9日の東京株式市場で、経営再建中のシャープの株価が急落した。一時、前週末終値より27円、15%超安い150円まで売られ、年初来最安値を更新した。終値は同26円、14.68%安い151円。シャープの株価は3月末と比べて4分の1の水準まで下落している。
台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業との出資交渉が難航していることに加えて、ゴールドマン・サックス証券が6日付のリポートで「資本毀損(きそん)に伴う増資リスクが高まった」として投資判断を引き下げたことも一段の売りにつながったようだ。
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