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続・切腹ごっこ

~当ブログは更新を終了しました~

虚構の学園

2010-06-18 | ★男の切腹+グロ
 前回の続き。

 …実は、この学園は会員制クラブのショーのために作られた大がかりな虚構なのだ。入学する少年たちは、クラブ会員たちが好みで選んだ人物のクローンで、造られた記憶が埋め込まれている。少年たちの学園生活はバスルームやトイレに至るまで常に撮影され、その映像が会員に向けてリアルタイムで配信されている。VIP会員たちは学園の理事または保護者や特別講師として学園を訪れ、直接少年たちと触れ合うこともできる。

 そして随時、何かしらの理由をつけて少年たちは切腹を命ぜられる。罰ではなく名誉として切腹を言い渡されるのだ。1か月前に宣告されることも当日突然宣告されることもあるが、少年たちは従容と、もしくは嬉々として切腹に臨む。少年たちは先輩や同級生の立派な切腹を見学し、それに憧れを抱く。介錯人は仲の良かった少年の中から選ばれることが多い。VIP会員は検視役として招かれる。
 誰を切腹させるのかは、それぞれの階級の会員の投票や要請などで決定される。初等部で切腹する少年もいれば、大学まで切腹しない者もいるが、大学卒業時に残っている全員に切腹が言い渡される。
 少年が切腹すると低温保存された遺体がオークションに掛けられ、落札者の会員が自分好みにエンバーミングを施す。数百体コレクションしている会員も存在する。エンバーミングするのではなく、少年の肉体を調理して食べることを好む会員もいるようだ。また、少年の肉体を特定の少年の食事に混入させ、本人がそうとは知らず食べる様子を見て楽しむ会員もいるとか。

 学園が虚構であるという事実は、もちろん少年たちには隠されている。それを少年たちに漏らしたり、漏らそうとした会員は例えvipであろうと闇に葬られるそうだ。事実を知った少年の記憶の改ざんは可能ではあるのだが、それなりの手間とコストがかかる上、少年たちの日常の記憶の繋がりが不自然になってしまうことを嫌う会員も多い。
 以前に一度、事実が少年たちに秘密裏に漏らされ、少年たちが集団で、しかも計画的に学園の脱出を図ったことがあった。幸い脱出を図った少年たちは拘束され、学園の生徒全員の記憶の改ざん処置が施された。しかし、それによりクラブは会員たちに対し多額の賠償金を払う結果となってしまった。それ以後、この虚構を守るシステムは厳重に、そして残酷になった。

 以上、とりとめもない妄想でした。

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