ぐるめも。

ようやくタイトル決定。
食で紡がれていく記録と記憶。

アルピーノ@大宮

2006-04-30 22:08:17 | 埼玉県
 

この日は、僕ら夫婦にとって初めての結婚記念日

ホントは優雅に、青山のレストランで…

といきたいところだけど、子供がいるので断念。


一時、子供を彼女の実家に預け、そこから車で10分ぐらいの、大宮では老舗有名フレンチ、アルピーノへ。

食事の間だけの約1時間ちょっとのつかの間の二人きりの食事(久々!)


この1年間で、結婚と出産を経験すると言う目まぐるしさ

でもまぁ、楽しかった、な。



これからもよろしく  の、乾杯


…は、ノンアルコール(のため)。


それでも十分、美味しい!!

ラーメン創房玄@大宮

2006-04-30 21:56:59 | 埼玉県
家族サービス

というコトバは、なんか好きじゃないので、使わないようにしている。

なにかを我慢して、あるいは日頃家庭に構えない罪滅ぼしとして、こっちから“奉仕してあげる”というニュアンスを感じてしまうから。

家族と過ごす時間は本来、至福の時間であって、楽しい時間。

なので、それは奉仕ではなく、自分自身にとって大切な時間なのに。


もちろん、そこは、ホンネトタテマエノセカイ。

自身の気持ちを抑えて、という瞬間もないわけじゃない。

でもそれはイレギュラーな瞬間であって、ひとつの言葉でカテゴライズして正当化しちゃ、いかんとおもう。


…なんて、説教じみたことを書いてしまう、きっかけになったのは、この週末、彼女の実家の近くにある、イオン与野ショッピングセンターに、彼女と子供の3人でいったこと。

その中にある、ラーメン創房玄でランチ。


いわゆる、この手のショッピングセンターは、あんまり好きじゃなかった、独身時代は。

だって、
安っぽくて、
ろくなブランド売ってなくて、
ベビーカーばっかで子供もうるさくて、
食事はファミレスみたいで美味しくない。
っていう印象があったから。


改めて子供が出来てから行ってみると、
1つの建物の中に色んな店があるから、天気とか気にしないで楽しめるし、
通路も広くて段差もないから、ベビーカーもラクだし、
オムツ替え台もあるし、
結構いい物が安く買えるし、
レストランも結構美味しい。
ということを身に沁みて感じる。


このラーメン店も、秋葉原の有名店らしく、なかなか、というかかなり美味しい

そんなラーメンを、家族と一緒に楽しめる幸せ。


こんな時間を、「家族サービス」なんていう、マイナスな表現で一まとめにするなんて。

家族にとっても自身にハッピーじゃないよね。



ところで、この記事を書く前に、試しにYAHOOで、“家族サービス”で検索してみた結果、こんなページがヒット。
同じような問題に、直面しているもんなんですね、日本の家庭わ

MANGIA MANGIA@横浜

2006-04-29 23:04:07 | 神奈川県
レストランで食事をするとき、そこのメニューのルーツを知りつつ食べると、結構面白い。


前にも“シシリア”で紹介した、「アメリカンイタリアン」というジャンル。

元々米兵が持ち込んだ、アメリカナイズされたイタリア料理。


考えてみると、粉物やオリーブオイルたっぷりのイタリアンと、大味・濃い目・多め・・・のアメリカンのコラボは、バチッとはまる(ただし健康には悪い)。



横浜で仕事の折、ランチで入ったMANGIA MANGIA


「アメリカンにあるイタリアンレストランをモチーフ」byホームページ


なるほど。

ランチで食べた、スパゲティミートソース(画像)。
いや、スパゲティミートボール、という表現が適切か。

ベーシックなミートソースの上に、ソフトボール代のミートボール。
その上に、パルメザンチーズが雪みたいに積もる。

満足度、高し



この店に来て、

「こんなイタリアン、邪道だよ

なんて、偏った薀蓄言う前に、しっかりルーツを知っておいた方が、豊かな食生活を楽しめるよ



…って、隣でデートしてる学生くんに教えてあげたかったなー


…って、考えてしまう自分は、オヤジ化の進行が激しいのかなー

なんて思ってしまった、快晴のみなとみらい。


三十路まで、あと2ヶ月ちょっと…

DAZZLE@銀座

2006-04-28 22:52:48 | 銀座・東京
夜は新店オープンのレセプションパーティへ。

店は、銀座プランタンの裏辺りの、新しいMIKIMOTOの最上階にある、DAZZLE

フード業界では有名で、著書などもある、新川氏がてがける店。

この日はパーティだったので、メニューやサービスは不明。


が、とにかく圧倒されたのは、画像のワインセラー!!

下のほうの人の大きさでもわかるとおり、破格に大きい。


また銀座のこのエリアに、楽しそうな店が開店した

CICADA@広尾

2006-04-28 22:46:10 | 恵比寿・中目黒・代官山
まずはビジネスの話から。

営業の中でのテクニックのひとつとしてたまに使う手法がある。

道徳的にはあまりよろしくないので、本当に“たまに”だけど。


『今日、お会いしたことは、他の方には内緒ですよ』


つまり、先方とのアポイント自体を、シークレットにするよう、お願いするのだ。

商談の中で話した情報を、「この話は御社だけで…」とシークレットにするのはもう常識で、それはシークレットのままでいるケースは、実はあまりない。
少なくとも社内では共有化されるのは当たり前、と思っていい。


アポイントそのものとなると、話は別で、その本気度と、もし多言したときにクリティカルなダメージを負うかもしれない、という、無言のプレッシャーになるのだ。

そうすると、他社はおろか、社内でさえシークレットを維持されることもある。

面会する場所を、例えばホテルのロビーなんかにすれば、効果はてきめん。

営業マンはお試しあれ



実はこの手法を編み出したのは、社内のアシスタントの女の子との、何気ない雑談がヒント。

常日頃合コンを重ねる彼女。
その場の中にお目当ての男子がいた場合でも、礼儀として、全員と連絡先の交換をするという。

でも当然、後日連絡して、二人きりで会ったりするのは、ひとりだけ。

そのときに、こういう台詞を使う。

『○○クンとこうやって会うの、とりあえずは他のみんなには内緒、だからね

かなり効果てきめん、らしい。
確かになんとなく、わかる。もし言われたことを想像すると。



かくして、久々その手法を採用した、今日の午前中の商談は、やはり良い方向に

天気もよく気分もいいので、商談成功のご褒美も兼ね、近くのCICADAでちょっと贅沢なランチ。

こういう瞬間、やっぱ気持ちいいなー!


ちなみにこの店をチョイスしたのは前日このブログを見たせいで、無性に地中海料理が食べたくなったから、です。

神南軒@渋谷

2006-04-26 22:26:27 | 渋谷
仕事で渋谷に行き、ランチを取ることに。

前から行ってみたかった、丸井本館(←今もそういう呼び方だっけ???)の裏のビルの最上階に位置する、神南軒に行ってみる。


渋谷は、子供の街、と言われる中、大人仕様をウリにした飲食店もちょっとずつできている。

その成否は人それぞれの評価になるけど、この店も、そういう触れ込みで業界では話題になった店のひとつ。


入ってみて、なるほど

高い天井の店内に、広い間隔をもって配置された座席。
テーブルには、真っ白いクロス。


確かに、渋谷にありがちな雰囲気とは一線を画する。


ランチのお客様も大人で、どこから湧いてきたのか、いつのまにか店内は、シニアな人たちで沢山。寄席かココは


ちなみに芸能人もいました。

 『初めましてこんばんみ~』


ちなみに食べたメンチカツ(画像)もなかなか美味しかった!


夜行った方、いれば感想、待ってます。


リストランテ ルビー@六本木

2006-04-26 00:04:29 | 六本木・麻布
沖縄出張3日目のディナー。

…といっても、この日は沖縄ではない。

その夜、六本木のオープニングプレレセプションに呼んでいただき、羽田空港空港着後、直接店へ顔を出す。

店の名前は、リストランテ ルビー

そう、僕がよく行っていて、行く度に泥酔してしまう、麻生十番ルビーカフェの新店舗なのだ。

ここは今までのお店とはガラッと異なり、かなりアッパー。

価格も結構、頑張り価格!!

味はその価格をしっかり反映し、レベル高し

店の雰囲気、エロし

ロケーション、これまたエロし


…というのも、ベルファーレの正面に位置し、同じ建物には会員制のラグジュアリーなクラブがある。


まさに大人の、セレブの遊び場であり胃袋。


こんな店、普通に使えたら結構カッコいいかも。


でも一般人の僕は、その値段に雰囲気に、いつもよりも肩に力が入りつつも、普通に使う風に振舞うんだろうな。


私見だけど、健全な関係の恋人と行く店ではないかな。
そういう二人は是非、麻生方面へ。


“許されない相手”と行くと、絵になりますよ!!(←どんな薦め方だ!?)


ちなみに僕も、この日は許されない相手と二人でした。


そう、取引先の会社の担当者(男子)です

鉄板ステーキレストラン 碧@沖縄

2006-04-25 23:26:28 | 地方
沖縄2日目ランチ。

会社の上司と、どこで食べるか思案した結果、前夜に前を通りかかったときに気になった、国際通りにある店、にトライ。

ここの店はなかなか、というか、かなり興味深い。


これまでに鉄板焼店のイメージは、

 ・高級で高い
 ・カウンターで気難しそうな男性シェフが腕を振るう
 ・デート/接待/同伴!?

だが、この店はそのイメージを180℃変えてくれる。

 ・スタッフは100%女性(しかも綺麗)
 ・カウンターで笑顔で腕を振るう(一流の腕)
 ・価格、リーズナブル。

なので、女性同士や、友人同士、仲の良いグループでの利用も可能。


こんな店、東京にあったら、間違いなく繁盛だな。。。


ところで本ブログ読者の皆さん、肉の焼加減はどの程度が理想ですか???

僕は、画像のような、レアが好きです。

A&W@沖縄

2006-04-25 23:15:30 | 地方
沖縄出張2日目。

そんなこんなで(どんなだ?)、前夜、“へるしー”な沖縄料理をたらふく食べ、“手段”としての健康志向を体現した翌日の朝食。

となれば当然、“目的”へと足は進む。


沖縄にしかないハンバーガー店、A&Wへ。


まさにアメリカン、な店。

ハンバーガーはボリュームあるし、コーラはジョッキで出てくるし、ルートビアは飲み放題だし。


アメリカンファーストフードの王道を行っていて、お肉は柔らかく、歯ごたえがない感じ。旨みはあるけど。

最近の本土の流行とは、やはりちょっと違う。例えばココとは全然違う感じ。


でもこっちの方が、アメリカンで、異国情緒を感じます

波照間@沖縄

2006-04-25 00:00:29 | 地方
 

沖縄出張の夜。当然沖縄料理。

去年オープンの、波照間で食事。

ここは、本格沖縄料理とともに、まるで離島の村に空間移動したような店の雰囲気、そして沖縄の伝統楽器、三線の弾き語りが、旅人心をくすぐる。


ここで取引先から、興味深い話を聞いた。

沖縄料理、といえば、今東京でも人気で、その要因のひとつは、

“ヘルシーだから”

確かに、ゴーヤは身体にいいし、コッテリしたものはあまりないし。
〆のソーキソバなどは、あっさりしているし。


ところが、この“健康志向”に、誤解されがちな考えがあるという。


つまり、この志向が、“目的”なのか“手段”なのかで、提供する側のスタンスも大きく変わり、見誤ると大変な目にあうらしい。


“健康志向”の多くは、これが、“手段”。つまり、なんちゃって健康志向、ってわけ。


 ・昨日馬鹿食いしたから今日は健康的に野菜。
 ・今夜イタリアンに行くから今日のランチはスープだけ。
 ・中華食べたいけど、今日は隣の野菜料理店にしよう。


これは、堕落にたいする大義名分を構築する手段に過ぎない、ってわけ。


つまりはこの、大義名分ゴコロを擽る、健康的訴求じゃないと、商売に結びつきにくいらしい。


う~ん、なるほどね。


…と、感心しながら、ラフテーを頬張る。

ブタミンパワー、とかわけ分からないことを反芻しつつ。