横綱の綱打ちの様子を見守る日馬富士（左奥）（２７日午前、東京都江東区の伊勢ヶ浜部屋で）＝上甲鉄撮影
大相撲の第７０代横綱に昇進した日馬富士が土俵入りで使う横綱を作る「綱打ち」が２７日、東京都江東区の伊勢ヶ浜部屋で行われた。
部屋の稽古土俵には、旭天鵬を始めとする春日山・伊勢ヶ浜連合の力士ら約４０人が集まり、午前９時前から作業を開始。日馬富士が見守る中、力士らは「ひい、ふう、みい」の掛け声に合わせ、さらしで麻と銅線を包んだもの３本をより合わせて、横綱を仕上げた。
純白の綱を締めた日馬富士は早速、師匠の伊勢ヶ浜親方（元横綱旭富士）の手ほどきを受けながら、不知火(しらぬい)型の土俵入りを何度も繰り返した。
土俵入りは２８日、明治神宮で初めてファンに披露される。
（2012年9月27日13時51分
読売新聞）
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