スカパー漂流記

CS放送「スカパー」で放送されている番組について語れればいいなぁと思う次第でございまして・・・

File-057 勇者王ガオガイガーFINAL GGG/~#02 (for AT-X)

2005年07月03日 | Weblog
 以前にも取り上げた「勇者王ガオガイガー」ですが、今回はAT-Xで絶賛放送中のOVA版「ガオガイガーFINAL」をご紹介!

 ・・・と思っていたら、違いました。コレって「FINAL」じゃありません。 
 「FINAL」をベースにしてTV用に再編集した作品、その名も「勇者王ガオガイガーFINAL・GRAND GLORIOUS GATHERING」でした。 Σ( ̄□ ̄;)今回も長っ!

 しかし、ま、どうでもいいんです、そんなことは。
 それよりも次回の、来週の第3話(OVA版の第2話に該当)ですよ!
 もしTV版「ガオガイガー」のファンで、けれど「FINAL」は観ていないという方がいらしたら(「FINAL」を置いてないレンタルビデオ屋って多かったみたいだから、結構たくさんいるのでは?)、とにかく第3話は必見です!

 主人公・ガイが乗る新型機「ガオファイガー」と、ダブルキャスト(同格主役)たるマモルの操る旧型機「ガオガイガー」が京都の地で激突する場面は、近年のロボットアニメの中では出色の出来映えで、中でも双方が「同時に合体」するシーンは、プチヲタ個人としては間違いなく「今まで観た中で最高にカッキー合体シーン」だったと断言できます!
 てか、ファンなら100%「燃え」ます!

 で、その「至高の合体」から「小競り合い」を経て、両者が互いの「究極奥義」をぶつけ合うクライマックスまでは、ファンを惹きつけてやまないガオガイガー的「燃えエッセンス」が凝縮されており、絶対無敵(笑)に良いカンジ。
 暑苦しいまでにベタな展開は、好きな人間にはタマらないと思いますヨ。
 
 ただ「FINAL」、即ちOVA版の方は、この序盤のエピソードを頂点にして物語は尻すぼみ的にツマらなくなっていきます。
 再編集をしているとはいえ、話の骨子は変えることはできないでしょうから、たぶん本作も来週の第3話以降はダメっぽくなっていくことでしょう・・・(TへT)。

 だから尚更、未見のファンの方には来週の第3話を、「ガオガイガー」最後の輝きを観て欲しいと・・・。
 またファンでない方にも、「ガオガイガー」の暑苦しい魅力を分かって欲しいと・・・(笑)。
 そしてこの作品以後なぜか「迷走」を続け、最近トンと見かけなくなった本作の演出家には、ノッてた時代の自分を思いだして欲しいと・・・(^_^;)。

 二体の「勇者王」が雌雄を決する瞬間、主人公・ガイが叫ぶ台詞。
「最後に勝つのは勇気ある者だああああぁぁぁぁぁ~~~~~~~~!!!!」
 大袈裟な絵を用い、半ばギャグ化して表現しているケド、これらは照れ隠しで、製作者は明らかにマジ!
 でも、マジだからこそ暑苦しい演出も心地良い。

 結局「ヲタ」であれ「一般人」であれ、なんだかんだ言ってもこういうシチュエーションが好きなんだよね、男って(笑)。 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿