やってきました久しぶりの三連休。でも梅雨の中タンデムツーリングはちとつらい。
そんなわけで今回は車で妻と青森までドライブして来ました。
ドジばっかりの二人旅は波乱万丈の連続ですが、なんとか無事に帰って来れました。
今回は長くなるので、3部構成でお送りします。
2009年7月18日(土)曇りのち雨
03:59(18789)
今にも降ってきそうな曇り空の中、早起きして出発します。
今回の旅は、愛車のセレナでざっと2000KMを3日間で走破するつもりです。
カンカン照りよりもかえってこのくらいの天気のほうが走りやすいかもしれませんね。
バイクのときは文吉が運転して妻は後ろにふんぞり返って口だけだすところですが、セレナになると勝手が違ってきます。
なにしろ、妻は毎日パートの通勤にこの車を使用しているので、文吉よりはるかに車庫入れは上手いのです。
そんなわけで、最初は妻の運転でスタートします。
04:25
東北自動車道岩槻ICから高速に乗り込みます。
実は、運転暦30年以上のベテランドライバーの妻は高速道路を走るのは久しぶり。
最初は緊張していましたが、走っているうちに慣れたようです。
時速100KMで左車線を悠々と走っています。
雨はときおりポツンと降ったり、止んだりの繰り返しです。
06:37(19029)
安達太良SA到着。
第一回の休憩です。とはいっても、トイレだけして運転交代です。
約2時間半の運転ごくろうさん。
まだまだ先は長いので、少しスピードをあげます。
時速120KMで真ん中の車線をはしります。
今日は連休初日のわりには東北道はガラガラの状態です。
09:30(19296)
紫波SA到着。
また選手交代です。
今度は高速を降りるまで妻に頑張ってもらいます。
東北自動車道はほとんどまっすぐで、周りは変わり映えしない田園風景ばかりです。
だんだん飽きてきて退屈してきます。
カーステレオから流れてくる音楽もただ聴いているだけでは居眠りしそうになります。
文吉はメモ帳を取り出して、歌詞を一生懸命書き取ることにしました。
これはやってみると意外とハマります。
3回くらい繰り返してやっと1番を書き取ることができました。
やがて安代JCTを右に折れて八戸自動車道に入ります。
それからしばらく走ると百石道路(有料)にはいります。
車線が一本なくなって2車線になりますが、快適に走ります。
11:46(19454)
下田百石ICで高速をおります。
妻にとってはじめてのETC出口の通過です。
慎重に時速20KMに落として、無事に遮断機があがると無邪気に喜んでいます。
本当はこの20KM手前くらいから、ガソリンの残量が気になっていました。
すでにガソリンのマークが点灯しています。
二人は目をいっぱいに開いて左右をキョロキョロしながらスタンドを探します。
11:50(19456)
ありました。何とかガス欠で立ち往生しないですみました。
52.0L @127 6604円
文吉夫婦にとって初の青森県上陸ですが、二人をやさしく包み込むようにこの頃から、霧が発生してきました。
神様がロマンチックなムードをかもし出してくれているのでしょうが、とても「夜霧よ今夜もありがとう」っていう気分にはなれません。
せっかくの景色がかすんで写真もとれません。
国道338号を下北半島の海岸沿いに走っているのですが、両側がまるで樹海のような林に囲まれてなかなか海が見えません。
しばらく走っていると、突然得体の知れないモニュメントが出現しました。
二対の魚をモチーフにした像です。
休憩を兼ねて停車しました。外に出ると海がすぐそこにあります。
ここでまたバトンタッチして文吉が運転することにしました。
<不思議な魚のモニュメント>
本日の宿泊予定の六ヶ所村のホテルをとおりすぎて、ずんずん北上します。
そのうちにお腹が空いてきました。
そうはいっても、行けども行けども海岸沿いの漁村です。
大量旗をいっぱい飾った船はあれども食堂がみあたりません。
どうやらお祭りがあるようで、おまわりさんが迂回路を指示しています。
「こちとら急いでんだよ。ちんたら回り道している時間はないってーの。」
などと車の中で妻にぶつぶつ言いながら、顔はニッコリして支持されたとおりに細い道へ入ります。
しばらくいくと一軒のラーメン屋を見つけました。
迂回しなかったら通り過ぎていたところです。これも何かの縁でしょう。
中に入ると、ラーメン屋というより「いっぱい飲み屋」。文吉たちと同年輩くらいの夫婦者が細々とやっています。
大丈夫かなと思いながら食べてみたら、旨い。
特に妻の食べた海鮮塩ラーメンは絶品でした。海老やホタテが丸々入っていて食べ応えがあります。
文吉が食べたチャーシュー味噌ラーメンも中々の味でした。
店の人のはなしだと、ここから目的地の大間崎まで約2時間とか。急がないと。
<海鮮塩ラーメン>
15:45(19605)
ついに本州最北端の地「大間崎」に到着しました。
どうですか、このマグロと一本釣りのモニュメント。力強いですねえ。
でも、車から降りたら雨が強くなってきました。
大急ぎで記念写真だけとってお土産屋さんに駆け込みます。
<マグロ400KGの像>
<一本釣りの像>
<本州最北端の土産屋>
店のお婆さんのはなしでは、この辺はいつも霧が立ち込めているとのこと。
文吉夫婦のために神様が嫌がらせをしているわけではなかったんですね。
しかも、夏だというのにこの店にはストーブがついています。おかげであったまることができました。
さすが、恐るべし下北半島です。
海の向こうに北海道があるはずなのに、視界が100mくらいのため見ることができません。残念です。
車に戻ると雨がドンドン激しくなってきました。
土砂降りの中、さきほど通り過ぎたホテルへまっしぐらに走ります。
17:47(19793)
六ヶ所村唯一のホテル「やまいちホテル」到着。
このあたりは原子力燃料リサイクル施設と自衛隊しかないようなところです。
当然このホテルを利用する客もどちらかの関連の人ばかり。
今日は何かのクラブで試合のためか20人くらいの小学生のグループと、労働者風のガテン系お兄さんのグループだけのようです。
なぜ、そんなホテルを選んだのかって?
そりゃ、あなた。安いからですよ。
2食付で二人で12000円。ネットの「じゃらん」で検索して予約しました。
温泉ではないけど、広くて気持ちの良いお風呂も魅力的です。
夕食前にさっそくお風呂に入りました。
本当に広々していて、しかも文吉一人だけ。いやあ、最高ですね。
お風呂から上がるとすぐに夕食です。
ここのご飯はバイキング。
けっこう品数はあるのですが、なぜか焼き蕎麦がデーンとおいてあります。
どれも美味しかったのですが、なぜかコーヒーがありません。
どうやらコーヒーは朝だけのサービスのようです。
<夕食バイキング>
部屋に戻る前に、駄目もとでフロントのお姉さんに聞いてみました。
「持参のパソコンでインターネットをやりたいんだけど、LANの配線は部屋にありますか?」
そしたら、意外な返事が返ってきました。
「モデム一式をお貸ししますので、ご自身で接続してみてください。説明書も入っていますが、ここには分かる人がいないんです」
これは面白い。
さっそく部屋に入って説明書どおり配線してみたら、意外と簡単にインターネットがつながりました。
<貸し出しモデム>
おかげで、メールの整理や明日の予定などを調べることができました。
でも、さすがに今日は長時間の運転のため、二人とも10時には寝てしまいました。
おやすみなさい。
やまいちホテル
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/20566/20566.html
明日の予定は「恐山」、「太宰治の生家」見学です。
【文吉からの願い】
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7月26日のランキングは56位でした。すこしだけ上がったようです。
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そんなわけで今回は車で妻と青森までドライブして来ました。
ドジばっかりの二人旅は波乱万丈の連続ですが、なんとか無事に帰って来れました。
今回は長くなるので、3部構成でお送りします。
2009年7月18日(土)曇りのち雨
03:59(18789)
今にも降ってきそうな曇り空の中、早起きして出発します。
今回の旅は、愛車のセレナでざっと2000KMを3日間で走破するつもりです。
カンカン照りよりもかえってこのくらいの天気のほうが走りやすいかもしれませんね。
バイクのときは文吉が運転して妻は後ろにふんぞり返って口だけだすところですが、セレナになると勝手が違ってきます。
なにしろ、妻は毎日パートの通勤にこの車を使用しているので、文吉よりはるかに車庫入れは上手いのです。
そんなわけで、最初は妻の運転でスタートします。
04:25
東北自動車道岩槻ICから高速に乗り込みます。
実は、運転暦30年以上のベテランドライバーの妻は高速道路を走るのは久しぶり。
最初は緊張していましたが、走っているうちに慣れたようです。
時速100KMで左車線を悠々と走っています。
雨はときおりポツンと降ったり、止んだりの繰り返しです。
06:37(19029)
安達太良SA到着。
第一回の休憩です。とはいっても、トイレだけして運転交代です。
約2時間半の運転ごくろうさん。
まだまだ先は長いので、少しスピードをあげます。
時速120KMで真ん中の車線をはしります。
今日は連休初日のわりには東北道はガラガラの状態です。
09:30(19296)
紫波SA到着。
また選手交代です。
今度は高速を降りるまで妻に頑張ってもらいます。
東北自動車道はほとんどまっすぐで、周りは変わり映えしない田園風景ばかりです。
だんだん飽きてきて退屈してきます。
カーステレオから流れてくる音楽もただ聴いているだけでは居眠りしそうになります。
文吉はメモ帳を取り出して、歌詞を一生懸命書き取ることにしました。
これはやってみると意外とハマります。
3回くらい繰り返してやっと1番を書き取ることができました。
やがて安代JCTを右に折れて八戸自動車道に入ります。
それからしばらく走ると百石道路(有料)にはいります。
車線が一本なくなって2車線になりますが、快適に走ります。
11:46(19454)
下田百石ICで高速をおります。
妻にとってはじめてのETC出口の通過です。
慎重に時速20KMに落として、無事に遮断機があがると無邪気に喜んでいます。
本当はこの20KM手前くらいから、ガソリンの残量が気になっていました。
すでにガソリンのマークが点灯しています。
二人は目をいっぱいに開いて左右をキョロキョロしながらスタンドを探します。
11:50(19456)
ありました。何とかガス欠で立ち往生しないですみました。
52.0L @127 6604円
文吉夫婦にとって初の青森県上陸ですが、二人をやさしく包み込むようにこの頃から、霧が発生してきました。
神様がロマンチックなムードをかもし出してくれているのでしょうが、とても「夜霧よ今夜もありがとう」っていう気分にはなれません。
せっかくの景色がかすんで写真もとれません。
国道338号を下北半島の海岸沿いに走っているのですが、両側がまるで樹海のような林に囲まれてなかなか海が見えません。
しばらく走っていると、突然得体の知れないモニュメントが出現しました。
二対の魚をモチーフにした像です。
休憩を兼ねて停車しました。外に出ると海がすぐそこにあります。
ここでまたバトンタッチして文吉が運転することにしました。
<不思議な魚のモニュメント>
本日の宿泊予定の六ヶ所村のホテルをとおりすぎて、ずんずん北上します。
そのうちにお腹が空いてきました。
そうはいっても、行けども行けども海岸沿いの漁村です。
大量旗をいっぱい飾った船はあれども食堂がみあたりません。
どうやらお祭りがあるようで、おまわりさんが迂回路を指示しています。
「こちとら急いでんだよ。ちんたら回り道している時間はないってーの。」
などと車の中で妻にぶつぶつ言いながら、顔はニッコリして支持されたとおりに細い道へ入ります。
しばらくいくと一軒のラーメン屋を見つけました。
迂回しなかったら通り過ぎていたところです。これも何かの縁でしょう。
中に入ると、ラーメン屋というより「いっぱい飲み屋」。文吉たちと同年輩くらいの夫婦者が細々とやっています。
大丈夫かなと思いながら食べてみたら、旨い。
特に妻の食べた海鮮塩ラーメンは絶品でした。海老やホタテが丸々入っていて食べ応えがあります。
文吉が食べたチャーシュー味噌ラーメンも中々の味でした。
店の人のはなしだと、ここから目的地の大間崎まで約2時間とか。急がないと。
<海鮮塩ラーメン>
15:45(19605)
ついに本州最北端の地「大間崎」に到着しました。
どうですか、このマグロと一本釣りのモニュメント。力強いですねえ。
でも、車から降りたら雨が強くなってきました。
大急ぎで記念写真だけとってお土産屋さんに駆け込みます。
<マグロ400KGの像>
<一本釣りの像>
<本州最北端の土産屋>
店のお婆さんのはなしでは、この辺はいつも霧が立ち込めているとのこと。
文吉夫婦のために神様が嫌がらせをしているわけではなかったんですね。
しかも、夏だというのにこの店にはストーブがついています。おかげであったまることができました。
さすが、恐るべし下北半島です。
海の向こうに北海道があるはずなのに、視界が100mくらいのため見ることができません。残念です。
車に戻ると雨がドンドン激しくなってきました。
土砂降りの中、さきほど通り過ぎたホテルへまっしぐらに走ります。
17:47(19793)
六ヶ所村唯一のホテル「やまいちホテル」到着。
このあたりは原子力燃料リサイクル施設と自衛隊しかないようなところです。
当然このホテルを利用する客もどちらかの関連の人ばかり。
今日は何かのクラブで試合のためか20人くらいの小学生のグループと、労働者風のガテン系お兄さんのグループだけのようです。
なぜ、そんなホテルを選んだのかって?
そりゃ、あなた。安いからですよ。
2食付で二人で12000円。ネットの「じゃらん」で検索して予約しました。
温泉ではないけど、広くて気持ちの良いお風呂も魅力的です。
夕食前にさっそくお風呂に入りました。
本当に広々していて、しかも文吉一人だけ。いやあ、最高ですね。
お風呂から上がるとすぐに夕食です。
ここのご飯はバイキング。
けっこう品数はあるのですが、なぜか焼き蕎麦がデーンとおいてあります。
どれも美味しかったのですが、なぜかコーヒーがありません。
どうやらコーヒーは朝だけのサービスのようです。
<夕食バイキング>
部屋に戻る前に、駄目もとでフロントのお姉さんに聞いてみました。
「持参のパソコンでインターネットをやりたいんだけど、LANの配線は部屋にありますか?」
そしたら、意外な返事が返ってきました。
「モデム一式をお貸ししますので、ご自身で接続してみてください。説明書も入っていますが、ここには分かる人がいないんです」
これは面白い。
さっそく部屋に入って説明書どおり配線してみたら、意外と簡単にインターネットがつながりました。
<貸し出しモデム>
おかげで、メールの整理や明日の予定などを調べることができました。
でも、さすがに今日は長時間の運転のため、二人とも10時には寝てしまいました。
おやすみなさい。
やまいちホテル
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/20566/20566.html
明日の予定は「恐山」、「太宰治の生家」見学です。
【文吉からの願い】
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7月26日のランキングは56位でした。すこしだけ上がったようです。
念願の20位以内を目指して、皆様のあたたかい一票をよろしくお願いします。
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どのような展開になるのか、楽しみです。
コメントありがとうございます。
翌日は早起きして、恐山に行ってきました。
その後は津軽方面へ行って、太宰治の生家や津軽三味線を堪能しました。
詳しいことはもうすぐアップしますので、楽しみに待っていてください。
歌詞を1番書いたのは、進歩ですね(^^)
二人旅・・・いいですね(^^)
相変わらずユニークなところを突っ込んできますね。
このとき聞いていた音楽は「福山雅治」でした。
「化身」と「道標(みちしるべ)」の歌詞を一心不乱に書き取りました。
眠気防止には良いですよ。
アップ待ってます。
青森ドライブは、日程(二泊三日)の都合で、下北半島と津軽半島ではどちらか一方を選択Sるしかないと迷っていました。
結局、今回の宿が下北半島側になったので、津軽半島の竜飛岬はあきらめました。
今度、いつかリベンジしたいと思っています。そのときは、バイクで行くつもりです。
さゆリストの文吉にとっては苦渋の選択だったのですが、結果としては雨のためどちらを選んでも北海道をみることはできなかったと思います。
ちなみに文吉は石川さゆりも吉永小百合も大好きです。