米コロラド州で大規模な山火事が相次いで発生し、燃え広がっている。26日時点では、大阪市の2倍強に当たる計約4万8700ヘクタールという。州第2の都市コロラドスプリングス近郊では約5%しか鎮火できておらず、火の手が住宅地や米空軍士官学校にも迫って3万2千人以上が避難している。
山火事は6月に入って次第に広がった。ホワイトハウスは、オバマ米大統領が29日に現地入りすると発表した。被害を把握し、現地の鎮火活動を支援する。
米省庁合同火災対策センター(NIFC)によると、26日時点でユタ州など全米15カ所で大規模火災が発生し、コロラド州では7カ所で続いている。州北部フォートコリンズ近郊では住民の女性(62)が死亡した。(ロサンゼルス=藤えりか)
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