ついに女王との共演なるか！？

　朝起きてビックリしたのがこの情報。Deadlineという、信頼できる映画情報サイトが独占情報として伝えたところ、『セックス・アンド・ザ・シティ』の監督マイケル・パトリック・キングのアンサンブル・コメディに、サンドラ・ブロック、メリル・ストリープ、オプラ・ウィンフリーが出演するというもの。監督のコメントとして、各女優から直接承諾を得た、とも伝えています。




http://www.deadline.com/2010/10/sex-and-the-citys-michael-patrick-king-in-bed-with-meryl-streep-sandra-bullock-and-oprah-winfrey/

　タイトル：　未定

　ジャンル：　コメディ

　監督／脚本：　マイケル・パトリック・キング

　製作：　スコット・ステュバー

　出演：　サンドラ・ブロック、メリル・ストリープ、オプラ・ウィンフリー

　配給：　ユニバーサル・ピクチャーズ

　内容：　オンライン・ショッピングや通販などのホーム・ショッピングを舞台に、マーケティング、結婚、メディアなどの取り囲むマニアの入り組んだ世界をキャラクターたちが苦労しながら生きていく。

　監督コメント：　「メリル、サンディー、オプラのために何か書きたいと思いつき、絶対に彼女たちが興味をもってくれるような、彼女たちならではのストーリーにしたいと思った。僕は、それぞれに僕のアイディアを話し、全員からイエスの返事をもらったよ。あれほどの女性たちと会い、このストーリーを話、イエスという言葉を聞けるなんて、まるでギリシャ神話の旅みたいなもので、女神に次々に会った感じ。すごく謙虚な気持ちになれた。彼女たちはみな、ユニークで、３人の強い個性をもつ女性たちの役を書くなんて、ものすごいチャレンジだ。彼女たちのこれまでの仕事は非の打ちようがない。それに、（トーク番組の）オプラではないオプラの役を書けるのは魅力的だよ」

　ということで、すぐにでも脚本執筆にとりかかり、１月までに書きあげたいそうで、３人のスケジュールが合えば、来年夏か秋までには撮影に入りたいとのこと。監督自身が３人から承諾を得たと言っているとはいえ、脚本を読んでからの正式サインでしょうかね。女王メリル様との共演は、コメディがいいと思っていたので、実現すればほんとうにうれしいです。オプラの映画出演は、1998年の『愛されし者』以来だそうです。別々のストーリーではなく、ちゃんと３人が絡んでほしいですね。アンサンブルだと、共演とはいえ、ほとんど一緒のシーンがなかったりしますから。

　マイケル・パトリック・キングは、『セックス・アンド・ザ・シティ』のＴＶシリーズで脚本と製作総指揮を務め、映画版２本を監督した人。クレジットを見ると、映画での実績が『SATC』以外にありません。そこが心配なところではありますね。私はこのＴＶシリーズは見てなくて、映画版は両方観ましたが、どちらもひたすら派手なだけで、格別、内容はなかった気がします。それでも、１作目のほうは思ったより面白かった印象がありますが、続編のほうはつまらなかった。ＴＶと映画はストーリーの描き方が違うと思うので、ＴＶシリーズという基盤のない作品での映画で、どれだけ力を発揮するのかは不安材料。

　いずれにせよ、サンディーはまた忙しくなりそうですね。