ELEVEN HOUSE

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2019.1 氏神様の火の番だよ~

2019-01-06 23:42:27 | いろいろ思う部屋
寒中お見舞申し上げます




 新しい年になり、明日から仕事です。大晦日に昨年起きたあれこれを振り返り、お正月になるとそれがリセットされます。
 昨年は、1月に弟を亡くし、夏には狭心症の手術を受るなど、大変な年になりました。それでも、恒例の北海道ツーリングに出かけたりシュピーレンでキャンカードライブをしたりと、楽しいこともいっぱいできました。また、卒業生がホッケー日本代表選手としてアジア競技大会で金メダルを獲得するなどの大活躍したことも、そしてゼミ生全員がしっかりと卒論を書き上げ、胸を張って巣立っていくことができたこともうれしい思い出になっています。沈んだ心から立ち直らせてくださったのは、多くの皆さんのおかげです。感謝の一年になりました。
 例年は年末になるとちょっとした旅行に出かけていましたが、去年の暮れは29日に地域の三世代交流会のお手伝い、28日はその準備、大晦日は氏神様の火の番と、地元の活動をしていました。その間の日の30日には餅つき機で餅をついたり、しめ飾りを飾ったり、買い物をしたりして新年の準備をしました。と言ってもほとんど妻がやってくれて、僕はうろうろしているだけで、あまり役に立ってません。どこもみんなそんなもん?




 初めて氏神様の火の番をしましたが、毎年誰かがこんなことをしてたんだなあと思うことがいっぱいありました。
 夕方になったら神主さんたちがやってきて、古いお札などのお祓いをしました。準備で来ていた人たちもしいんとした厳かな雰囲気になりました。


それが終わると、木の幹や枝などの薪をくべて火を大きくしてお札などを炎の中に入れていきました。信仰心の薄い僕のことですからポイポイ投げ入れていましたが、お祓い済みだからたぶんいいんです。後から手伝いに来てくれたお年寄りたちなんて、「そっち持って」と僕に言うと、お札が盛ってあるブルーシートごと「せーのーで!」で一気に放り入れました。「いいんかい」と思いました。どうやらお祓いが済んでいるので、これでいいんです!って感じでした。


 それからは火を絶やさないのが僕の役目。お汁粉の準備の人たちが帰ってしまうと、いつの間にか僕一人になってしまいました。さすがに、誰もいない山のてっぺんの小さな神社にたった一人で火の番をしているのは不気味な気持ちになりました。「こえ~よ~」と思った時は枯れ葉がたくさんついている枝を火の中に思いっきり放り込みます。ぶわ~っと炎が高く上がります。これ、結構おもしろい。怖さ、忘れる!


 一人だけだったのは1時間ほどで、しばらくしたら総代の人がやってきて、昔の地域の様子などの話をしながらかがり火を見守りました。
 4時から火の番を始めて、10時半に次の人とバトンタッチです。引き継ぎをして、真っ暗な山道をスーパーカブで下って帰りました。帰るとテレビではサザンが暴れまわっていました。それが終わると、ゴ~ンという鐘の音とともにお寺の紹介です。比較的近くにある美濃清水寺と呼ばれている日龍峯寺(岐阜県関市)の舞台造りの本堂が気に掛かりました。

 年が明けました。喪中のため神社でのお詣りはできません。昨夜の火の番でも鳥居をくぐることなく、神様に手を合わせることもなく、薪をくべていました。
 初詣は、家の近くのお寺さんへ妻と母の3人でぶらぶらと歩いて行きました。父の大好きだったお不動さんがあるお寺です。とてもいい天気でした。穏やかなお正月です。歩いているといい気持ちです。



 2日と3日は家族で近場の温泉に出かけました。これは次回に回します。

 悲しいことのない一年になりますように。そして、皆さまにとっても良い年になりますように。


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コメント
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