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石庫門ハウスの金華ハム
石庫門(しぃくぅめん)とは、上海のフランス租界で始まった住居の建築様式です。今は「新天地」として賑わっている上海の旧フランス租界も、ヴィンセント・ローらによる再開発の際、第一回共産党大会の開かれた住宅のある地区(ノース・ブロック)は、出来るだけ石庫門ハウスを残す形で街作りをしました。
石庫門ハウスのほとんどは、ブティック、レストラン、カフェなどの商業施設として利用されていますが、第一回共産党大会址(入場無料)と、「石庫門 屋里?(がんだれに相)」(有料)のふたつが見学施設となっています。「石庫門 屋里?(がんだれに相)」は当時の生活が再現された展示となっており、台所には金華ハム(レプリカ)もぶら下がっています。金華ハムの文字が読めますでしょうか?
また新天地の再開発の経過を展示した部屋もあり、その中の1枚にはヴィンセント・ローも写っていました。残念ながらベンジャミン・ウッドの写真は発見できませんでした。
第一回共産党大会址には、当然のことながら?中国共産党の経営するミュージアム・ショップもあり、あの有名な毛沢東腕時計をお土産に購入してきました。