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ラクロス部の部ログ

一橋大学男子ラクロス部“SERPENTS”の公式ブログです。

野球と卑しさ

2006年02月19日 21時30分00秒 | WED(小高)
先日。

僕は家の近くの野球グラウンドの近くを通りました。

夕方の4時頃だったでしょうか、

そこでは数人の小学生が、

野球をしてました。

小学三年生くらいだと思います。


思えば僕もそのころは近くの公園で野球やってました。

友達が投げる球は打てないのに、

兄の投げる球だけは、パコパコ打ってました。

あれは兄の優しさだったのでしょうか?



僕は懐かしい気持ちになり、

歩くスピードを遅め、彼らの野球を見ていました。

すると、

ピッチャーが振りかぶりバッターに向かって言ったのです。



「1円を笑うものは…

 1円に泣く!!!」



えー!!!??


普通、

「打ってみろ!」

みたいな感じじゃないでしょうか?



「1円を笑うものは1円に泣く!」


はないでしょう。


その言葉選びのセンスに驚きながらも、

次の瞬間、

僕は深く考えさせられました。



「1円を笑うものは…

 1円に泣く!!!」



小学生のその言葉は、確実に僕の心に響きました。


大人になるにつれて、

扱う額はどんどん増えていく。

千・万そして億単位のお金に夢中になる。



*****************

コンビニにて。

「おつりは32円になりまーす!」

「32円?あーいいや、いらないいらない。
 僕は億単位のお金を動かしているんだよ?32円?そんなのいらないよ。」

「え、でも…一応受け取っておいた方が…」

「いらないいらない。卑しいよ。そんな小銭に執着するのって、卑しいじゃないか。」


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卑しいのはどっち??

小学生の時は、

お小遣いが月500円とかで、

今思えば、よくそんなんで日々を送っていたなと。

マンガ一冊買って、駄菓子ちょっと買ったら

もう終わり。

32円?

小学生にしたら大金だ。


「一円を笑うものは…

 一円に泣く!!!!」


小学生が発したその言葉は

妙にリアルな言葉でした。




ラクロス部には、

氷代をはじめ、色々な罰金が存在します。

確かに、その罰金は一回分は大した金額ではないかもしれません。

氷代の罰金は100円ですから。


でも、

そんな罰金100円をたんたんと払ってる今の姿を、

小学生の自分が見ていたらどう思うでしょう?


「卑しいよ、未来!
 
 100円あれば、うまい棒10本も買えるじゃないか!!」


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では日曜日恒例の…

【今日のサノキポーズ!】


(左から新2年DF 篠宮  サノキ  麻田)

着実に流行ってきています。

今日は新2年DFの3人。
左右の2人の背が高いので、
サノキがちっちゃく見えますね。

別に遠近感ではありません。

サノキが遠くにいるわけではありません。

仲悪いわけではありません。

3人とも仲いいです。