文吉のバイクってます。

文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

051119伊豆半島一周ツーリング

2005-11-25 | ツーリング
いつも野宿やキャンプばかりの文吉ですが、年に一回くらいは贅沢をしたいと思い、Nさんを誘って伊豆半島を一周ツーリングしてきました。
宿泊は国民宿舎です。贅沢でしょ。ちゃんと布団で寝たんですよ。それにしても伊豆は暖かいですねえ。

11月19日(土) 晴れ
【一日目】

05:34(8400)
まだ周りは暗い中をガソリン満タンで出発する。

06:00(8418)
川越。ここから16号に乗る。
信号待ちの車の列の先頭にすり抜けて行ったら、先頭のトラックの運転手がなにか言い出した。
バックミラー越しに見ながら無視していると、段々大声になり仕舞いにはトラックのドアを開けて降りて来ようとしている。これはヤバイ。こいつアブナイやつだ。
その時、文吉は自衛の手段として信号はまだ変わっていなかったが、車は来ていなかったのでみきり発射して逃げた。
文吉としてもただ手をこまねいていた訳ではない。ちゃんと報復手段として、逃げる直前に運転手に「バーカ」と言ってやった。

06:35(8442)
横田基地通過。基地の頭上から旭日が登ってきた。停めている飛行機がシルエットになって雰囲気をだしている。

06:48(8451)
八王子に入る。ここからは少し渋滞する。いつものことだ。

07:01(8461)
御殿山鑓水料金所。250円

07:30(8480)
金田交差点右折。246号に入る。

08:12-08:29(8506)
秦野のセブンイレブンで休憩。トイレ。
肉まん、缶コーヒーで朝食。225円

08:35(8510)
小田原厚木道路の小田原東料金所。300円

08:53(8526)
真鶴道路に入る。海の上を大きくカーブするところがあり、爽快。

08:55(8527)
石橋料金所。150円
熱海まで15Km。

09:06(8535)
真鶴旧道に入る。150円。
いったいここいらの道は何箇所小銭をせびるんだ。チョビチョビ。そのたびにバイクを端に停めて小銭を用意するのは面倒くさいんだよ。
「バイク殺すにゃ刃物はいらぬ。料金所だらけにすればよい」ってか~。

海岸にはサーファーが50人くらいいる。まるで波打ち際でアシカが群れを成しているようだ。

09:27-10:16(8548)
熱海駅に到着。10年位前に来たときに比べてずいぶんと駅前が変わっていた。
ここでNさんと10時の待ち合わせをしており、ちょっと速く着いたかなと思ったら後ろからNさんに声を掛けられた。彼は15分も前に来ていたとのこと。
ロータリーの脇にNさんのW650とSHADOW750を並べて停めた。車と違って駐車場を探さなくて良いのがバイクの良いところ。

駅前に「家康の湯」という足風呂ができており、二人で15分くらい浸かる。
冷えていた足が暖まり、血行が良くなった。体全体がポカポカしてくる。自動販売機でタオル購入。100円。
観光客のおばさんグループから「バイクは気持ちいいでしょうねえ。気をつけてね」と優しい声を掛けられて出発した。
いつもは文吉が先頭を走るが、今回はNさんが終始先頭を走ってリードしてくれた。時計回りで伊豆半島一周の旅がスタートした。

11:55-12:13(8616)
135号をただひたすら南下して尾ケ崎ウイングという展望所で休憩。
やっぱり伊豆は暖かい。紅葉は今始まったばかり。見頃まで二週間くらいかかりそう。小腹がすいたので持参のアンパンを1個ずつ食べる。
135号→県道16号 海岸線を軽快に走る。

12:46-14:15(8642)
今日の目玉の石廊崎に到着。駐車代100円。
駐車場から灯台まで約15分の登り。日ごろの運動不足が功を奏したのか「乙女のときめき」に似た息切れをしてやっと頂上までたどり着いた。
ここの灯台は銚子の犬吠崎灯台に比べて小さい。しかし、断崖絶壁の上に建っているので非常に迫力がある。来て良かった。二人で記念写真を取り捲ってから降りる。

駐車場近くまで来ると土産屋の「昔の乙女たち」が黄色い声と強引な手招きをして誘ってくる。小心者の文吉は断りきれず、お腹もすいていたので、昼食をとることにした。
テーブルにつくとお茶代わりにワカメのメカブを細かく刻んでお湯をかけたものが湯飲みに入って出てきた。一口飲むとワカメ特有の少しヌメっとした食感がして、なるほど美味しい。ワカメもこんな使い道があるんだな。ヘルシーだし。海草好きの文吉は思った。

文吉は磯香ラーメン700円を頼んだ。ラーメンの上にワカメ、モズク、テングサ等が彩りよく乗っている。確かに磯の香りがして食欲をそそり美味しかった。

小食のNさんは「さっきのアンパンでそんなにお腹は減っていない」と言ってトコロテンを頼んだ。350円。

しかし、このトコロテンが並みのトコロテンとはちがう。文吉は「メガテン」と心の中で命名した。普通トコロテンと言えば「トコロテン突き」という道具でニュルニュルとおしだしてうどん状にしてあるだろう。それがどうだい、ここのは「ナタデココ」みたいに賽の目になっている。しかも、味は酢でなく餡子(アンコ)だ。
「おいおい、それはどうなんだい」「甘くて、美味しい」
あまりに常識を逸したトコロテン。文吉はラーメンを頼んだことを少し悔やんだ。文吉は甘党なので甘いものは何でも好きだが、中でもアンコが大好きなのです。

お腹も膨れたので、県道16号に戻る。今まで南下し続けたが伊豆半島もここから折り返しになる。

14:21(8648)
ガス欠になったので、リザーブに入れる。宿まで残り30Kmくらいなのでこのまま何とかなるだろう。

14:23(8650)
左折して国道136号に入る。松崎町まで25Kmの表示があった。
Nさんにガソリンの状況を確認すると、松崎までは持つとのこと。

15:00(8679)
松崎町の中心部に入ると結構にぎやかな通りに出た。スタンドを見つけたので給油する。

12.39L @133円(たけーっ!!) 1730円
店員に国民宿舎松崎荘の場所を聞くと「そこの警察署の裏を廻って道沿い」と教えてくれた。話振りから後2Kmくらいかなと見当つけた。

15:07(8679)
何のことは無い。スタンドから200mもなかった。警察署の裏がすぐ松崎荘の駐車場になっていた。
とにかく、今日の宿泊地へ無事到着。バイクは駐車場ではなく、建物の横に置くように指示された。ここの方が防犯面から行っても安全だと思ったが、できたら屋根のあるところにして欲しかった。

松崎荘は敷地内に新しい建物を建築中で来年3月の完成予定。受付で渡された用紙に記入して提出すると抽選で新松崎荘の無料宿泊券が当たるとのこと。

部屋は思ったより広い8畳間。二人でくつろぐには十分だった。お風呂は24時間掛け流しの天然温泉。露天風呂がないのがちょっと残念だが早速お風呂に入った。

風呂から上がると夕食まで時間があるので、テレビをみながら横になっていたらすぐに眠ってしまったらしい。

Nさんに起こされて気がつくと17:30。約1時間半眠っていたことになる。最近、どこでもすぐに眠れるのが文吉の特技になりつつある。これって年のせい

さて、楽しみの夕食タイムだ。以前行った戸田温泉の国民宿舎は刺身が結構入っていて豪華だったので同じ西伊豆の松崎荘にも期待した。

テーブルにつくと、ため息が出た。たったのこれだけ? 刺身が少ない。
となりの一見夫婦者の料理は伊勢海老の刺身があるのに。やっぱり伊勢海老コースにしとけば良かったかな。でも約2千円の出費は痛いしなあ。

食事も終えて、部屋に戻ってテレビをつけるとK-1をやっていた。あまり格闘技には知識の無い文吉にNさんが親切丁寧にルール等を教えてくれた。文吉はK-1に寝技が無いことをはじめて知った。

一日で順々決勝から決勝までの3試合を経て優勝すると言う過酷なスケジュールだ。今戦っている相手に例え勝っても戦い方次第では相当ダメージを受けた状態ですぐに次の試合が待っていることになる。

唯一の日本人選手の武蔵に期待したが、準決勝でメッタ打ちにあってノックアウト負けしてしまった。

持参のサントリーのミニボトルでコークハイ、ウーロンハイを作って飲んだ。酒に弱い文吉は薄いコークハイを湯飲み2杯飲んでダウン。
Nさんがお風呂に行っている間にノックアウトして寝てしまった。結局誰が優勝したのかは分からなかった。


11月20日(日) 晴れ
【二日目】

気がつくと4時になっており、電気は消えているし、隣の布団でNさんは寝息をたてている。部屋はエアコンのせいで乾燥しており、鼻がつまる。

そーっと部屋を抜け出して、一風呂浴びに行く。広い浴槽を貸切状態で浸かる。約10分入っていたら汗と一緒に眠気も体の外に出てしまった。

部屋に戻ってもすることが無く、Nさんは熟睡しているので起こすのは気が引ける。
しょうがないので、布団に入って廻りが明るくなるまでじっとしていた。やがて、6時半をすぎるころから電気をつけなくても十分明るくなったので、ツーリング記録をつけたりして時間をつぶした。

7時になるとNさんも起きた。食事は8時からなので、二人で散歩にでかけた。
松崎の海岸は内海のため、波はおだやかできれいな砂浜が続いている。ちょうど松崎荘の前が砂浜の最終地点にあたり、ここから右側は岩場になっている。
風光明媚な良いところである。さぞかし夏場は海水浴客で賑わうだろうなと思った。
本当はこの日に備えて簡単な釣道具一式を購入して持参していたが、結局時間が無くなったので釣は止めた。昨日明るいうちにここへ来ておけば良かったと悔やんだが後の祭。

朝食はどこの旅館も同じようなもので特筆するようなものはないが、しいて言えば定番の味付海苔がない。生卵もない。
しかし、お腹は減っていたので納豆ご飯もお代わりして美味しく食べた。

朝食後はすぐに出発の準備。支払いを済ます。食事には文句ばっかり言っていたが、料金は安い。一人6995円。
会社と自宅への土産購入。1575円。

08:55(8680)
出発。帰りは一路伊豆半島を北上して沼津から東名で帰るコースだ。

09:23(8703)
土肥温泉通過
県道17号を海岸沿いに走る。

09:44(8720)
戸田漁港。小さな内海を横目にみながらただひたすら走る。
途中、大きな船が停泊しておりバックに写真を撮りたいなと思ったがNさんは黙々と走り続けるので言い出せなかった。

10:38-11:15(8757)
沼津御用邸で休憩。
入場料は本館に入って見学は400円、庭園の散策だけなら100円。時間も無いので散策だけにした。
松林の中を抜けると砂浜が広がってきれいだ。さすがに「やんごとなき方々」の憩いの場所である。
しかし、日本人のマナーの悪さはさすがに世界一。ゴミが散乱していて興ざめだった。

11:28-33
沼津を出ると海岸線を走ることがなくなる。すこし焦りがでてきた。どうしても海をバックに写真をとりたい。というわけで、小さな港のあまり人が来ないような場所を探して写真撮影をすることにした。

走っている姿を撮りたかったので、交代でカメラを構えた。
Nさんの勇姿は一発でカメラに納まったが、文吉の姿は3回トライアルしたが前輪、後輪が別々の写真になってしまった。
デジカメで動いているものを捕らえるのはかなりのテクが必要なので仕方ない。どうしてもカメラを触りなれている者に軍配があがる。

11:53(8770)
東名高速沼津ICに入る。

12:08-13:20(8794)
足柄SAで休憩。
昼食は持参のカップメンやココアを入れようと思い、コンロを用意したがライターを忘れた。Nさんも文吉も煙草を吸わないので普段持ち歩いていないのだ。
しかたがないので、持参のドラ焼、パン、お菓子類を缶コーヒー(120X2)で流し込んで昼食とする。

文吉のバイクの横に白いハーレーが停まっていたが、その持ち主は女性だった。しかもタンデムの相手が小学校5年生くらいの女の子。

茶髪の長い髪の毛をなびかせて颯爽と駐車場を出て行く姿がかっこよかった。NさんはW650を購入するときにハーレーにしようか迷ったくらいなので、その女性の姿に惚れ込んでしまったようだ。


14:05(8870)
東京料金所で東名を降りる。2400円

14:10(8877)
環八に入る。 高井戸方面へ。

14:37(8894)
和光市到着。Nさんと別れる。
川越街道を選んで帰ることにした。

15:41(8911)
無事自宅に着きました。

16:00(8913)
給油。 10.5L @120 1260円
燃費 22.3Km/L すばらしい。

【二日間の小遣い帳】
食費     1405(コンビニ、ラーメン)
高速代    3250(有料道路含む)
ガソリン代  2990(二回分)
土産     1675(会社、自宅)
宿泊費    6995(国民宿舎松崎荘)
その他     200(沼津御用邸)
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  合計   16515
    








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ブログを拝見致しました。 (e-アフィリ)
2005-11-25 06:13:15
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