福島県、核燃料税課税とりやめへ 廃炉求める立場から

　【木村俊介】東京電力福島第一原発の事故を受け、福島県は、東電に課税していた核燃料税を今年限りで取りやめる方針を固めた。県や県議会は、福島第二原発を含む県内１０基すべての廃炉を求めており、原発の再稼働を前提にした税制の継続は適当でないと判断した。福島県は電源立地交付金も今年度から辞退している。
　核燃料税は、原子炉に入れた新燃料の価格と重量に応じて課税する。福井県や新潟県など原発がある１３道県が導入しているが、総務省によると、取りやめは初めてという。
　福島県は１９７７年に導入し、５年ごとに課税期間を更新してきた。現在の課税期間は今年１２月３０日まで。更新するには、１２月議会で関連条例案を可決する必要があるが、県は条例案を提案しない方針で、その場合、税制が失効する。


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「最終日、共に１４番で散った“ダブル宮里” 米女子ゴルフツアー」：イザ！

【スポーツ・ウオッチ】
米女子ゴルフツアーのアジア４連戦の初戦となったサイム・ダービーＬＰＧＡマレーシア。
１０月１１日からクアラルンプールＧ＆ＣＣ（６２４６ヤード、パー７１）で４日間開催され、賞金ランキング首位に立つ朴仁妃（韓国）が通算１５アンダーで逆転優勝し今季２勝目を挙げた。
首位に５打差の４位で出た宮里藍、同６打差の６位で出た宮里美香はともに最終日にスコアを伸ばしきれずに、ともに９位で終えた。
奇しくも２人とも１４番でスコアを落とし、万事休すという偶然。
「調子は良い」と前向きな宮里藍に対し、宮里美香はアプローチのバリエーションを増やすことに改めて課題を見据えていた。
■ともに鬼門とした１４番
悪天候に見舞われた３日目。
雷雲も出て、中断時間は４時間１４分に及んだが、１０位以内に踏みとどまった“ダブル宮里”。
優勝争いからは遠かったとはいえ、「これまでの３日間は充実した内容なので、優勝は厳しいかもしれませんが、最終日を楽しんで回りたいと思います」と宮里藍は自然体を強調すれば、宮里美香は「自分のゴルフができれば、昨日（６９）、一昨日（６６）のようなスコアを出せると思います」と巻き返しを期していた。


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