Shimmyブログ

♬音楽といろいろ.....♪♪

「スタジオの音....」で開き直り

2016-01-07 | Rock
今更40年前のベアズビルサウンドスタジオもないだろうと思っていまし
たが、やっぱり、このへんは一生ものということでOK、と。

ベアズビルの音は今もって不思議。他のレコードにはない独特の
音色?、音質?、耳の良くないボクには何故なのか良くわからない

各楽器の音のつぶつぶが聴こえる感じで生々しいんですね。澄みきった
空気感で中高音がくっきり、なのに湿り気もあってベースやドラムスは
ずっしり、って感じ。このくっきり、ずっしりってのが、案外ないんだ。
くっきりなのは、ポコポコしちゃって、ずっしりなのは霧がかっちゃっ
てね。

ミュージシャンに関わり無く同じ何かが漂っているんだけど、録音自体
はそれぞれに違いがありますね。ハウスバンドのいないスタジオだから
かしらね。ドラムスの各音色がもっとも気になる人なのだ。


Bonnie Raitt - "You Told Me Baby"

高橋健太郎氏が生涯最も聴いたアルバムとして揚げていた
ボニー・レイットの「ギヴ・イット・アップ」は、ベアズビルにしては
中高音が強いかもです。音の粒がきらびやか。

Bobby Charles - "Small Town Talk"

超有名曲。この湿り気、バランスが好きですね。ドラムス音いいわ〜
そう、結局、スタジオというよりザ・バンドの手腕、重い重い。
感触が2nd.に似ている。ジェシーは1st.に似ているし。ベース〜

Jesse Winchester - "The Nudge"


Better Days - "Done a Lot of Wrong Things"

リヴァーブの心地よさ。天空にいるみたいな。

Todd Rundgren - ”Hello It's Me”

ハウスエンジニア、トッドによる数少ないベアズビルのヒット曲。
シンバルと叩いてるスティックが浮かんじゃいます。

この手を聴いちゃうと、マジ、今時のポピュラー音楽の音はほぼ電子音。
70年代まではクラシックやジャズ同様に楽器やボーカルの音の良さを録音
したいというのがあったんですよね。

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