく些細なことが「旅は恥のかき捨て」であるべきなのです。
私は先ほどの「信念」を貫き、彼女に適正チップである「20元」のみお支払しました。
彼女も、問題ないそぶりを示してくれました。
「ガイジン」は(基本)、適正チップで構わないのです。
・・・その後、2戦、3戦続けて、彼女にお相手をして頂くことになりました。
その過程の中で、
「私、アナタともっとタンファーしたいわ。。。」
「もっと早く声かけてくれればよかったのに。。」、と。。。
「・・・短期滞在ではなく、もしこれが長期滞在だったとしたら、俺(私)は一体、彼女に幾ら注ぎ込んでしまうんだろうか。。。」
などと考えつつ、彼女には決して言わないまでも「結果的に明日帰国でよかったんだろうな・・・」と感じてしまいました。。。
チップも、「20元」、「200元」、「2000元」と、10倍アップぐらいで支払ってあげたい気持ちは、ほんの少し残っていました(笑)
しかし、「その気持ちだけ」あげるということで勘弁して頂き、あえて均一「20元(計60元)」で支払いました。
駐在の方々や、長期滞在者などのためにも、相場を上げるマネは、出来なかったのです。
・・・この舞庁が閉店を迎える際、彼女と、にこやかに「再見(さようなら)」と挨拶することができました。
上海最後の締めくくりとして、ここまで「私」を揺さぶってくれた彼女にだけには、どうしても「お別れの挨拶」がしたかったのです。
この「超長編体験談」を投稿してしまったのは、彼女の存在が非常に大きく、その彼女やゴローさんに何らかの形でお礼がしたかったということも言えます。
残念なことに、彼女とは「一期一会」で、再び会う可能性は事実上、皆無でしょう。
しかし、「一期一会」だったにもかかわらず、この「再見(さようなら)」という言葉、、、
「・・・再び会いましょう。。。」を、
「・・・さようなら。。。」
として採用された中国の方々は、とても「エライ!」と感じてしまいました。
又、私を間接的に救ってくれたことを知る由もないだろう、受付兄ちゃんとも「再見(さようなら)」と挨拶し、固い握手を交わした後、私は「悔いを残すことなく」この舞庁を後にしたのでした。
・・・しかし、その帰り道、私は「聯明路」「中春路」の交差路口付近で、とんでもない光景を目にしてしまったのでした。
(以下ゴロー筆に戻ります)
W様詳細のご報告大変ありがとうございました。
その場にいるかのような臨場感で心の揺れ動きも巧みに表現されており、すばらしいです!ブラボーです!
今後ともコメントのご寄稿よろしくお願い申し上げます。(笑)
元記事はこちら、
エロ舞庁遊び方ガイド