取り付けてもらった直後に修理に持ち込むのは恥ずかしいので、
今回はDIYで修理することにしました。
「洗車大魔王」的にも修理方法の解説とうい意味で参考にして
もらえれば、と思います。
<<用意するもの>>
パテ :15分程度で固まる2液のものが簡単です。色はボディカラーに近いものが良いです。
パテを混ぜる板があると便利です。ベニヤ板に下敷きを貼りました。
耐水ペーパー :荒、中、細の3種あれば良いでしょう。300,600,1000番を用意しました。
ペーパー当板 :ペーパーを上手に使えます。細かい箇所ではサイドも使いたいので四角い形状が良いです。
補修箇所の形状に合うように少し柔軟性のあるものの方が使いやすいです。
シリコンオフ :塗料の乗りを良くするために使います。
プラサフ :仕上がりを確認し易くし下地を平滑にし塗料の発色を良くします。
塗料スプレー :既成の色以外でもSoft99やHoltsでは30分程度でオーダーで作ってくれます。
今回はHoltsにしました。
コンパウンドペーパー:初期磨きがとても楽になります。
コンパウンド :中、細、極細あればベストです。
<<作業開始>>
①下地
擦った部分と周辺をペーパー(荒→中)で磨き、汚れやバリを無くします。保守箇所周辺も磨きます。
その後シリコンオフで脱脂します。

②パテ
パテは板の上でムラの無いようにヘラでよく混ぜます。
補修部分にすり込むように埋めていき、一度に厚塗りしないで、空気が入らないように注意しながら
何回かに分けて塗っていきます。ヘラは往復させないで一方向にすり込む感じで使います。
補修箇所より広めに、少し盛り上がる程度に塗ります。

③整形
パテが十分に固まったら、荒ペーパーで削って形を整えて行きます。
ある程度形が整ったら中ペーパーで仕上げます。
周囲と段差が無いように当て板を上手く使って平らにします。

④修正
パテに気泡が入ったり削りすぎた部分は、再度パテを入れて修整します。
⑤磨き
修正を入れた箇所を整形したら、細ペーパーで表面をスベスベに仕上げます。
磨き終わったらシリコンオフで脱脂します。

⑥プラサフ
周囲をマスキングしてプラサフを吹きます。
マスキングはできるだけ広範囲を覆うほうが安全です。
境界がはっきりしないようにダンボール等で壁を作ってボカシます。
車は洗車していない方がスプレーダストがボディに付着しても簡単に洗い流せます。
プラサフが乾いたら細ペーパーで整えます。

⑦塗装
塗料はできるだけ高圧になるように事前にお湯に漬けて暖めておきます。
プラサフ同様周囲をボカスようにして塗って行きます。
一度に厚塗りしないで薄く何度も重ねます。
もし垂れても、後で削れるのでほっておきます。
乾いたら、細ペーパーで、垂れやゴミ部分を修正します。
コンパウンドペーパーで、全体のザラツキを取ります。
コンパウンドを徐々に細かくして磨きます。

以上で完了です。
まぁ、間近で見なければ問題ありません。というレベルには直りました。
今回は削れた膨らみの修整が難しかったですが、ボディパネル等を平らに仕上げるなら以上方法でもかなりのレベルで
仕上げられると思います。