心の成長 ＠野柳地質公園

正月休み。


1月2日は、ムスメの誕生日。



連休は特に旅行等は行かないことにしていたので、せっかくのムスメの誕生日、日帰りでどっかいこう、ということで、数日前から夫婦であーだこーだ、相談していた。



結果、野柳地質公園という、海や風に浸食されていろんな形になっている岩がある、有名な観光地に、まだ行ったことがないので、そこに行くことに決めた。







こういうところ。

岩の形よりも、そこかしこに発見できる化石に、子供たちは興味津々でした。






ここに行く前日、1日の夜にあったこと。



野柳地質公園に行く、ということを伝えても、どうも納得しないムスコ。



どんなところなの？

なにがあるの？

遊ぶところはあるの？

どうやっていくの？

そこ、楽しいの？




とかとか、なんだかネガティブな質問ばかり。


しまいには、びっくりすするぐらい号泣。





そんなに行きたくないなんて、なんて我侭！！


と少しいさめ気味に話を聞くと。。。。




ムスコ


「だって明日は○○（←ムスメ）の誕生日だよ。

　どこに行ってなにするか、パパとママだけで相談してないで、

　○○にもちゃんとどこに行きたいか相談してあげてよ」





・・・その通り。でした。

完全に、親の独りよがりプランニング。





ムスメの誕生日を心待ちに思い、そしてムスメに喜んでほしいと純粋に思っていたのは、兄であるムスコだったのかもしれない。









自分以外の誰かのことを大事に思う心。





しっかり持ってきたんだなー、と彼の後姿が、なんか頼もしく感じた、遠出したある日のことでした。







もちろん、翌朝、ムスメに希望をしっかり聞いたり、今行こうとしている場所の説明を丁寧にして、ムスメに“行きたい”と思ってもらった。

そんなことをムスメと話しているところを横から見ているムスコの表情が、ホントに真剣そのものでした。





夜はムスメの希望を聞いて、小龍包の名店へ。

















ムスメよ。







優しい兄を持って、幸せだね～。