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セッターベルの猟犬日誌

狩猟・釣りなどアウトドアスポーツを、イングリッシュ・セターのベルとともに楽しむ。

久しぶりの獲物

2010年02月11日 | 狩猟
お正月から1月10日の成人式の撮影、そしてそのお写真の仕上げ作業も終わりましたので

久しぶりに鴨猟に出かけてきました。終猟まであと5日、もう少し獲物が欲しいところです。

朝6時半すぎに自宅を出発 猟場に6時50分到着。鴨達もこの時期になるとかなりスレていて

見つけやすい所にはなかなかいません。そこで今日は田んぼのワキを流れている狭い水路とかの人があまりやらない

鮎釣り用語で言う「竿抜け」(竿があまり入っていない場所)ならぬ「銃抜け」のような場所を探してみることに・・・



写真で説明しますと この水路は幅1メートルもないような狭い狭い 水たまりのような場所です。

僕が近づくと前方約5メートルの位置からコガモが3羽 追い矢の方向に飛び出した!!!

まるでクレー射撃のトリプルトラップのようだ。 初矢を発砲 羽がバッと散り1機撃墜!

続いて二の矢は  羽が2枚散るのが見えたが まだまだ鴨は飛んでいる 「かすったか?」

三の矢は見事にはずれ   そして射程外・・・・結局コガモ1羽の撃墜で終わりました。


                          本日の猟果 コガモのメス

やはり撃墜は気持がいい!!! 1羽だけでしたがゼイタクは言うまい。それにコガモは体が小さいけど味は最高だ

写真の鴨の後に写っているのは 今年の1月に我が軍の前線に実戦配備されたレミントンのM870 12GA

水平二連のミロクFに比べるとかなり重くて ベルを連れて歩き回る雉撃ちには疲れるけど、やはり3連射できる

というのは鴨撃ちにとっては嬉しい。良い銃を手に入れた!終猟までまだまだやります!!!




霧の中のベル子

2009年11月29日 | 狩猟


本日も朝5時半起床、夜明け前に猟場に到着。すごい霧が周りを蓋っています ベルを放し捜索開始

ゴキゲンで走りまわっています。ベルも今年で3歳 いちばん最初の猟期に比べると捜索にも落ち着きと

余裕がでてきたみたいです


                           霧の猟場に佇むベル

           なかなか逆光の中を捜索する猟犬の姿はかっこいいぞ!調子に乗ってもう1枚



     この写真はもう少しカメラを下げて、もっとベルをシルエットぎみに撮影しなければいけませんねぇ・・・

携帯電話のカメラなのでこのへんでご勘弁ください。そんな事をしていると、遠くのほうから発砲音あり!

銃に弾込めをしてダックコールを吹いて待っていると・・・ 来ました来ました!大型鴨の3機編隊です

しかも地上は霧でおおわれているため こっちの姿が見えにくいのか鴨の高度がいつもより低い。これはチャンス!

編隊のいちばん右、2番機に向け初矢を発砲。1発命中!!!すると1番機と3番機が空中でやや停止し

かさなるようになった。すかさず二ノ矢を発砲     はずれ・・・

あんなでかい的をハズすか~? するとその時僕の足元にさっきの2番機が「ボタァッ!」と墜落してきた

羽の付け根に被弾したらしくバタバタ暴れている。ベルが目の色変えて突進して、その半矢の鴨の首筋に牙を

打ち込み絶命させてくれた。肝心の胸肉にはいっさい傷つけず 必ず首筋にベルは噛みつく。急所と知ってるのか?



撃ち取った獲物は太ったマガモ(青首)のメスでした。するとさっき逃がした2羽もやはり・・・  あ~もったいない

絶対落とせる位置だったのに。しかしこれが実力ですね まぁ獲れて良かった!このメス鴨、くちばしに弾力

があり若鴨だと推察します。重さもあるのでけっこう脂が乗ってることでしょう



       今期  鴨  6羽撃墜  まだまだ増えるかな・・・


ベルと鴨猟!

2009年11月25日 | 狩猟
最近は2日に一度 朝5時半起きで鴨猟に行っております。

今日はベルをつれて行ってきました。解禁から1週間も経つと、鴨達も「へたに飛ぶと危ない」 と言う事が

わかってきたようで これからは川岸をこまめに歩いて、ところどころで葦を蹴飛ばしたりしながら狩りこんで

いきます。今日も車を停めた場所から50メートルぐらい歩いた川岸のへちからコガモのつがいが飛び出した

初矢はハズレ、後を飛んでいくオスに 二の矢を発砲!  

ガクッと体勢をくずし 川に落水した。距離約35~40メートルぐらい、よく当たったもんです



ベルと一緒に川に入ってコガモに向かって石を投げ 「取って来い!」ここまでしてやれば

なんとか泳いで取りにいってくれます。一応噛んで持ってはきますが雉に対してのあれほどの執着心は

ないようで、まぁ猟犬としての血が仕事をさせているという感じでした。

それはさておき、コガモは肉にすると鳩ぐらいの大きさしかありませんが なかなか滋味にあふれた味の良い

鴨であります。一羽まるごとローストにして鴨ガラだし赤ワインベースの内臓と血のソースで食べれば

    最高の料理になることでしょう。


青首鴨 撃墜!!!

2009年11月18日 | 狩猟
狩猟が解禁になってからというもの、早起きの嫌いな僕が毎日5時半に起きております。これは奇跡です!

朝6時に家を出発すれば猟場に着くのは6時15分、到着したら一服しながら周りを見渡してブッパを決めます

しかし解禁から3日も経つと 鴨達もなかなか撃ちやすい高さを飛んでくれず 発砲チャンスも少なくなります

少し移動しようかなぁと思っていると 土手に軽トラが止まって1人のハンターが田んぼの奥のほうにあるため池

に向かって歩いていくのが見えました。

「ひょっとすると あの池から追い出された鴨がこっちへ飛んでこないかな?」

遠くに池を覗き込むハンター そしてそのハンターが銃を構え パンッパン!!!

出てきた出てきた、約10羽ほどの大型鴨のシルエットが見えます。「いまじゃっ」とばかりに鴨笛を手に取り

カムバックコールと呼ばれる吹き方で飛んだ鴨を呼び寄せました。群とは別の方に飛び出した鴨が1羽向かってきます



一瞬でマガモのオスだと確認!(緑色に輝く頭にグレーの背中、腹は真っ白!そして首の付け根には白リング)

「これははずせんぜよ!」鴨がススキ原を半分飛び越した時に発砲。一発命中!そのまま鴨は惰性で落下し

小川に着水。会心の射撃でした もう少し早く撃っていたらススキ原に落ちて回収にかなり苦労してたと思います

  釣竿に付けたカモキャッチャーを投げてラクラク回収。はじめてこの道具にも出番がやってきました



持ち帰って秤ではかると1.4キロのりっぱなマガモでした!今年は平年にくらべマガモがほんとに多いようです

   脂ものってそうで美味しそうな鴨!どうやって料理しようか?楽しみ楽しみ。


09.狩猟解禁日!

2009年11月15日 | 狩猟


今年も待ちに待った狩猟の解禁日がやってきました。ホントに嬉しい日であります!今猟期はいままで

撃ったことのなかった鴨を獲りたいと思って、解禁前の下見で今年はここ南国土佐にもかなりの数の鴨が

下ってきているのも確認済みですので その中でも一番の有望株の場所にやってきました。

本日は鴨狩りだけですのでベルはお留守番。まぁ解禁日だし、とにかく一羽だけでもと思って朝5時半起床

ハンティングジャケットに3号散弾8発をねじ込み午前6時20分に猟場に到着しました。

何人かのハンターの姿は見えますが 僕が入り込む余地もある、ちょうどいいこみ具合です

準備を整え、暦の日の出(本日は6時40分)を待っていると僕の目の前の川にカルガモが3羽飛来!

こんなことは解禁日以外にはありえません。今か今かと待っていると、遠くの方から パンッパパン!と銃声

「よっしゃぁ いくでぇ!」とばかりに僕も発砲。遠くからの発砲にびっくりした鴨の群れが何羽も頭上を飛び去り

持っていた7発は30分もせずに撃ちつくし・・・



カルガモ1羽にコガモ1羽ゲット!この写真を撮った後 最後の1発でヒドリガモのメス1羽を追加

合計3羽の猟果でした。これは解禁から幸先がいいぞ!解禁後は鴨達の警戒心が増してくるでしょうが

また獲れそうな予感がしてます。

          予感だけで終わらないように頑張ります!