九電、値上げ方針を表明 火力燃料費急増で経営圧迫

　九州電力は３０日、管内の電気料金を値上げする方針を表明した。同日の２０１２年９月中間決算発表の記者会見で瓜生（うりう）道明社長が「値上げの時期や幅について具体的な検討を始めた」と述べた。具体的な時期などには言及していないが、来年４月からの値上げを軸に検討するもようだ。
　九電が値上げを検討するのは、１２年９月中間決算の純損失が過去最悪の１４９５億円となったためだ。九電は東日本大震災の前に、発電に占める原発の割合が４割近くあったが、原発の代わりに動かしている火力発電の燃料費が前年の同じ時期に比べて約１２００億円増え、経営を圧迫。毎日、１０億円近い営業損失を出しているという。
　九電は玄海（佐賀県）と川内（鹿児島県）に計６基の原発を持つが、東京電力福島第一原発の事故を受け、２０１１年１２月以来、すべてが止まったままだ。


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「さくら、乱れ咲き３位浮上／国内女子」：イザ！

樋口久子・森永製菓ウイダー・レディス第２日（２７日、千葉県森永高滝ＣＣ＝６６５２ヤード、パー７２）６位から出た横峯さくら（２６）＝エプソン＝は、８バーディー、４ボギー、１ダブルボギーの７０と出入りの激しいゴルフで、通算５アンダーの３位。
２週連続の最終日最終組に入り、今季初優勝を目指す。
通算８アンダーの全美貞（２９）＝韓国＝が首位をキープ。
２打差の２位には藤本麻子（２２）＝富士通＝がつけた。
リーダーズボードのさくらのスコアは目まぐるしく変動したが、３位に浮上した。
「忙しかったです。
珍しいですね。
私自身の調子を物語っている」
１８ホールでパーを記録したのは５ホール。
インは１ホールだけの“珍記録”に本人もビックリ。
まずは１番（パー４）だ。
ピン手前７メートルのロングパットをねじ込みバーディー発進。
さらに１３、１６番とグリーン奧のラフからウエッジでともにチップインバーディー。
だが、いいことばかりではない。
１７、１８番と１・５メートル前後のパーパットを決めきれず連続ボギー。
さらに、１２番（パー５）ではティーショットを右に曲げてのＯＢからダボ。
鍵を握るのは、生命線のドライバーショットだ。
１カ月前に父の良郎さん（５２）からアウトサイドインのスイング軌道を指摘された。
そこから練習器具を使って修正に取り組み、ようやく明るい兆しが見えだしてきた。


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