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千月板ブログ

ゆっくりゆっくり更新

バール その7 千月板 Feb.9th-16th,2010

2010-04-16 16:13:07 | 旅行記

チヴィタ・ディ・ヴァニョレージョ

 チヴィタ・ディ・ヴァニョレージョは、「滅び行く村」とか「死に行く町」とか呼ばれ、村の人口は20人を切ったとか? 四方八方を浸食され続けて残った断崖絶壁の、猫の額ほどの土地に村の家々がひしめいています。人口20人ではバールの経営は成り立たないかと思いきや、立派なバールが一軒、村の門をくぐった最初の石造りの建物の中にありました。これは帰りに立ち寄って、モーニング・エスプレッソならぬモーニング・マルティニを一杯!・・・
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 村の中を散策・・・と言っても小さな村ですから、すぐに村の反対側まで到達してしまいます。村のたった1本のメインストリート(中世の石畳の道のままで自動車は通れない)を折り返し、このバールに入ってみます。村で一軒しかないので「バール」と言うだけで名前は無い様です。
 バールのカウンターでは若いイタリア娘がひとりで切り盛りしており、変な東洋人が入って来たにもかかわらずとても愛想がいい。カウンターの後ろの酒瓶が並んだ棚を眺めると、アマレットの特徴あるボトルが目に入ったので、急遽朝からアマレットを飲むことに変更。アマレットを飲みながらバール内を見渡すと、隅々まできれいに掃除されており大変気持ちのいい店だということがわかった。とても中世の石造りの建物の中とは思えない。
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 ゆっくりアマレットを楽しんでいると、普段着の村の住人らしいおじさんが入って来てエスプレッソを注文。娘と世間話を2~3した後、そそくさと小銭を払って出て行ってしまったので、当方も勘定を払いチップをおいて店を出た。


バール その6 千月板 Feb.9th-16th,2010

2010-04-16 16:09:46 | 旅行記

ピサのバール

 バール・シリーズ第?弾!・・・と言うよりすべて飲む話ばかりですが・・・
 ピサでも一通り見終わった後、バールで一休みです。ピサの斜塔の右手奥、そう斜塔がそのまま倒れて行ったら、斜塔のてっぺんが当たりそうな位置に雰囲気の良さそうなバールが見つかりましたので、そのまま吸い込まれる様に中へ。ピサの斜塔から一番近いバールの名前はベイ&ナニーニ。1923年からやってるそうで、ここのバールにも日本人客はひとりもいません。
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 バール通いがクセになってくると、オーダーの仕方もスマートになってきます。(と、本人は思っている)まず、美味しそうなつまみに目をつけ、つまみと飲み物の代金をてレジで払った後、カウンターへ行ってまたまたマルティニを飲みます。ただし今回はエクストラ・ドライのロックです。
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 初めて訪れたピサなのに、このバールが通いなれた居心地の良い店に思えて来るから不思議です。とても観光地とは思えない静かでゆったりした午後のひととき・・・


バール その5 千月板 Feb.9th-16th,2010

2010-04-16 16:01:12 | 旅行記

事務所内のバール

 事務室(オフィス)のことをイタリア語ではウフィッツィと言います。(実際街を歩いていてもビルの空室の窓にUfficioというビラが貼ってあるのが目につきます。)ですからフィレンツェのウフィッツィ美術館は「事務室美術館」ということになりますが、これはその昔メディチ家の事務室(行政機関)があったことに由来するそうです。
 世界中の多くの美術館には美術鑑賞の合間にちょっと休憩したりするコーヒーショップが作られているところが多いのですが、ここウフィッツィ美術館ではイタリアの伝統にのっとってバールがオープンしています。つまりウフィッツィ(オフィス)のバールとなる訳です。
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 ニューヨークのメトロポリタン美術館ならマティーニを頂くところですが、フィレンツェのウフィッツィ美術館のバールでパラッツォ・ヴェッキオを眺めながら飲むのにはマルティニのストレートアップが雰囲気です。
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バール その4 千月板 Feb.9th-16th,2010

2010-04-16 15:56:38 | 旅行記

エア・キャッチボール

 グループ・ツアーだと日本人だけでの食事になったりして、なかなか異国情緒も味わえないことが多いのですが(笑)このフィレンツェの夜は違っていました。ダイニングルーム反対側の壁のグループは若者中心(ほとんどが腕白坊主)で、好奇心旺盛な少年達が時々日本人グループを気にしています。彼らが話しているのがイタリア語ではなくスペイン語だったので、スペインから来ているのかな?くらいに思っていましたが、彼らの中で一番やんちゃそうな少年がこちらを見ていたので、一計を案じて雪合戦の物まねをしてみることにしました。
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 雪をかき集めるジェスチャーの後、それを丸めて少年に遠投するジェスチャーをすると、その少年は小生の投げた仮想雪玉を見事にキャッチし、それを大きくするジェスチャーをしてこちらへ投げ返して来ます。小生も意地になってそれをさらに大きくし、全身をふりかぶるジェスチャーで思いっきり投げ返します。
 この時点でハプニングに気がついた他の少年2人も加勢して、3人で投げ返して来ます。こちらはひとりですからキャッチして投げ返すのも大変で、まるでサーカスのジャグリングの様に連続遠投となりました。ノリの良い少年達は、全員野球でひとりのおじさんめがけて投げつけてきますが、日本側は誰も加勢してくれません。ただ喜んで見てるだけです。
 多勢に無勢、さすがはスペイン無敵艦隊!と白旗をかかげて敵陣におもむくと、そこはスペインではなくオール・アルゼンチンでした。この悔しさを胸に秘め、次回こそはアルゼンチンにリベンジを!・・・でもまた誰も手伝ってくれないかしら?・・・
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バール その3 千月板 Feb.9th-16th,2010

2010-04-16 15:50:08 | 旅行記

グラッパ

 ヴェローナではバールへ寄る時間もなく後ろ髪を引かれる思いでヴェネチアへ向かいました。(後ろ髪は見栄です)ホテルはヴェネチア本島ではなくイタリア本土側だったため、朝のフェリーで本島を目指しますがフェリー乗り場の寒いことと言ったら・・・ダウンジャケット+フリース手袋+ニットキャップでプロテクトしていても身体の芯から冷えて来ます。何かないか?と親父さんひとりでやっているフェリー乗り場の外の小さな売店をのぞくといいものが有りました。グラッパのポケット瓶です。ダウンジャケットのポケットにうまく収まる様に、瓶の全体が人間の胴体の曲線にあわせてへこませ薄くしてありますので、ポケットもふくらみません。
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 みぞれが降りそうな厳寒の中、この体内ストーブが小生の体温をキープしてくれたので、ヴェネチアでは寒さに負けず快適に過ごすことが出来ました。一番寒かった往復のフェリー内と、ゴンドラの上でほとんど飲んでしまいましたので、イタリア本土に再上陸する頃にはこのグラッパも空っぽになっていましたが・・・
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