顎関節症Ⅲ(復位を伴う)と不定愁訴で5月に来院。
機能的咬合分析後、CMO療法を開始。プレートはRe-PositioningからTMDの改善と共にStabilitationに変更。歯科由来の不定愁訴も改善されたので再評価と共に模型診断を行いました。治療中は操体法を指導しましたが、これは患者に気に入って貰えたようで、身体が柔らかくなったと喜ばれました。
その結果、咬頭嵌合位より前方に顆頭安定位が位置するために臼歯部は低位となります。
プレートを外した直後からReciprocal Clickは時々発生するも、音は術前に比較して金属音からソフトな音に変わっています。
カウセリングでは、今の咬頭嵌合位では再発する可能性があるのでメタルレイの装着を勧めましたが、患者自身術前に比べると身体の調子が非常に良く、関節雑音も術前に比べると気にならない状態であり、開閉口運動も円滑で、更なる治療の意味が分からないようでした。
結果は、虫歯や歯周病の治療後、再度プレートを装着するとなりました。又それも調子の悪い時のみ装着するとなりました。
私自身、納得はしていませんが、と言うよりは治療するものと考えていたので、この結論は意外であり、CMO療法を理解していると思っていたのが理解していなかった事でした。これからは、患者に賢明な選択をして頂くために術前のみの説明ではなく、術中も定期的にCMO療法を説明して脳に刷り込んでいこうと考えました。それでも今回の様なような選択をされた時は、それは患者自身が決めることなので仕方ないでしょう。
機能的咬合分析後、CMO療法を開始。プレートはRe-PositioningからTMDの改善と共にStabilitationに変更。歯科由来の不定愁訴も改善されたので再評価と共に模型診断を行いました。治療中は操体法を指導しましたが、これは患者に気に入って貰えたようで、身体が柔らかくなったと喜ばれました。
その結果、咬頭嵌合位より前方に顆頭安定位が位置するために臼歯部は低位となります。
プレートを外した直後からReciprocal Clickは時々発生するも、音は術前に比較して金属音からソフトな音に変わっています。
カウセリングでは、今の咬頭嵌合位では再発する可能性があるのでメタルレイの装着を勧めましたが、患者自身術前に比べると身体の調子が非常に良く、関節雑音も術前に比べると気にならない状態であり、開閉口運動も円滑で、更なる治療の意味が分からないようでした。
結果は、虫歯や歯周病の治療後、再度プレートを装着するとなりました。又それも調子の悪い時のみ装着するとなりました。
私自身、納得はしていませんが、と言うよりは治療するものと考えていたので、この結論は意外であり、CMO療法を理解していると思っていたのが理解していなかった事でした。これからは、患者に賢明な選択をして頂くために術前のみの説明ではなく、術中も定期的にCMO療法を説明して脳に刷り込んでいこうと考えました。それでも今回の様なような選択をされた時は、それは患者自身が決めることなので仕方ないでしょう。