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セッターベルの猟犬日誌

狩猟・釣りなどアウトドアスポーツを、イングリッシュ・セターのベルとともに楽しむ。

愛しの ドンケF2

2014年07月24日 | 仕事・道具(カメラ)


製品名:DOMKE F-2 カメラバッグ (アメリカ合衆国)

外寸:40 W x 23 H x 17 D
内寸:28 W x 22 H(フタによる余裕分含む) x 15 D
重さ:1.2kg

 ドンケカメラバックの原点『ORIGINAL』と言われるバック
 報道カメラマンたちに最も愛されているカメラバックです。

僕が22才の時に 東京から徳島の写真館に変わった時記念で購入してから

14年間、常に撮影を共にしてきた戦友のような存在です。

でもさすがにショルダーストラップの部分が長年のすり切れや汗などでご覧のように

ボロボロになってきたので、心機一転 ストラップを交換する事にしました!


         ショルダーストラップ交換キット


古いストラップをハサミで切って、バックルを一つ新しいキットに移動します。

そしてバッグの取り付け部分に新しいストラップを通して最後の仕上げにバックル部分で

俗にいう(ニコン巻き)にして出来上がり。

念をいれるのであればストラップの両先端を二つ折りにしてミシンで止めれば完璧です。





いかがですか?僕のドンケF2が生き返ったようです!





中はこんな感じ、見た目はけっこう小さく見えるんですがこれでカメラボディー2台

レンズ5~6本、クリップオンタイプの小型ストロボ(ニコンSB-910など)に

交換用電池 その他ブロアーやレリーズ、精密ドライバーなどの工具

メディアケースにグレーカード、フィルター、タオル、メモにペンが入ります。

『見かけよりもずっと多く入る』これが、このバックを選ぶProfessionalの共通意見かな。


ただですね・・・このバッグはカメラバッグとしての性能云々でいえば・・・

けして良くはありませんよ。


ここにドンケバッグへの面白いインプレッションがありましたのでご紹介を・・・

2004年11月に「デジカメアイテム丼」で小倉新人氏が話された記事で

ここに要旨をまとめております。


●Domkeは元々、Jim Domkeさんというアメリカの報道カメラマンが70年代
初頭に立ち上げた製品で、初期の頃から口コミで全米に、やがてオリンピックや
サミット等のイベントの度に、世界中の通信社や新聞社のカメラマンに
広まっていったそうです。

● Jim Domkeと同じ頃に、アルミケースに見切りをつけたRobert Weinrebという
山岳写真家がいた。Weinrebは素材として帆布でなく、コーデュラナイロンを選択。
'77に「Tenba」ブランドのカメラバッグを販売し始めた。素材に金属でなく繊維を
使用した、ソフトタイプのカメラバッグの嚆矢はこの2つのブランドだといえる。
銀一はTenbaも発足当時から扱っているが、DomkeとTenbaは同じソフトタイプの
バッグのようでいて、実に対照的な製品だと小倉氏は言う。

●Domkeの特徴は徹底的に報道機関のカメラマン向けに作られていること。
報道機関に属していれば、機材が壊れてもすぐ社費で修理できるし、代替機も
用意されている。だからDomkeではカメラの保護や防水性よりも、機動性や軽量さ
が重視されている。通常、カメラバッグの底には、地面に置いたときの衝撃を和らげる
「石突」と呼ばれる突起があるが、Domkeにはなにも付いていない。肩から下ろす
ことを考慮していないバッグなのだ。
保護クッションを抜いてバッグ本体を上から踏みつければ、平らに折りたたむことができる
Domkeならではの使い方だろう。ちなみに保護クッションの中の保護材は、容易に抜き出す
ことができる。抜き出せば、さらに「ぺったんこ」にすることができるのだ。

●一方、Tenbaは防水性とカメラの保護、耐久性を重視し、個人のフリーカメラマン
らに愛用されている。大組織に属さないカメラマンにとって、商売道具のカメラが
壊れてしまうのは致命的だ。Domkeが報道関係者の支持を受けるのに対し、Tenbaは
広告などのカメラマンに支持されているそうだ。

●日本でも米国でも、一般的にカメラバッグとしてよく売れるのは7~8千円の
製品だという。Domke F-2の2万2千円という定価は安くはないが、それでも支持され
続けているのは「報道機関向けに機動性を重視したバッグ」というユニークな
着眼点ゆえだ。



だそうです!!!「じゃ、それが分かっててなんでお前は使ってんの?」と

言われるかもしれませんが・・・


答えは簡単です 「ただ、好きだから」





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