咬合と全身 ホワイトニング

咬合を介して顎関節症と不定愁訴への歯科的アプローチ

歯周病予防・ムシ歯予防・口臭防止を兼ねたMIホワイトニング

ホワイトニング

2012-05-30 16:19:16 | Whitening ホワイトニング

ホワイトニングと言えば、一般の方は単に歯を白くするものと考えるでしょう。
またホワイトニングを体験された方は
 ・痛い
 ・時間が掛かる
 ・高い
 ・あまり歯が白くならない
というイメージをお持ちでしょう。
それで勧められるのがデュアルホワイトニングと言って、歯科医院で行うオフィスホワイトニング以外にホームホワイトニングと言って自宅でするホワイトニングです。

私たちも以前はそのようなホワイトニングをしていました。
しかし、新しいホワイトニング法を考え出しました。それはMIホワイトニングと言います。ネットで「MIホワイトニング」を検索してみて下さい。多くの歯科医院に導入されていることがよく分かって頂けると思います。

このMIホワイトニングは、単に歯を白くするだけではなく、歯周病や虫歯予防に繋げた新しい方法です。
しかも、
 ・殆ど痛みがない
 ・短時間ですむ。
   ライトの照射時間は1回3~5分の3回照射で9~15分で終わります。
 ・従来法に較べて安い
 ・ホワイトニング効果が高い
といったものでデュアルホワイトニング法という自宅でのホームホワイトニングは必要ありません。
しかもホワイトニング剤で歯周組織の除菌ができ、歯面修復作用のある歯磨き剤を使用することで、初期虫歯も修復されていきます。

Photo 比較的短時間にこのレベルの白さに到達できます。

Photo_2 虫歯も修復されてきてます。ここまで来ると修復治療は必要なく経過観察になります。

私たちはMIホワイトニング法は歯周病や虫歯予防にも効果があると言うことでホワイトケアと呼んでいます。
歯周病は薬で治し、MIホワイトニングで予防する、メインテナンスをはかるという新しい予防システムです。
単に歯を白くするだけではなく、歯の表面をツルツルにし、歯の周囲の細菌を除菌するホワイトニングです。


通信セミナーの試み

2012-05-29 19:02:22 | TMD 顎関節症

★口が開かない。
★口を開けると痛くて、口を大きく開けられない。
★関節部分が痛い。
★耳の前が痛い。
★口を大きく開けると、カクカク音がする。
★頬部が痛い。
★頭、特に側頭部が痛い。
★額のあたりが割れそうに痛い。
★首が痛くて回せない。
★息がしにくい。
★歯科や口腔外科、耳鼻咽喉科で治療を受けたが、症状が改善しない。
といったいろんな症状で悩んでいる方は結構居られます。
また、
最近、よく不定愁訴を抱えた顎関節症が、1ヶ月で治る。4回の通院で治る。咬合調整で治る。1週間で治る。整体で治る。気功で治ると言う話をDMやネットで見かけます。
これらの話は本当でしょうか? 私は本当だと思いますが、顎関節症には様々な症状・病状があり、効果には個人差があるので、全ての方に効果があるとは断言できないでしょう。

此処で共通して見えてくるのが、TCHを無くす。身体の中心軸と重心軸を合わせる。骨盤や肩のラインを水平にする等々です。

もし不定愁訴を抱えた顎関節症患者が来院された時、多くの先生方は咬合治療は難しい!と考えるのではないでしょうか。
確かに、そういった患者さんの中には歯列矯正、咬合再構成的な治療を必要とする場合もありますが、それは一部の患者さんであって多くは、患者自身の努力で解決するケースも多々あります。

顎関節症の治療は大きく以下のようになると思いますが、
1.自宅治療
  セルフケアを中心に
2.医院治療
  歯列矯正、咬合再構成等

咬合治療となるといろんな考え方の先生方が居られ、混乱を招くのですが、その前処置的な自宅治療をすることで医院治療の必要がなくなるケースも多々あります。

顎関節症は治療をしなくても長期的には改善する病気で、2年前後で約70%以上が自然治癒し、どのような治療法でも75~90%の成功率と言われ、最終的には症状が治まってしまう自己寛解的疾患(Self Limit)と言われています
が、自然治癒するまで、2年前後も待つのはいろんな症状で悩んでいる患者さんには厳しいです。治るものなら短期間で治って欲しいと思うのが自然でしょう。

過去の咬合治療を反省しながら、自宅治療としてのセルフケアについて私の臨床経験をお知らせしたいと考えています。と同時に歯周組織が健全でなければなりませんが、その健全化の一つの武器がホワイトケアと考えますが、この一年間にトピック的な知見が得られればそれも公開したいと思います。

歯科医師にとって顎関節症に限らず病気の原因が解明されているならば病態を医学的に治そうとする時、「診断と治療に『科学的根拠』が必要」という姿勢だと思います。
最初は顎関節や顎関節症の復習をしながら
1.正常な顎関節と顎関節症の復習
2.顎関節症・顎頭蓋機能異常とは何か
3.応急処置と基本的なセルフケア
番外:ホワイトケアの情報
という流れで、画像や動画、インターネットディスクを活用しながらML上で公開していきたいと思います。その過程での疑問に対しては参加される先生方と一緒に考え、特にセルフケアでは一方通行ではなく、お互いにFeed Backさせながら
約1年間頑張っていきたいと思います。
コンセプトは、患者さん自身のセルフケアで改善する手助けをするだけで、歯科医院サイドは極力治療をしない。
例えばスプリントが必要なケースも先ずはティッシュでその代用をはかるなど。

と、長文になりましたが通信セミナー?なるものを企画しました。
この思いは、不定愁訴で悩まれている顎関節症患者さんが、最初に行かれた歯科医院で適切な治療或いは指導を受けられていたら、ドクターショッピングをするような事を避けられるでしょうし、何故だろう?私だけがどうして?などと思い悩むことはないでしょう。そういった彷徨う患者さんを少しでも減らしたいという思いです。

あとはこのセミナーを受けてみよう!と思われる先生が居られるかどうかでしょう。
私的には、患者さんのためにも是非やりたいと考えています。


アップしました

2012-05-29 17:33:27 | はじめに

久々の書き込みです

インフォシークのレンタルサーバーが閉鎖し、

HPが見れない状態でしたが、取りあえずアップしました。

http://senyadc.com

まだまだ具合の悪い所があるのですが、少しずつですが改善していきます。

今後ともよろしくお願いします