
おおよその事故の状況は分かっていただけたでしょうか。それでは、それからの2日間について綴ってみます。
2011年04月27日(水)晴れ
入院生活に入った文吉がまずやらなくてはいけないこと。
それはあっちこっちに電話を掛け捲ることです。
妻
会社
保険屋
バイク屋
警察
友人のもっちゃん
・・・
しかしですよ。ここで問題です。
看護士さんによると、病室は雑居部屋(当日は4名部屋)なので、他の方の迷惑になるので、電話は談話室に行って掛けてくださいとのことです。
よりによって、足をベッドに固定してうなっている患者にですよ。
しょげていたら、となりのベッドの患者が大きな声で電話しまくっています。
それならと文吉もベッドの上から携帯しました。
ひととおり連絡を取り終えたら安心して眠ってしまいました。
痛みを忘れるコツはとりあえず寝てしまうことですね。
お昼の時間になるまでひと寝入りしました。
そのあとは、出されたお昼ご飯を平らげて、ウトウトしたりトイレにつれてもらったりしていました。
看護士さんに退屈なので「新聞か、雑誌を何でも良いからもって来て」と頼むと何を勘違いしたのか、持って来たのがみるからにエロそうな雑誌です。
そりゃあ、文吉も男ですから嫌いじゃないですよ。
でも、時と場合と言うもんがあるじゃないですか。
もうすぐ、妻が心配してやってくるのに、ダンナがベッドでエロ雑誌読んでたんじゃサマにならんでしょ。
ものの10分もしないうちに返してしまいました。
そしたら、危機一髪、妻がやって来たのです。
夕食の献立を見て「美味しそうね」というのが妻のコメントでした。
病院からはこれからの足代わりに素敵なプレゼントがありました。
もちろん、レンタルですけど、この車椅子です。
文吉、いろんな乗り物に乗りましたが、車椅子は初めてです。
「シャドウ0」と名づけました。排気量0だからです。

19:30
通常なら仕事が終わって、最寄り駅に着こうという時間帯です。
もっちゃんから電話がかかってきました。
最寄り駅についたようです。
病院までの道のりを教えるのが面倒なので、タクシーを使ってもらいました。
ここまで2メーターの距離だったそうです。
やはり、持つべきものは友人ですね。
こんなときに一番頼りになるやつです。
ひとつ、頼みごとを聞いて貰いました。
それは何かって?
今回のこととは直接関係無いプライベートなことですよ。
もっちゃんが帰った20:00からは特にやることも無いので、眠りに着きました。
2011年04月28日(木)晴れ
6:10
起床します。たとえ入院中といえども律儀ですねえ。文吉は早起きです。
入院生活の楽しみといえば、食事ですよね。
でも、でも、でも~。
今日は手術をするので、食事は抜きとか。そんな殺生な。
夕べ、18:30に食べたのが最後の食事で、明日の朝食まで何も口に入れてはいけないそうです。
水だって、今日の12:00までなんですよ。
それから、手術用に下着をT字帯というのに替えました。ようするに「フンドシ」ですよ。
もっちゃんがいつも愛用しているあの和式パンツです。
10:30
妻と一緒に主治医の先生の説明をうけます。
靭帯のところと、踝のところの骨がポッキリ折れているのがレントゲン写真ではっきり分かります。
靭帯のところは「包帯巻いとけば放っておいても治る」けど、踝のところはそうはいかないようです。
放っておいたら足の形が変形してしまうとか。
それで、「ボルトをいれて固定してしまうけどいいですか?」
こういう言われ方して、「No」って応えられる訳無いでしょ。
この先生、若いけど(たぶん30代前半)説得力ある物言いです。
あとはまな板の上の鯉同様、お任せします。
12:00から別の患者の手術があって、それが終わったら文吉の番とか。
休憩しなくて大丈夫なのかよ。
14;20
妻に見送られて手術室に連れ込まれます。
麻酔専門の医師がなにやら酸素マスクみたいなものを文吉につけて、準備OKです。
なにやら看護士さんの声がきこえたような気がして、目を明けたら元いたベッドの上です。
「よく眠っていましたね。」
うそ、夢だったのと思っていたら、どうやら本当らしくて、手術は成功していました。
妻からは「いびきがすごかった」というコメントをいただきました。
それからは、なんだか寝てるんだかおきてるんだかわからないような、混沌とした状態で夜をすごしました。
・・・つづく
**************************************************************************
「自分に何かできることはないか?」
もし、あなたが被災地の方々へ一言、励ましのメッセージを送りたいと思ったら
ここをクリックしてください。
きっとあなたの思いが届きます。
東北方面地震の被災者の方々へ心よりお悔やみ申し上げます
【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
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2011年04月27日(水)晴れ
入院生活に入った文吉がまずやらなくてはいけないこと。
それはあっちこっちに電話を掛け捲ることです。
妻
会社
保険屋
バイク屋
警察
友人のもっちゃん
・・・
しかしですよ。ここで問題です。
看護士さんによると、病室は雑居部屋(当日は4名部屋)なので、他の方の迷惑になるので、電話は談話室に行って掛けてくださいとのことです。
よりによって、足をベッドに固定してうなっている患者にですよ。
しょげていたら、となりのベッドの患者が大きな声で電話しまくっています。
それならと文吉もベッドの上から携帯しました。
ひととおり連絡を取り終えたら安心して眠ってしまいました。
痛みを忘れるコツはとりあえず寝てしまうことですね。
お昼の時間になるまでひと寝入りしました。
そのあとは、出されたお昼ご飯を平らげて、ウトウトしたりトイレにつれてもらったりしていました。
看護士さんに退屈なので「新聞か、雑誌を何でも良いからもって来て」と頼むと何を勘違いしたのか、持って来たのがみるからにエロそうな雑誌です。
そりゃあ、文吉も男ですから嫌いじゃないですよ。
でも、時と場合と言うもんがあるじゃないですか。
もうすぐ、妻が心配してやってくるのに、ダンナがベッドでエロ雑誌読んでたんじゃサマにならんでしょ。
ものの10分もしないうちに返してしまいました。
そしたら、危機一髪、妻がやって来たのです。
夕食の献立を見て「美味しそうね」というのが妻のコメントでした。
病院からはこれからの足代わりに素敵なプレゼントがありました。
もちろん、レンタルですけど、この車椅子です。
文吉、いろんな乗り物に乗りましたが、車椅子は初めてです。
「シャドウ0」と名づけました。排気量0だからです。

19:30
通常なら仕事が終わって、最寄り駅に着こうという時間帯です。
もっちゃんから電話がかかってきました。
最寄り駅についたようです。
病院までの道のりを教えるのが面倒なので、タクシーを使ってもらいました。
ここまで2メーターの距離だったそうです。
やはり、持つべきものは友人ですね。
こんなときに一番頼りになるやつです。
ひとつ、頼みごとを聞いて貰いました。
それは何かって?
今回のこととは直接関係無いプライベートなことですよ。
もっちゃんが帰った20:00からは特にやることも無いので、眠りに着きました。
2011年04月28日(木)晴れ
6:10
起床します。たとえ入院中といえども律儀ですねえ。文吉は早起きです。
入院生活の楽しみといえば、食事ですよね。
でも、でも、でも~。
今日は手術をするので、食事は抜きとか。そんな殺生な。
夕べ、18:30に食べたのが最後の食事で、明日の朝食まで何も口に入れてはいけないそうです。
水だって、今日の12:00までなんですよ。
それから、手術用に下着をT字帯というのに替えました。ようするに「フンドシ」ですよ。
もっちゃんがいつも愛用しているあの和式パンツです。
10:30
妻と一緒に主治医の先生の説明をうけます。
靭帯のところと、踝のところの骨がポッキリ折れているのがレントゲン写真ではっきり分かります。
靭帯のところは「包帯巻いとけば放っておいても治る」けど、踝のところはそうはいかないようです。
放っておいたら足の形が変形してしまうとか。
それで、「ボルトをいれて固定してしまうけどいいですか?」
こういう言われ方して、「No」って応えられる訳無いでしょ。
この先生、若いけど(たぶん30代前半)説得力ある物言いです。
あとはまな板の上の鯉同様、お任せします。
12:00から別の患者の手術があって、それが終わったら文吉の番とか。
休憩しなくて大丈夫なのかよ。
14;20
妻に見送られて手術室に連れ込まれます。
麻酔専門の医師がなにやら酸素マスクみたいなものを文吉につけて、準備OKです。
なにやら看護士さんの声がきこえたような気がして、目を明けたら元いたベッドの上です。
「よく眠っていましたね。」
うそ、夢だったのと思っていたら、どうやら本当らしくて、手術は成功していました。
妻からは「いびきがすごかった」というコメントをいただきました。
それからは、なんだか寝てるんだかおきてるんだかわからないような、混沌とした状態で夜をすごしました。
・・・つづく
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「自分に何かできることはないか?」
もし、あなたが被災地の方々へ一言、励ましのメッセージを送りたいと思ったら
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東北方面地震の被災者の方々へ心よりお悔やみ申し上げます
【文吉からのお願い】

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”大手術”お疲れ様でした。
闘傷生活も、闘病生活もした事がない私には、入院という病院の世界は、”未知の世界”のお話です。当然、骨折などというものはも、経験した事はありません。こう書いてくるとまるで文吉君を羨んでいるようにきこえますが、けしてそうではありません
人間、経験しなくていいことは、しなくてもいいんですよね。
それにしても、看護婦さん、オモロイですネェ。きっと文吉君の顔を見て、”あの人の読みたいのはこれだ”と自信持って、チョイスした
んでしょう。私としては、その看護婦さんに”ナイス・チョイス”と声をかけてあげたいくらいですが、場所、タイミングを考えると、そうも言えないようですねぇ。
入院生活ではもしかして、時間の使い方もある意味大変なんですね。
最後に、
免許はいらないと思うので、機会があれば「シャドウ0」に乗ってみたいです。そのときは、よろしく。
コメントありがとう。
ついに文吉はサイボーグになりました。
自分の体の中に異物を入れてしまったわけです。
せっかく親からもらった身体に傷つけてしまい、父母になんとお詫び申し上げたら良いものか。
まあ、墨入れたわけではないので良いでしょう。
看護婦さんはけしてわるぎがあったんじゃ無いですよ。たぶん天然なんだと思います。
君の場合だったら百%意図的にエロ雑誌を持ってくると思います。
というより、君の家にはエロ以外の本はなかったんでしたね。
チョイス仕様が無いわけですね。
文吉も男ですから、一度でいいから君のようにエロ本のだらけの部屋に行ってみたいです。
住むことはできないけど。