洗車大魔王ブログ

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茶色い点々(ピッチ)が・・・

2007-07-19 05:30:00 | 洗車の敵
車っていうのは外の道路を走る訳です。道路って所は意外と汚れているので、泥をはねたりゴミを踏んだり、いろいろな汚れをタイヤが拾って巻き上げるために、跳ね上がった汚れの一部はボディにぶつかり付着してしまいます。なかでも、アスファルト等の油汚れは、ピッチやタールとしてボディに付着してしまい、シャンプー洗車位では簡単に落とせないことが多いのです。
落とそうとして無理に擦ると伸び広がってしまったり、硬いピッチで塗装面を傷つけたりするので注意が必要です。こんな油汚れを落とすのは溶剤で溶かしてしまうのが簡単です。灯油でもOKですが、専用のピッチクリーナーは値段も安く塗装を傷めにくい成分も入っているのお勧めです。塗装の前処理用のシリコンオフ(soft99)などでも良いでしょう。
使用法はこれらをスプレーして、汚れが溶け出したら綺麗なウエスで拭取れば完了です。ただし、これらの溶剤を使用すると、WAXやコーティングを傷めるので、使用後はシャンプーで洗い流して、WAXやコーティングの補修を忘れないで下さい。

飛び石のバカヤローッ!!

2007-07-05 18:59:57 | 洗車の敵
走行中どこからともなく石が飛んで来て「ピシッ!!」と当たることがたまにあります。原因としては、前車のタイヤの溝に挟まった小石が外れて飛んで来たり、前車の履いているハイグリップタイヤの粘着力で拾った小石が飛んで来ることが多く、これらの場合は比較的小さな石の場合が多いです。その他には、トラックのダブルタイヤの間に挟まった石が外れて飛んできたり、対向車が路上の石を弾いた場合があり、この場合大き目な石が多く被害も大きくなります。
走行速度の低い一般道の場合は、飛んで来る石と自車との相対速度が比較的低いのであまり傷になることも無いのですが、高速道路のように高速な場合は、相対速度も高くなるために衝撃も大きく、当たった箇所の塗装が剥がれる等、大切な車に傷が付いてしまいます。また、フロントガラスに当たると欠けたりヒビが入ったりします。フロントガラスに傷があると車検が通らない場合もあるので修理しなくてはなりません。
飛び石は事故のようなものなので、高速道路ではできるだけ車間距離を大きく取るとか、ハイグリップタイヤを履いてそうなスポーツカーやトラックの後ろには付かないように気をつける位しか予防策はありません。

では付いてしまった傷はどうしましょうか?
一般的にはタッチペンによるタッチアップですが、個人的にはよほど酷く無い限り補修はしません。綺麗にタッチアップするのは難しいし、綺麗にできてもタッチペンの色が微妙に違うとよけいに気になるし、なにより直してもどうせまた直ぐに傷つくので、飛び石の傷は勲章として放置することにしています。
と、これで終わると洗車大魔王的ではないので、軽くタッチアップの方法を紹介しておきます。
ここでは、3mm位の塗装の剥がれを想定します。
①シリコンオフ(soft99)等で傷を脱脂
②傷の周囲をマスキングテープでマスキング
③タッチペンのハケを使わず、爪楊枝で傷にペイントを挿す感じで塗る
 (塗料は薄めたほうがベター)
④塗料が乾いたら再度③を実行、軽く盛り上がるまで繰り返す
⑤1000番以上の耐水ペーパーで盛り上がった塗料が平滑になるまで研磨
⑥コンパウンドで研磨
こんな感じで完了です。


また、ガラスの傷の場合はこちらを参考にしてください

高速走行で虫だらけ

2007-06-14 00:45:36 | 洗車の敵
夏の夜に高速道路(特に山間部)を走行後、フロント周りが虫の死骸でいっぱい。なんて経験が誰にでもあるはずです。高速道路でなくても、夏は虫の死骸が付着して不快な季節です。ヘッドライトに誘われて、虫のほうから勝手に飛び込んでくるので仕方がありませんが、ボディに付着した虫の死骸をそのまま放置すると染みになってしまう場合もあるので、気がついたら早めに処理しなくていけません。
小さな虫ならほとんど場合、カーシャンプーで落とせます。大きな虫が潰れてベットリ広がった体液のような汚れは、シャンプー後暫く放置してから再度洗浄するのが良いでしょう。シャンプーを少し濃い目にすることで更に落としやすくなります。それでも取れない時は、粘土を使います。取れても少し染みになった場合はクリーナーや微粒子コンパウンドで磨きます。ここまでやればほとんどの場合は除去可能です。
予防方法は特にありませんが、コーティング等で表面を平滑にしておくことで落としやすくなり、またコーティングの層が塗装まで汚染されることをある程度防いでくれます。
ボディー以外ではラジエターグリルの網に絡まった虫の死骸は、シャンプーとブラシで落とします。細かいメッシュは柔らかめの歯ブラシが良いでしょう。グリル内部のラジエターコアまで付着してしまった場合は、アルミのコアが非常に柔らかいくデリケートなため、ブラシで擦るのはコアが曲がってしまうので厳禁です。洗車場の高圧スプレーも圧力でコアを曲げる恐れがあるのでやめた方が良いでしょう。市販の虫汚れ用の分解スプレーを吹き付けて、ホースの水流位で洗い流すのが良いでしょう。ガラス用のグラスターでも良いと聞いたことがありますので、専用スプレーが無い場合は試す価値がありそうです。

洗車したいけど水道が無いのね!!

2007-06-06 01:21:28 | 洗車の敵
洗車の敵ってわけではないのですが、水道が無くて洗車ができないと困っている人もいるのではないでしょうか?
洗車するのに水は欠かせませんが、狭い日本では駐車場+水道が確保できる環境を持つのは恵まれた人たちで、大抵の人は水を求めて洗車場やガソリンスタンドまで足を運んでいるのが現実です。
毎回の洗車場参りは財布にも厳しい、かといってバケツ洗車で車1台洗うためには、何回もバケツに水を汲んで車まで運ばなくてはならないので面倒です。水なし洗車用品とかもありますが、やっぱり基本は水洗いということで、安価に大量に水を運べる方法を考えてみました。
思いついたのが、灯油用のポリタンクです。これなら1本で18L入るので、バケツに3~4杯分位にはなりそうです。更にジョーロを使って、効率よく水を使えば、乗用車なら何とか洗えそうです。
<水洗いのみ>
 ①ジョーロで車全体を流す。
 ②片手でジョーロの水をかけながら、スポンジを使って水洗い。この時バケツの水でスポンジをすすぐ
 ③拭取り
これならポリタンク1杯で足りそうですね。
<シャンプー洗車>
 ①ジョーロで車全体を流す。
 ②バケツにシャンプー液を作ってシャンプーがけ。
 ③片手でジョーロの水をかけながら、スポンジを使ってシャンプーを流す
 ④拭取り
シャンプー洗車では、シャンプーをよく洗い流すために水を沢山使うのでポリタンク1本ではちょっと辛いですね。できればこの方法で水洗いを行い、シャンプー洗車は洗車場等で行ったほうが良いでしょう。またワンボックス等の面積が大きな車は、ポリタンクを1本では辛いので車に合わせて調節する必要はありますね。
これで水道の無い場所でも洗車が楽しめるのではないでしょうか?ちょっと重いけどがんばりましょうっ!!

PS.水が少ないので、洗車傷には十分に注意する必要があります。



嗚呼今日も洗車したら鳥の糞!!

2007-01-30 17:49:42 | 洗車の敵
★嗚呼今日も洗車したら鳥の糞!!

 嫌ですねぇ!!鳥の糞。たいてい洗車したての時にやられるんですよね。なんでも鳥って良く光ってるものにひかっけるのが好きらしいです(ほんとかいな?)。しかも最近の鳥(特にカラス)何食べてるんだか知りませんが酸が強力で、ほっておくと塗装が溶けて手の打ちようが無くなってしまいます。だから気が付いたらすぐに除去しなくてはいけません。
 乾いてしまった鳥の糞を取る時は、絶対そのまま擦り取ってはダメです。糞は硬いし、たまに石や銅線なんかが混じっているので擦ると必ずキズになります。
 まずティッシュペーパーを畳んでお湯で湿らせたものを糞に乗せて蒸します。暫くすると糞がふやけて柔かくなる(うへっ汚ね!!)ので、そのままティッシュごとつまんで拭き取りましょう。これで傷つけずに除去できたはずです。
 拭き取った跡がちょっと染みになっている場合はクリーナー等で磨いてWAX(コーティング)をしておけば良いでしょう。もし塗装がボコボコしていたら泣いて下さい。軽くコンパウンドをかけて、WAX(コーティング)すれば目立たなくはできますが、根本的には解決できませんのでムキになって磨きいて塗装を剥がしてしまわないうちに諦めましょう(T_T)。