兵庫県尼崎市の民家の床下から３人の遺体が見つかった事件で、別のコンクリート詰め死体遺棄事件で起訴された角田（すみだ）美代子被告（６４）の関係者が「ほかに殺害された３人が香川県内や岡山県内などに遺棄されている」と証言していることが捜査関係者への取材でわかった。県警は裏付け捜査を進めている。
捜査関係者によると、１４、１５両日に民家の床下から見つかった３人の遺体は、美代子被告の関係者の証言や検視結果から、住人女性の孫（２９）、美代子被告の兄の交際女性（７１）、住人女性の長女の元夫の兄（６８）の可能性がある。女性２人は尼崎市で２００８年、男性は高松市で０３年に確認されて以降、行方不明になっている。
ほかの不明者は３６～８７歳の男女４人。民家の住人女性（８７）のほか、住人女性の次女（６０）＝神戸市＝、美代子被告の義妹の夫の弟（５４）＝東京都＝、美代子被告の養子の兄（３６）＝高知県。
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