旅、所変われば品変わる!興味津々。

今度は何処の国でコーヒーを飲もうかな。

耐震強度偽装は・・・・・中国仏教寺院の大修復作業に遭遇。

2005-11-26 16:24:02 | 中国体験 経験 実験 発見
栄西、最澄、道元もお参りしたお寺です。




中国浙江省天台県の山奥のお寺を参拝したおり、本殿の大修復作業の現場に出会っ

た。

このお寺は創建が唐代(日本では古今和歌集が集成になった年・904年)。

再建が明代(日本では関が原の合戦の年・1600年)。

日本へ影響を与えた天台宗開祖の智者大師の修行道場。

この時代以後修復はなく、500年ぶりの大改築と説明を聞く。

日本では建築設計基準や耐震性強度偽装云々・・・・と煩いこのご時世。

中国では信者に対しても外国人に対してもオープンだ。

宗教活動は山門を出ての布教活動は不可。山門内での布教活動は可と言われている。誰もが山門からの出入りは自由と中国の人から聞く。

大雄宝殿屋根・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・OK


礎石・・・・・・・・・・・・・・・・・・・OK!


お釈迦さまの天蓋・・・・・・・・・・・・・・・・OK!


宮大工の飾り窓、職人の仕事ぶり・・・・・OK!


いい仕事していますねぇ。・・・・・・・・・・・OK!


絶対手抜きや偽装作業は出来ません。気持ちの上でも。


~なんでかな? ~なんでなかな?

答えは・・・・五百人の羅漢さまが羅漢堂で職人の仕事ぶりを監視していました。


明代以来の大修復作業ですもの、手抜きや偽装はできませんね。

次の修復作業は500年あとの西暦2500年との事!

さすが白髪三千丈の国ですね。