田舎暮らし~南信州四季折々の記

南アルプスと中央アルプスをのぞむ田舎での四季折々のつれづれの記写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

チェコ旅日記 15

2021-10-02 19:19:00 | 旅行

 

            

 広場の中にあるこの像は ヤン‣フスの像

 この像はとても大きくて 仰ぎ見るほど高くて 存在感がある

 ヤン・フスは宗教改革の先駆者で カトリック教会の堕落を厳しく批判してその信念を貫き通す

 法皇や教会の権威を否定した異端者とみなされる

 廃位後の彼はゴットリーベン城に送られ 四六時中鎖につながれ知人との連絡も絶たれ

 わずかな食事を与えられるのみで73日間幽閉されたという 

 その後フランシスコ会の修道院に移送され 最後の数週間をここで過ごしたという

 1415年7月6日判決が下され 彼は火あぶりの刑に処せられる その灰は川に撒かれたという

 処刑の場で彼はひざまずき両手を広げて祈りをささげたという

 フスの死はチェコの民衆に衝撃を与え 信奉者はフス派を名乗って立ち上がり

 カトリック教会と対立して戦争に発展していく

 フスの像はフス没後500年の節目の1915年に造られたという 

 フスの像の周りにはフス派の戦士達などの像が彫られている 

 

            

 広場ではいろんなパフォーマンスを見ることが出来る

 写真の様に音楽を演奏する人たちや 大道芸をする人など・・・

   

                 

 このグループは変わった服装をしていて ボヘミアン音楽的なものを演奏していた

 右端の人はバグパイプの様な楽器を持っていた

 楽器の音色も曲想も独特のものがあって つい引き込まれて聞き入ってしまった

 通りすがりに立ち止まって見ていく人がいたり、素通りしていく人がいたり、オープンカフェから眺めている人がいたり・・・

 

 

                 

 9月の半ばで厚からず寒からず陽気が良いので オープンカフェが賑わっている

 観光客が昼からビールやワインを飲んで盛り上がっている

 

                

 ここはレストラン お店前のちょっとしたスペースで花を育てている